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公開番号2024138261
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-08
出願番号2024094968,2021142061
出願日2024-06-12,2014-03-14
発明の名称in vitroでの内側神経節隆起前駆細胞の作製
出願人ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア,The Regents of the University of California
代理人個人,個人,個人
主分類C12N 5/079 20100101AFI20241001BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】in vitroでMGE前駆細胞を生成する方法を提供する。
【解決手段】a)MGE前駆細胞が富化された細胞培養物であって、前記MGE前駆細胞は霊長類多能性幹(pPS)細胞から生成されたものである、細胞培養物を提供すること;b)前記MGE前駆細胞が富化された細胞培養物にNotch経路阻害剤を導入し前記MGE前駆細胞を培養して、GABA作動性ニューロン前駆体が富化された細胞培養物を生成することを含む、方法とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
霊長類多能性幹(pPS)細胞からの内側神経節隆起(MGE)前駆細胞の作製方法で
あって、
ソニックヘッジホッグ経路活性化因子と神経誘導サプリメントとを含む無血清培地で前
記pPS細胞を培養して前記MGE前駆細胞を生成すること
を含む、方法。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記ソニックヘッジホッグ経路活性化因子と前記神経誘導サプリメントとを含む前記無
血清培地で前記pPS細胞を培養して胚様体(EB)を生成することを含み、前記EBが
前記MGE前駆細胞を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記神経誘導サプリメントがB27を含む、請求項1~2のいずれかに記載の方法。
【請求項4】
前記神経誘導サプリメントがNS21を含む、請求項1~2のいずれかに記載の方法。
【請求項5】
前記pPS細胞がヒト多能性幹(hPS)細胞である、請求項1~4のいずれかに記載
の方法。
【請求項6】
前記hPS細胞がヒト胚性幹(hES)細胞である、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記hPS細胞が人工多能性幹(iPS)細胞である、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記pPS細胞を接着培養で培養する、請求項1~7のいずれかに記載の方法。
【請求項9】
前記pPS細胞を浮遊培養で培養する、請求項1~7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
前記ソニックヘッジホッグ経路活性化因子と前記神経誘導サプリメントとを含む前記無
血清培地で前記pPS細胞を培養する前に、前記pPS細胞の分化を誘導する、請求項1
~9のいずれか1項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
相互参照
本願は2013年3月14日に出願された米国仮特許出願第61/783,594号の
利益を主張するものであり、前述出願はその全体が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 1,000 文字)【0002】
連邦支援による研究に関する記述
本発明は、米国国立衛生研究所により授与された助成金番号MH081880号の下、
政府の支援を受けてなされた。政府は本発明に一定の権利を有する。本発明は、助成金番
号RC1-00346号及び同RB2-01602号の下、カリフォルニア再生医療研究
所の支援を受けてなされた。
【背景技術】
【0003】
緒言
大脳皮質のニューロンの約20%は抑制性介在ニューロンが占めている。介在ニューロ
ンの欠損がいくつかの神経障害に関与している。皮質介在ニューロンのほとんどが、発生
中の腹側終脳領域の内側神経節隆起(MGE)で生じる。
【0004】
マウスMGE移植片が多数のげっ歯類神経障害モデルを改善することが示されており、
ヒトMGE細胞が独特の治療候補となり得ることが示唆される。
【0005】
しかし、MGEの細胞の特徴を有する細胞を効率的に生成するin vitroの方法
はない。
【0006】
したがって、in vitroでMGE前駆細胞を効率的に生成する方法及びMGE前
駆細胞が富化された細胞集団が必要とされている。
【発明の概要】
【0007】
in vitroでMGE前駆細胞を生成する方法及びシステムならびに富化されたM
GE前駆細胞の組成物が提供される。この方法及びシステムにより、機能的なGABA作
動性介在ニューロンに分化する機能的なMGE前駆体が効率的に作製される。
【0008】
霊長類多能性幹(pPS)細胞から内側神経節隆起(MGE)前駆細胞を作製する方法
が提供される。
【0009】
ある特定の実施形態では、この方法は、ソニックヘッジホッグ経路活性化因子と神経誘
導サプリメントとを含有する無血清培地でpPS細胞を培養してMGE前駆細胞を生成す
ることを含む。pPS細胞は接着培養または浮遊培養で培養し得る。
【0010】
ある特定の実施形態では、この方法は、ソニックヘッジホッグ経路活性化因子と神経誘
導サプリメントをと含有する無血清培地でpPS細胞を培養して胚様体(EB)を生成す
ることを含み、ここでは、EBはMGE前駆細胞を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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