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公開番号
2024177579
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2024178589,2022207793
出願日
2024-10-11,2015-09-30
発明の名称
防災監視システム
出願人
ホーチキ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G08B
17/00 20060101AFI20241212BHJP(信号)
要約
【課題】故障を検出した場合に、システムにどの程度影響するかの重み付けをもったシステム状態の表示により、発生した故障に対しユーザ側で適切に対処可能とする。
【解決手段】R型受信機10の受信機パネル12に、防災警報を表示する表示部14と故障度合を表示するシステム状態表示器20を別々に備える。システム状態表示器20は、システムに防災監視が不可能な障害が生じている場合は、防災監視が不可能な障害が生じている状態に対応する表示を行い、経年劣化によりシステム内の機器に交換の必要が生じている場合は、経年劣化によりシステム内の機器に交換の必要が生じた状態に対応する表示を行い、防災監視が不可能な障害が生じている状態に対応する表示と、経年劣化によりシステム内の機器に交換の必要が生じた状態に対応する表示を同時に表示可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
表示部を備えた防災監視システムであって、
前記表示部は、
防災監視が不可能な障害が生じている場合は、防災監視が不可能な障害が生じている状態に対応する表示を行い、
経年劣化によりシステム内の機器に交換の必要が生じている場合は、経年劣化によりシステム内の機器に交換の必要が生じた状態に対応する表示を行い、
前記防災監視が不可能な障害が生じている状態に対応する表示と、前記経年劣化によりシステム内の機器に交換の必要が生じた状態に対応する表示を同時に表示可能であることを特徴とする防災監視システム。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
表示部を備えた防災監視システムであって、
前記表示部は、
システム内の通信に異常又は障害が生じている場合は、システム内の通信に異常又は障害が生じている状態に対応する表示を行い、
経年劣化により前記システム内の機器に交換の必要が生じている場合は、経年劣化によりシステム内の機器に交換の必要が生じた状態に対応する表示を行い、
前記システム内の通信に異常又は障害が生じている状態に対応する表示と、前記経年劣化によりシステム内の機器に交換の必要が生じた状態に対応する表示を同時に表示可能であることを特徴とする防災監視システム。
【請求項3】
表示部を備えた防災監視システムであって、
前記表示部は、
防災監視に影響を与えない外部機器に障害が生じている場合は、防災監視に影響を与えない外部機器に障害が生じている状態に対応する表示を行い、
経年劣化によりシステム内の機器に交換の必要が生じている場合は、経年劣化によりシステム内の機器に交換の必要が生じた状態に対応する表示を行い、
前記防災監視に影響を与えない外部機器に障害が生じている状態に対応する表示と、前記経年劣化によりシステム内の機器に交換の必要が生じた状態に対応する表示を同時に表示可能であることを特徴とする防災監視システム。
【請求項4】
システム構成要素の状態を監視して評価する制御部を備えた防災監視システムであって、
前記制御部は、評価対象とする前記システム構成要素について、少なくとも1段階の故障状態と、前記故障状態に至る以前の状態であって所定の経年劣化が認められる状態と、前記故障状態ではなく且つ前記所定の経年劣化も認められない状態との何れであるかを評価することを特徴とする防災監視システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、警戒区域に引き出された信号線に接続した火災感知器やガス漏れ検知器からの信号を受信機で受信して火災警報やガス漏れ警報を出力する防災監視システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、R型として知られた防災監視システムにおいては、R型受信機から引き出された伝送線に例えば伝送機能を備えた火災感知器を接続し、受信機から火災感知器に一定周期で一括AD変換コマンドを送信して煙濃度や温度などのセンサデータを検出し、続いて、火災感知器のアドレスを指定したポーリングコマンドの送信によりセンサデータを応答受信し、受信したセンサデータを所定の閾値と比較し、閾値を超えたときに火災と判断し、音響や表示灯によって火災警報を出力し、併せて火災を検出した感知器アドレスから火災発生場所を表示している。
【0003】
また、P型として知られた防災監視システムにおいては、P型受信機から引き出された感知器回線にオンオフ型感知器や発信機を接続して回線単位に火災を監視しており、オンオフ型感知器で火災を検出した場合に回線に流れる発報電流をP型受信機で検出して、音響や表示灯によって火災警報を出力し、併せて地区表示灯を点灯して火災発生地区を表示している。
【0004】
このような防災監視システムの受信機にあっては、システムの状態表示のため、受信機の故障、感知器を含む端末機器の故障、端末機器を接続している配線異常等を監視しており、システム内での故障や異常を検出すると、受信機に設けた障害代表灯を点灯すると共に障害警報音を出力して知らせるようにしている。
【0005】
このように受信機で障害が報知された場合には、受信機に設けた液晶パネル又はLED等の表示器により故障個所や故障内容を表示し、これを見て防災担当者等は必要な対処を行うことになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平08-255294号公報
特開2009-087111号公報
特開平07-262474号公報
特開2010-272023号公報
特開平06-003482号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、このような従来の防災監視システムにあっては、システムで発生した個々の故障の発生箇所や故障内容は表示するが、発生した故障に直ぐに対処しないと監視機能が失われて人命に影響があるのか、それとも後日の対応で問題ないのかが、システムを構成している機器に不慣れなユーザでは判断できず、適切な対処に手間取るという問題がある。
【0008】
また、故障がどの程度の影響を及ぼすか判断できないユーザは、不安に駆られることから、後日の対応で問題ない場合にも、保守メーカに緊急呼出を行い、軽度の故障であっても例えば深夜に対応することもあり、保守メーカの業務負担となっている。
【0009】
本発明は、故障を検出した場合に、システムにどの程度影響するかの重み付けをもったシステム状態の表示により、発生した故障に対しユーザ側で適切に対処可能とする防災監視システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、表示部を備えた防災監視システムであって、
表示部は、
防災監視が不可能な障害が生じている場合は、防災監視が不可能な障害が生じている状態に対応する表示を行い、
経年劣化によりシステム内の機器に交換の必要が生じている場合は、経年劣化によりシステム内の機器に交換の必要が生じた状態に対応する表示を行い、
防災監視が不可能な障害が生じている状態に対応する表示と、経年劣化によりシステム内の機器に交換の必要が生じた状態に対応する表示を同時に表示可能であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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