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公開番号2024114860
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-23
出願番号2024103449,2020063038
出願日2024-06-27,2020-03-31
発明の名称防災システム
出願人能美防災株式会社
代理人弁理士法人朝日特許事務所
主分類G08B 29/14 20060101AFI20240816BHJP(信号)
要約【課題】火災検知器に記憶されている情報の収集を容易にする。
【解決手段】防災システムは、火災検知器1と、防災受信盤2と、専用試験装置3を備える。このうち、防災受信盤2は、着脱可能な通信線Lで火災検知器1と接続され、通信線Lを介して火災検知器1から火災検出信号を受信して警報を出力する。専用試験装置3は、防災受信盤2から取り外された通信線Lが着脱可能に接続され、通信線Lを介して火災検知器1から、火災検知器1において検出された情報を受信して出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
火災検知器と、
着脱可能な通信線で前記火災検知器と接続され、当該通信線を介して前記火災検知器から火災検出信号を受信して警報を出力する防災受信盤と、
前記防災受信盤から取り外された前記通信線が着脱可能に接続される試験装置と
を備え、
前記火災検知器は、
火災を検出するためのセンサと、
前記センサにより出力された値が、故障を判定するための第1条件を満たさない範囲内の閾値を含む第2条件を満たすか否かを判定する故障予兆判定部と、
を備え、
前記試験装置は、前記通信線を介して前記火災検知器から、前記故障予兆判定部により前記第2条件を満たすと判定された回数を示す情報を受信して出力することを特徴とする防災システム。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記故障予兆判定部は、前記第2条件を満たすか否かの判定結果と判定日時とを含むログ情報を判定ログ記憶部に格納し、
前記試験装置は、前記通信線を介して前記火災検知器から、前記判定ログ記憶部に記憶された前記ログ情報を取得してディスプレイに表示させるログ情報表示部を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の防災システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、防災システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、火災検知器と検知器テスタからなる火災検知システムが記載されている。この火災検知システムでは、火災検知器は、故障に至るよりも前の状態(プレ故障状態)の指標となる故障予兆カウント値を蓄積しておき、検知器テスタからの要求に応じて故障予兆カウント値を表示することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-128720号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の火災検知システムでは、故障予兆カウント値を確認するために、保守員が検知器テスタを持参して各火災検知器のもとに赴く必要がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、火災検知器に記憶されている情報の収集を容易にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明に係る防災システムは、火災検知器と、着脱可能な通信線で前記火災検知器と接続され、当該通信線を介して前記火災検知器から火災検出信号を受信して警報を出力する防災受信盤と、前記防災受信盤から取り外された前記通信線が着脱可能に接続され、前記通信線を介して前記火災検知器から、前記火災検知器において検出された情報を受信して出力する試験装置とを備える。
【0007】
好ましい態様において、前記火災検知器は、光センサと、前記光センサにより出力された値が第1条件を満たすか否かを判定し、当該第1条件を満たすことを検出した場合に、前記通信線を介して故障検出信号を出力する故障判定部と、前記光センサにより出力された値が、前記第1条件よりも厳格な第2条件を満たすか否かを判定し、当該第2条件を満たすことを検出した場合に、第1カウンタに記憶されているカウント値を増加させる故障予兆判定部とを備え、前記試験装置は、前記通信線を介して前記火災検知器から、前記第1カウンタに記憶されているカウント値を示す情報を受信する。
【0008】
さらに好ましい態様において、前記試験装置は、前記通信線を介して前記火災検知器から火災検出信号を受信して警報を出力する。
【0009】
別の好ましい態様において、前記故障予兆判定部は、前記光センサにより出力された値が前記第2条件を満たすことを検出した場合に、前記第1カウンタに記憶されているカウント値に加えて、前記第1カウンタとは異なる第2カウンタに記憶されているカウント値を増加させ、前記試験装置は、前記通信線を介して前記火災検知器から、前記第1カウンタに記憶されているカウント値を示す情報に加えて、前記第2カウンタに記憶されているカウント値を示す情報を受信して出力し、前記火災検知器は、前記第1カウンタに記憶されているカウント値を周期的にリセットし、前記第2カウンタに記憶されているカウント値を、前記試験装置に対する、前記第2カウンタに記憶されているカウント値を示す情報の送信を契機としてリセットするカウンタリセット部をさらに備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、火災検知器に記憶されている情報の収集が容易になる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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