TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024133753
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-03
出願番号2023043704
出願日2023-03-20
発明の名称センシング装置
出願人株式会社日本製鋼所
代理人個人
主分類G08C 15/00 20060101AFI20240926BHJP(信号)
要約【課題】センサで測定された測定データを適切に取得できるようにすること。
【解決手段】第1の複数のセンサからの信号を入力する第1入力部、前記第1入力部からの信号のノイズを除去するローパスフィルタ、及び当該ローパスフィルタからのアナログ信号をデジタル信号へ変換する変換回路を有する第1サブ基板と、第2の複数のセンサからの信号を入力する第2入力部、前記第2入力部からの信号のノイズを除去するローパスフィルタ、及び当該ローパスフィルタからのアナログ信号をデジタル信号へ変換する変換回路を有する第2サブ基板と、前記第1サブ基板と前記第2サブ基板とに電力を供給するメイン基板と、前記デジタル信号に基づくデータを出力する制御部と、を有する、センシング装置が提供される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1の複数のセンサからの信号を入力する第1入力部、前記第1入力部からの信号のノイズを除去するローパスフィルタ、及び当該ローパスフィルタからのアナログ信号をデジタル信号へ変換する変換回路を有する第1サブ基板と、
第2の複数のセンサからの信号を入力する第2入力部、前記第2入力部からの信号のノイズを除去するローパスフィルタ、及び当該ローパスフィルタからのアナログ信号をデジタル信号へ変換する変換回路を有する第2サブ基板と、
前記第1サブ基板と前記第2サブ基板とに電力を供給するメイン基板と、
前記デジタル信号に基づくデータを出力する制御部と、
を有する、センシング装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御部は、
特定のセンサに基づいて監視対象装置の異常の有無を判定し、
前記特定のセンサの異常を検知した場合は、他のセンサに基づいて前記監視対象装置の異常の有無を判定する、
請求項1に記載のセンシング装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記特定のセンサの異常を検知した場合、複数のセンサのそれぞれで測定されるデータの推移、及び値の範囲の少なくとも一方についての前記特定のセンサとの類似度に基づいて、前記他のセンサを決定する、
請求項2に記載のセンシング装置。
【請求項4】
前記制御部は、
各時点における前記特定のセンサによる測定データを一時的に記録し、
前記特定のセンサに基づいて前記監視対象装置の異常を検知した場合、一時的に記録している測定データのうち、異常が発生した際の前後を含む特定期間に測定された測定データを特定の記憶部へ記録する、
請求項2または3に記載のセンシング装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記特定のセンサに基づいて前記監視対象装置の異常を検知した際、異常が発生した際に測定された他のセンサによる測定データを前記特定の記憶部へ記録する、
請求項4に記載のセンシング装置。
【請求項6】
前記第1サブ基板のローパスフィルタは、
前記第1入力部からの信号の第1周波数以上を減衰させる第1ローパスフィルタと、
前記第1ローパスフィルタからの信号の前記第1周波数よりも低い第2周波数以上を減衰させる第2ローパスフィルタと、を有する、
請求項1に記載のセンシング装置。
【請求項7】
前記第1サブ基板は、
前記第1ローパスフィルタの前記第1周波数の値を設定するディップスイッチを有する、
請求項6に記載のセンシング装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記第1入力部から入力された特定の信号に基づいて、前記第1ローパスフィルタの前記第1周波数の値を設定する、
請求項6または7に記載のセンシング装置。
【請求項9】
前記メイン基板は、
前記制御部が前記デジタル信号に基づくデータを出力していない際は商用電源からバッテリに充電させ、
前記制御部が前記デジタル信号に基づくデータを出力している場合は前記バッテリから前記第1サブ基板と前記第2サブ基板とに電力を供給する、
請求項1に記載のセンシング装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、センシング装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、センサで測定された測定データに基づいて、産業機械等の異常を検知する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/170409号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、例えば、センサで測定された測定データを適切に取得できないことが考えられる。
