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公開番号2024137988
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-07
出願番号2024113795,2019031277
出願日2024-07-17,2019-02-25
発明の名称防災設備
出願人ホーチキ株式会社
代理人個人,個人
主分類G08B 17/00 20060101AFI20240927BHJP(信号)
要約【課題】防災設備の受信機に放送設備の機能を組み込むことにより、設定スペースの低減、火災発生時の重複表示の回避及び火災対処と放送の操作性を向上する。
【解決手段】防災設備において、受信機10から施設内に引き出された信号回線12-1、12-2に接続されたアナログ火災感知器14により火災を監視する。受信機の受信制御部62は、アナログ火災感知器からの火災発報信号を受信した火災発生時に火災警報処理を行う。受信機には非常放送制御部64が設けられ、火災発生時に、施設内に引き出された放送回線26-1~26-nに接続されたスピーカ28から、火災警報と避難誘導のための放送を行う。受信機は、タッチパネル付きのディスプレイ42を備え、火災発生時にディスプレイの一部に火災発生と火災発生場所を示す火災警報画面を表示し、火災警報画面の空き部分に、放送画面を表示し、放送に必要な画面操作を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
受信機と、前記受信機に信号回線を介して接続され、所定の火災情報信号を前記受信機に送信する火災感知器と、前記受信機に前記信号回線とは異なる放送信号線を介して接続され、前記受信機から入力された音声信号に基づいて音声を出力する報知装置と、を備えた防災設備であって、
前記受信機は、受信した前記火災情報信号に基づき火災の発生に係る所定の判定をしたときに所定の火災警報処理を行い、
前記報知装置は、前記受信機が前記火災の発生に係る所定の判定をしたときに出力した音声信号に基づいて、火災報知及び避難誘導のための補助放送を含む火災放送を行い、
前記受信機は、
前記火災の発生に係る所定の判定をしたときに、前記火災の発生に係る所定の判定に関連する火災感知器に対応した地区情報を含む火災発生場所を示す火災警報画面をディスプレイに表示し、
前記火災放送を復旧させる復旧スイッチを含む操作表示及び前記火災放送を行っている地区を含む情報表示の何れか一方を示す非常放送画面を前記ディスプレイに表示可能であり、
前記火災警報画面と前記非常放送画面とを前記ディスプレイに同時に表示可能であり、
火災状況の変化に応じて前記火災警報画面の表示を変化させ、
前記火災警報画面と同時に表示された前記非常放送画面の前記操作表示の操作により当該非常放送画面の表示を前記情報表示に変化させることを特徴とする防災設備。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、受信機から引き出された信号回線に火災感知器を接続して火災を監視する防災設備に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、受信機から引き出された信号回線に火災感知器を接続して火災を監視する火災報知設備等の防災設備が知られている。また、従来の非常放送設備は、防災設備と連動し、火災が発生した場合に、火災の発生を知らせ、避難誘導放送を行う。
【0003】
防災設備に設けた火災受信機は、警戒区域の火災を検知して発報した火災感知器からの発報信号を受信した場合に火災警報を出力すると共に、発報区域を示す発報区域識別信号としての階別信号を非常放送装置に送信し、これを受信した非常放送装置は火災発生階及び直上階に設置しているスピーカから感知器発報放送として「ただいま○○階の火災報知器が作動しました。確認しておりますので、次の放送にご注意ください。」を出力する。
【0004】
この感知器発報に対し所定の時間が経過した場合、または防災センターの係員等が現場に出向いて火災を確認した場合には、例えば発信機の押しスイッチ操作等の火災確認操作に基づき火災受信機から火災確認信号を非常放送装置へ送信し、それまでの感知器発報放送から火災放送に切替え、「火事です。火事です。○○階の火災が発生しました。落ち着いて避難してください。」を出力する。また火災放送から所定の設定時間が経過すると、非常放送装置は全館一斉放送に切替える。
【0005】
一方、現場に出向いて非火災を確認した場合には、非常放送装置に設けた非火災放送スイッチの操作により、それまでの発報放送から非火災放送に切替え、「さきほどの火災感知器の作動は、確認の結果、異常がありませんでした。ご安心下さい。」を出力する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平5-233984号公報
特開平6-314385号公報
特開2007-219870号公報
特開2017-191418号公報
特開平07-014080号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、このような従来の防災設備と非常放送設備にあっては、受信機と非常放送盤を別々に設置していることから設置スペースが増加し、火災表示や出火階表示等の表示内容が重複するが、設備毎に表示するために設備構成が複雑となり、また、防災担当者等は受信機と非常放送盤をそれぞれ操作しなければならず、火災発生という緊急時の操作や対処に手間と時間がかる場合がある。
【0008】
本発明は、防災設備の受信機に非常放送設備の機能を組み込むことにより、設定スペースの低減、火災発生時の重複表示の回避、及び火災対処と非常放送の操作性を向上する防災設備を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(防災設備)
本発明は、火災感知器と受信機を備える防災設備であって、
受信機は、
火災感知器から受信した所定の火災情報信号に基づき火災の発生に係る所定の判定をしたときに所定の火災警報処理を行う受信制御部と、
火災の発生に係る所定の判定をしたときに、放送用の報知装置から少なくとも音による火災報知及び所定の補助放送の少なくともいずれか一方を行う放送制御部と、
を備え、
放送制御部は、所定の補助放送として、記憶している放送メッセージ及びアナウンスマイクを用いたアナウンスのいずれかを選択して放送することを特徴とする。
【0010】
(火災警報画面と放送画面)
前記受信機は、ディスプレイを備え、前記受信制御部は、前記火災の発生に係る所定の判定をしたときに、前記ディスプレイの一部に火災発生と火災発生場所を示す火災警報画面を表示し、前記放送制御部は、前記火災の発生に係る所定の判定をしたときに、前記ディスプレイに表示された前記火災警報画面と共に、前記放送に必要な操作を行う放送画面を表示する。
(【0011】以降は省略されています)

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