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公開番号2024170657
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-10
出願番号2024161102,2023501936
出願日2024-09-18,2021-02-26
発明の名称熱感知器
出願人ホーチキ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G08B 17/00 20060101AFI20241203BHJP(信号)
要約【課題】実装基板の小型化を図ることができるとともに、表示灯の光源装置の配置の制約を少なくすることができる熱感知器を提供する。
【解決手段】監視領域12に曝露されて熱を感知する感知部2と、感知部2の周辺に設けられ感知部2を監視領域12側の外力から保護するガード構造7と、熱感知器1に関する表示する表示灯4と、を有し、表示灯4は、少なくとも一部が平面視でガード構造7の内側であって感知部2の周囲に面状の可視部42を有し、監視領域12側からガード構造7越しに可視部42の少なくとも一部が視認可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
監視領域に曝露されて熱を感知する感知部と、
前記感知部の周辺に設けられ前記感知部を前記監視領域側の外力から保護するガード構造と、
熱感知器に関する表示を行う表示灯と、を有し、
前記表示灯は、
少なくとも一部が平面視で前記ガード構造の内側であって前記感知部の周囲に面状の可視部を有し、
前記監視領域側から前記ガード構造越しに前記可視部の少なくとも一部が視認可能である熱感知器。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
監視領域に曝露されて熱を感知する感知部と、
前記感知部の周辺に設けられ前記感知部を前記監視領域側の外力から保護するガード構造と、
熱感知器に関する表示を行う表示灯と、を有し、
前記表示灯は、
前記ガード構造により保護される領域内に配置され、少なくとも一部が平面視で前記ガード構造と重ならず露出する面状の可視部を有する熱感知器。
【請求項3】
前記熱感知器は、さらに、前記感知部が電気的に接続される実装基板を有し、
前記表示灯は、前記実装基板に電気的に接続される光源装置を有し、
前記可視部は、前記光源装置から投光された光を表示する請求項1または2記載の熱感知器。
【請求項4】
前記可視部は、透明または半透明の光拡散部を備えた板状部材の一部により構成され、
前記光拡散部は、平面視で前記実装基板と重なって配置される請求項3に記載の熱感知器。
【請求項5】
前記光拡散部は、前記感知部の周囲を囲うように配置される請求項4に記載の熱感知器。
【請求項6】
前記実装基板と前記ガード構造との間に設けられるカバー部を有し、
前記カバー部には、前記可視部を露出させる開口が形成されている請求項3から5のいずれか一項に記載の熱感知器。
【請求項7】
前記ガード構造のうち前記可視部に対向する側および前記カバー部のそれぞれの少なくとも一部は、前記表示灯から放出される可視光を反射可能な色である請求項6に記載の熱感知器。
【請求項8】
前記感知部と前記可視部との間には、防水材が設けられる請求項1から7のいずれか一項に記載の熱感知器。
【請求項9】
前記防水材は、接着剤である請求項8に記載の熱感知器。
【請求項10】
前記熱感知器は、さらに、前記感知部が電気的に接続される実装基板を有し、
前記実装基板と前記ガード構造との間に設けられるカバー部を有し、
前記カバー部には、前記可視部を露出させる開口が形成され、
前記可視部には、前記接着剤を注入可能な溝部が形成され、
前記溝部は、前記感知部と前記可視部との間に達するとともに、前記カバー部に達する請求項9に記載の熱感知器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、熱感知器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
熱感知器には、作動していることを知らせるための表示灯が設けられている。特許文献1-3に開示された熱感知器では、熱を感知する感知部を保護するガード構造(サーミスタガード)の平面視外側に表示灯が設けられている。感知部および表示灯の光源となるLEDは、ともに内蔵された実装基板に電気的に接続されている。平面視とは、上下方向から見た状態を示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4625046号公報
特開平08-180273号公報
特許第6681129号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1-3に開示された熱感知器では、表示灯がガード構造の平面視外側に配置されるため、LEDと感知部とが互いに離れた位置において実装基板に電気的に接続される。これにより、実装基板を大きくする必要があるとともに、LEDの配置に制限が生じる。
【0005】
本発明は、実装基板の小型化を図ることができるとともに、表示灯の光源装置の配置の制約を少なくすることができる熱感知器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本実施の一態様に係る熱感知器は、監視領域に曝露されて熱を感知する感知部と、前記感知部の周辺に設けられ前記感知部を前記監視領域側の外力から保護するガード構造と、熱感知器に関する表示を行う表示灯と、を有し、前記表示灯は、少なくとも一部が平面視で前記ガード構造の内側であって前記感知部の周囲に面状の可視部を有し、前記監視領域側から前記ガード構造越しに前記可視部の少なくとも一部が視認可能である。
【0007】
本態様によれば、可視部は、少なくとも一部が平面視でガード構造の内側であって感知部の周囲に配置される。これにより、可視部の光源装置が感知部と近い位置に配置される。このため、実装基板の小型化を図ることができるとともに、光源装置の配置の制限を少なくすることができる。
また、本態様によれば、可視部は、感知部の周囲に面状に配置され、監視領域側からガード構造越しに可視部の少なくとも一部が視認可能である。これにより、使用者が可視部を視認しやすい。
【0008】
本実施の一態様に係る熱感知器は、監視領域に曝露されて熱を感知する感知部と、前記感知部の周辺に設けられ前記感知部を前記監視領域側の外力から保護するガード構造と、熱感知器に関する表示を行う表示灯と、を有し、前記表示灯は、前記ガード構造により保護される領域内に配置され、少なくとも一部が平面視で前記ガード構造と重ならず露出する面状の可視部を有する。
【0009】
本態様によれば、可視部は、ガード構造により保護される領域内に配置される。これにより、可視部の光源装置が感知部と近い位置に配置される。このため、実装基板の小型化を図ることができるとともに、表示灯の光源装置の配置の制限を少なくすることができる。また、本態様によれば、可視部は、少なくとも一部が平面視でガード構造と重ならず露出する面状である。これにより、使用者が可視部を視認しやすい。
【0010】
本実施の一態様に係る熱感知器では、熱感知器は、さらに、前記感知部が電気的に接続される実装基板を有し、前記表示灯は、前記実装基板に電気的に接続される光源装置を有し、前記可視部は、前記光源装置から投光された光を表示してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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