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公開番号2024104925
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-06
出願番号2023009369
出願日2023-01-25
発明の名称通行止め管理システム
出願人中国電力株式会社
代理人個人
主分類G08G 5/00 20060101AFI20240730BHJP(信号)
要約【課題】通行止めを円滑に行えるようにする。
【解決手段】 通行止め箇所PSの周辺を飛行するドローン2と、ドローン2に搭載され、通行止め箇所PSの周辺を撮影するカメラ21と、カメラ21で撮影された画像に基づいて、通行止め箇所PSの通行止めに障害となる障害物があるか否かを判定する管理コンピュータ3と、を備え、管理コンピュータ3は、障害物があると判定した場合に、障害物に対する措置を施す。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
通行止め箇所の周辺を飛行する無人飛行体と、
前記無人飛行体に搭載され、前記通行止め箇所の周辺を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段で撮影された画像に基づいて、前記通行止め箇所の通行止めに障害となる障害物があるか否かを判定する判定手段と、
を備えることを特徴とする通行止め管理システム。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記判定手段で前記障害物があると判定された場合に、前記障害物に対する措置を施す措置手段を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の通行止め管理システム。
【請求項3】
前記措置手段は、前記措置を施した後に前記判定手段で前記障害物がないと判定された場合に、前記措置を解除する、
ことを特徴とする請求項2に記載の通行止め管理システム。
【請求項4】
前記措置手段は、前記判定手段で前記障害物があると判定された場合に、前記障害物の位置を含む障害物情報を所定の連絡先に連絡する、
ことを特徴とする請求項2に記載の通行止め管理システム。
【請求項5】
前記無人飛行体に搭載され、音声を発生する音声発生手段を備え、
前記措置手段は、前記判定手段で前記障害物があると判定された場合に、前記音声発生手段から注意を喚起する音声を発生させる、
ことを特徴とする請求項2に記載の通行止め管理システム。
【請求項6】
地図上に前記通行止め箇所が印されたマップディスプレイを備え、
前記措置手段は、前記判定手段で前記障害物があると判定された場合に、前記障害物の位置を含む障害物情報を前記マップディスプレイに表示させる、
ことを特徴とする請求項2に記載の通行止め管理システム。
【請求項7】
前記判定手段は、前記撮影手段で撮影された画像が入力されると、前記障害物があるか否かが出力されるように、過去の実績データに基づいて機械学習された障害物判定用学習モデルを用いる、
ことを特徴とする請求項1項に記載の通行止め管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通行止め箇所を管理する通行止め管理システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、発電所において工事や見学のために通行止めを要する場合、工事箇所や見学ルートなどの通行止め箇所に車や資材などの障害物が置かれないように、事前の対応を行っている。すなわち、事前に連絡用紙やメールを配布・配信して周知したり、掲示板や構内配置図に通行止め箇所を明記したりしている。しかしながら、当日に障害物が残っている場合があるため、パトロールを実施して障害物の有無を確認し、障害物がある場合には、除いてもらうように連絡、依頼しなければならない。
【0003】
一方、道路における通行止めなどの突発事象の発生を迅速に検知できる、という交通管制装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この装置は、過去に突発事象が発生したときの映像データを入力データとし、突発事象が発生したことなどを出力データとする教師データに基づいて機械学習を行い、道路の映像データが入力されると突発事象が発生した旨の情報などを出力するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-80556号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、従来、通行止めの当日に人がパトロールを実施して障害物の有無を確認しなければならないため、多大な労力と時間を要していた。しかも、障害物がある場合には、除いてもらうように連絡、依頼しなければならないため、工事の開始時間が遅れたり、見学者に待ってもらったりしなければならず、スムーズな工事や見学の障害となっていた。また、特許文献1の装置では、通行止めなどの突発事象の発生を検知することはできるが、通行止め箇所に障害物があるか否かを検知したり、障害物を除いてもらったりすることはできない。
【0006】
そこで本発明は、通行止めを円滑に行えるように通行止め箇所を管理する通行止め管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、通行止め箇所の周辺を飛行する無人飛行体と、前記無人飛行体に搭載され、前記通行止め箇所の周辺を撮影する撮影手段と、前記撮影手段で撮影された画像に基づいて、前記通行止め箇所の通行止めに障害となる障害物があるか否かを判定する判定手段と、を備えることを特徴とする通行止め管理システムである。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1に記載の通行止め管理システムにおいて、前記判定手段で前記障害物があると判定された場合に、前記障害物に対する措置を施す措置手段を備える、ことを特徴とする。
【0009】
請求項3の発明は、請求項2に記載の通行止め管理システムにおいて、前記措置手段は、前記措置を施した後に前記判定手段で前記障害物がないと判定された場合に、前記措置
を解除する、ことを特徴とする。
【0010】
請求項4の発明は、請求項2に記載の通行止め管理システムにおいて、前記措置手段は、前記判定手段で前記障害物があると判定された場合に、前記障害物の位置を含む障害物情報を所定の連絡先に連絡する、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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