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公開番号
2024178449
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-24
出願番号
2024169939,2022098566
出願日
2024-09-30,2018-01-23
発明の名称
火災報知設備
出願人
ホーチキ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G08B
17/00 20060101AFI20241217BHJP(信号)
要約
【課題】R型火災報知設備の伝送回線による伝送機能を通話制御に利用して、電話子機を指定した呼出しを含む高度な通話制御ができる安価な通話設備を提供する。
【解決手段】受信機から警戒区域に引き出された伝送回線に固有のアドレスが設定された火災感知器が接続され、受信機から引き出され電話回線により受信機に設けた電話親機と警戒区域に設置された電話子機を通話接続する。受信機には電話親機の通話接続を制御する電話親機制御部と、伝送回線と電話回線に接続されて電話子機の通話接続を制御する固有のアドレスが設定された電話中継器が設けられる。電話子機は、音声用の回線を介して電話中継器に離間して接続され、電話中継器は、電話親機制御部から伝送回線を介して所定の通話制御信号を受信した場合に、電話回線と音声用の回線を接続することにより、電話親機と電話子機の通話接続を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
受信機から警戒区域に引き出され、固有のアドレスが設定された火災感知器を含む端末機器が接続された伝送回線と、
前記受信機から前記警戒区域に引き出され、前記受信機に設けられた電話親機と前記警戒区域に設置され、固有の特定情報が設定された複数の電話子機を通話接続する電話回線と、
を備えた火災報知設備であって、
前記受信機に設けられ、前記電話親機の通話接続を制御する電話親機制御部と、
前記伝送回線と前記電話回線に接続されると共に固有のアドレスが設定されて前記複数の電話子機のうちの1台が接続され、当該接続された前記電話子機の通話接続を制御する複数の電話中継器と、
を備え、
前記電話子機は、音声用の回線を介して前記電話中継器に離間して接続され、
前記電話回線は、任意の前記電話子機間を通話接続可能であり、
前記電話中継器は、
前記電話親機制御部から前記伝送回線を介して所定の通話制御信号を受信した場合に、前記電話回線と前記音声用の回線を接続することにより、前記電話親機と自己に接続された前記電話子機との通話接続を制御し、
他の前記電話中継器から前記電話親機制御部を介さずに前記伝送回線を介して所定の通話制御信号を受信した場合に、前記電話回線と前記音声用の回線を接続することにより、当該他の電話中継器に接続された前記電話子機と自己に接続された前記電話子機との通話接続を制御し、
前記電話親機と他の電話子機との通話接続中に、前記電話親機制御部から前記伝送回線を介して前記通話制御信号として3者通話コマンドを受信した場合に、前記電話回線と前記音声用の回線を接続することにより、前記電話親機、前記自己に接続された前記電話子機及び前記他の電話子機による3者通話を可能とすることを特徴とする火災報知設備。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、受信機からの火災感知器を接続した伝送回線を利用して電話親機と電話子機を通話接続する火災報知設備に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、R型として知られた火災報知設備にあっては、受信機から引き出された伝送回線に、伝送機能を備えた火災感知器等の端末装置を接続し、火災検出時には、例えば火災感知器からの火災割込みに基づき、検索コマンドを発行して発報した火災感知器のアドレスを特定し、火災発生アドレスを表示すると共に、特定した火災感知器から火災データを収集して監視するようにしている。
【0003】
このように、火災を検出した火災感知器のアドレスが分かると、適切な避難誘導や消火活動が可能となり、特に規模の大きな設備の火災監視には不可欠な機能となっている。
【0004】
また、火災報知設備にあっては、非常通話装置として、受信機に電話親機が設けられ、受信機から警戒区域に引き出された電話回線に発信機等に設けられた電話ジャックが接続され、火災発生時や点検時などには、担当者が携帯している電話子機を発信機等の電話ジャックに接続すると受信機で通話呼出が行われ、電話親機をオフフックすることで電話子機と通話することができる。
【0005】
また、火災報知設備の関連設備として、非常電話設備が設けられる場合もある。非常電話設備は受信機と同じ場所に電話親機が設けられた非常電話盤が設置され、非常電話盤から警戒区域に電話回線と制御回線が引き出されて電話子機が接続されている。
【0006】
火災報知設備の非常電話装置は、電話親機から電話子機を指定して呼び出すことかできないが、非常電話設備は、非常電話盤から電話番号による呼出操作により電話子機を任意に指定して呼び出すことができ、火災等の非常時のみならず、日常的な設備を維持管理するための通話連絡にも利用することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2004-064709号公報
特開2017-004451号公報
特開2016-076064号公報
特開2017-068523号公報
特開平07-231364号公報
特開2015-138481号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、このような電話子機を指定して呼び出すことのできる従来の非常電話設備は、火災報知設備の関連設備として設けなければならないため、設備コストが嵩む問題があり、一方、電話回線の電話ジャックに電話子機を接続して電話親機に通話接続する火災報知設備の非常電話装置は、設備コストは少なくて済むが、電話子機を指定した呼出し等の高度な通話制御ができず、非常電話設備に比べ利便性が低いという問題がある。
【0009】
本発明は、R型の火災報知設備に使用されている伝送回線による伝送機能を通話制御に利用することで、電話子機を指定した呼出しを含む高度な通話制御ができるコスト的に安価な非常電話装置を備えた火災報知設備を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
(火災報知設備)
本発明は、
受信機から警戒区域に引き出され、固有のアドレスが設定された火災感知器を含む端末機器が接続された伝送回線と、
受信機から伝送回線と共に警戒区域に引き出され、受信機に設けた電話親機と警戒区域に設置された電話子機を通話接続する電話回線と、
を備えた火災報知設備であって、
受信機に設けられ、電話親機の通話接続を制御する電話親機制御部と、
伝送回線と電話回線に接続されると共に固有のアドレスが設定され、電話子機の通話接続を制御する電話中継器と、
を備え、
電話子機は、音声用の回線を介して電話中継器に離間して接続され、
電話中継器は、電話親機制御部から伝送回線を介して所定の通話制御信号を受信した場合に、電話回線と音声用の回線を接続することにより、電話親機と前記電話子機の通話接続を制御することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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