【0005】
本開示の目的は、センサで測定された測定データを適切に取得できる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る一の態様では、第1の複数のセンサからの信号を入力する第1入力部、前記第1入力部からの信号のノイズを除去するローパスフィルタ、及び当該ローパスフィルタからのアナログ信号をデジタル信号へ変換する変換回路を有する第1サブ基板と、第2の複数のセンサからの信号を入力する第2入力部、前記第2入力部からの信号のノイズを除去するローパスフィルタ、及び当該ローパスフィルタからのアナログ信号をデジタル信号へ変換する変換回路を有する第2サブ基板と、前記第1サブ基板と前記第2サブ基板とに電力を供給するメイン基板と、前記デジタル信号に基づくデータを出力する制御部と、を有する、センシング装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、センサで測定された測定データを適切に取得できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係るセンシングシステムの構成の一例を示す図である。
実施形態に係るセンシング装置の一例を示す図である。
実施形態に係るセンシング装置の制御部のハードウェア構成の一例を示す図である。
実施形態に係るセンシング装置10が、特定のセンサ50の異常を検知した際の処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の原理は、いくつかの例示的な実施形態を参照して説明される。これらの実施形態は、例示のみを目的として記載されており、本開示の範囲に関する制限を示唆することなく、当業者が本開示を理解および実施するのを助けることを理解されたい。本明細書で説明される開示は、以下で説明されるもの以外の様々な方法で実装される。
以下の説明および特許請求の範囲において、他に定義されない限り、本明細書で使用されるすべての技術用語および科学用語は、本開示が属する技術分野の当業者によって一般に理解されるのと同じ意味を有する。
以下、図面を参照して、本開示の一実施形態を説明する。
【0010】
<システム構成>
図1を参照し、実施形態に係るセンシングシステム1の構成について説明する。図1は、実施形態に係るセンシングシステム1の構成の一例を示す図である。図1の例では、センシングシステム1は、センシング装置10、エッジ装置20、クラウドサーバ30、及び監視対象装置40を有する。また、センシングシステム1は、センサ50A~F(以下で、区別する必要が無い場合は、単に「センサ50」とも称する。)を有する。なお、センシング装置10、エッジ装置20、クラウドサーバ30、監視対象装置40、及びセンサ50の数は図1の例に限定されない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
防犯砂利システム
1か月前
日本精機株式会社
表示システム
29日前
個人
警報装置付きフェイスガード
1か月前
個人
音による速度計及びプログラム
1か月前
ニッタン株式会社
発信機
28日前
ニッタン株式会社
発信機
28日前
加藤電機株式会社
車両用警報装置
22日前
能美防災株式会社
発信機
22日前
株式会社日本製鋼所
センシング装置
1日前
株式会社JVCケンウッド
警告装置
29日前
株式会社大林組
監視システム
14日前
トヨタ自動車株式会社
警告装置
1か月前
ニッタン株式会社
感知器ベース
25日前
能美防災株式会社
火災感知器
14日前
常盤電業株式会社
表示機、信号機
1か月前
能美防災株式会社
防災表示盤
4日前
常盤電業株式会社
表示機、信号機
1か月前
株式会社日立国際電気
防災無線システム
4日前
東京瓦斯株式会社
自動運転支援装置
1か月前
本田技研工業株式会社
車両制御装置
4日前
ジェネクスト株式会社
駐停車違反判定装置
1か月前
本田技研工業株式会社
運転支援装置
1か月前
セルスター工業株式会社
複合機能車載装置
25日前
個人
車両制御システム
4日前
ニッタン株式会社
火災報知システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
25日前
株式会社豊田中央研究所
注意喚起装置
22日前
株式会社IHI
予測装置
4日前
豊田合成株式会社
乗員見守りシステム
21日前
パイオニア株式会社
運転評価装置
14日前
パイオニア株式会社
情報処理装置
14日前
ホーチキ株式会社
通報システム、及び通報設備
1か月前
トヨタ自動車株式会社
サーバ装置
1か月前
豊田合成株式会社
車両用運転支援システム
29日前
株式会社日立製作所
運航管理システム
22日前
豊田合成株式会社
車両用運転支援システム
7日前
続きを見る