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公開番号2024121917
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023029152
出願日2023-02-28
発明の名称避難用リュックおよび状態確認システム
出願人能美防災株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G08B 5/00 20060101AFI20240902BHJP(信号)
要約【課題】所有者ごとに避難用リュックの所在を容易に確認できる機能を備えた避難用リュックおよび状態確認システムを得る。
【解決手段】本開示に係る避難用リュックは、災害対策用の備蓄品が収納される避難用リュックであって、発報出力を行う発報部と、外部からの無線信号として自身に固有に割り付けられたID情報を含む確認信号を受信した場合には、発報部から発報出力を行うように制御する発報制御部とを備えるものであり、本開示に係る状態確認システムは、複数の避難用リュックと、複数の避難用リュックのそれぞれに確認信号を送信する無線通信機能を有する携帯端末とを備えるものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
災害対策用の備蓄品が収納される避難用リュックであって、
発報出力を行う発報部と、
外部からの無線信号として自身に固有に割り付けられたID情報を含む確認信号を受信した場合には、前記発報部から前記発報出力を行うように制御する発報制御部と
を備える避難用リュック。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
請求項1に記載の避難用リュックであって、複数の避難用リュックと、
前記複数の避難用リュックのそれぞれと無線通信を行う携帯端末と
を備えた状態確認システムであって、
前記携帯端末は、
前記複数の避難用リュックのそれぞれに対応する選択ボタンを有し、選択ボタンが押されることで所望の避難用リュックを選択可能とし、選択された前記所望の避難用リュックに対して前記固有に割り付けられたID情報を含む前記確認信号を送信する選択機能を有する入出力制御部
を備え、
前記発報制御部は、前記携帯端末から前記固有に割り付けられたID情報を含む前記確認信号を受信した場合には、前記発報部から前記発報出力を行うように制御するとともに、前記確認信号を受信できたことを示す返答信号を前記ID情報を含む無線信号として前記携帯端末に返送し、
前記入出力制御部は、前記確認信号の送信先である前記所望の避難用リュックから前記返答信号が返送された場合には、選択された前記所望の避難用リュックに対応する選択ボタンを点灯させる確認機能をさらに有する
状態確認システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、災害対策用の備蓄品が収納される避難用リュック、および複数の避難用リュックの状態を確認できる状態確認システムに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
災害対策用の備蓄品が収納され、災害発生時に持ち出しができる非常持出袋がある(例えば、非特許文献1参照)。なお、以下では、「非常持出袋」のことを「避難用リュック」と称して説明する。
【0003】
一般的に、職場では、保存用飲料水、非常食、軍手、懐中電灯などの備蓄品が収納された避難用リュックが、社員それぞれに支給されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
能美防災株式会社 ホームページ、災害対策備蓄品カタログ、27ページ(URL:https://www.nohmi.co.jp/webcatalog_007/g_bo_3705/html5.html#page=27)
能美防災株式会社 ホームページ、住宅用火災警報器(URL:https://www.nohmi.co.jp/jukeiki01/products/radio_index.html
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
避難用リュックは、手元に保管するにはサイズが大きいため、社員各自で保管場所を決めていることが多い。このため、実際の災害発生時に各自が、自身に支給された避難用リュックを手元に持ってこられるかが不確実である。
【0006】
また、同一の場所に複数個の避難用リュックが保管されている場合には、自身に支給された避難用リュックを探す手間がかかる。また、災害発生時には、停電が発生することも考えられ、照明が切れた状態で自身に支給された避難用リュックを探す状況も起こり得る。
【0007】
また、災害発生に伴って避難場所に移動した場合にも、その避難場所において避難用リュックの所在を確認できれば、避難用リュックの所有者が避難できていることを容易に推測できる。従って、所有者ごとに避難用リュックの所在を容易に確認できる手法が望まれる。
【0008】
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであり、所有者ごとに避難用リュックの所在を容易に確認できる機能を備えた避難用リュックおよび状態確認システムを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示に係る避難用リュックは、災害対策用の備蓄品が収納される避難用リュックであって、発報出力を行う発報部と、外部からの無線信号として自身に固有に割り付けられたID情報を含む確認信号を受信した場合には、発報部から発報出力を行うように制御する発報制御部とを備えるものである。
【0010】
本開示に係る状態確認システムは、本開示の複数の避難用リュックと、複数の避難用リュックのそれぞれと無線通信を行う携帯端末とを備えた状態確認システムであって、携帯端末は、複数の避難用リュックのそれぞれに対応する選択ボタンを有し、選択ボタンが押されることで所望の避難用リュックを選択可能とし、選択された所望の避難用リュックに対して固有に割り付けられたID情報を含む確認信号を送信する選択機能を有する入出力制御部を備え、発報制御部は、携帯端末から固有に割り付けられたID情報を含む確認信号を受信した場合には、発報部から発報出力を行うように制御するとともに、確認信号を受信できたことを示す返答信号をID情報を含む無線信号として携帯端末に返送し、入出力制御部は、確認信号の送信先である所望の避難用リュックから返答信号が返送された場合には、選択された所望の避難用リュックに対応する選択ボタンを点灯させる確認機能をさらに有するものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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