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公開番号
2025021611
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023125430
出願日
2023-08-01
発明の名称
検知装置
出願人
ホーチキ株式会社
,
五洋建設株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G08B
17/107 20060101AFI20250206BHJP(信号)
要約
【課題】天井面付近(天井部の下側)に拡散する燃焼生成物を早期に感知することができるとともに、火災の前兆を検知可能な検知装置を提供する。
【解決手段】検知装置1は、内外に連通する開口部34aが形成された燃焼生成物導入部34と、燃焼生成物導入部34と接続し、燃焼生成物sを燃焼生成物導入部34に吸引するファン22と、ファン22によって吸引された燃焼生成物sを感知可能な燃焼生成物感知部23と、を有する装置本体2と、開口部34aを天井部bの下側に配置する配置部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内外に連通する開口部が形成された燃焼生成物導入部と、
前記燃焼生成物導入部と接続し、
燃焼生成物を前記燃焼生成物導入部に吸引するファンと、前記ファンによって吸引された前記燃焼生成物を感知可能な燃焼生成物感知部と、を有する装置本体と、
前記開口部を天井部の下側に配置する配置部と、を備える検知装置。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記燃焼生成物導入部は、少なくとも一部が筒形状の中空部材で構成され、
前記中空部材の下端側で前記装置本体と接続されている請求項1に記載の検知装置。
【請求項3】
前記中空部材の上端側に前記開口部が形成されている請求項2に記載の検知装置。
【請求項4】
前記中空部材は、長手方向に伸縮可能である請求項2に記載の検知装置。
【請求項5】
前記中空部材は、上下方向に伸縮可能であり、
前記中空部材の上端部は、前記燃焼生成物導入部が前記天井部に当接するまで伸長する請求項2に記載の検知装置。
【請求項6】
内外に連通する開口部と、
前記開口部を介して燃焼生成物を吸引するファンと、前記ファンによって吸引された前記燃焼生成物を感知可能な燃焼生成物感知部と、を有する装置本体と、
前記開口部を天井部の下側に配置する配置部と、を備える検知装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、火災及び火災の前兆を検知可能な可搬型の検知装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、工事中や工場内における、溶接や塗料吹き付け等の火気や引火性の高い材料を扱う作業によって、火災に至ることがある。火災被害を低減することを目的として、サンプリング管を通して煙等を吸引して、火災を感知して報知する火災報知設備が知られている(下記の特許文献1参照)。
【0003】
また、逆U字状に形成された支持部材に取り付けられた火災感知器と、消火剤タンクと、を備え、車輪で移動可能な可搬式火災感知・消火装置が知られている(下記の特許文献2参照)。
【0004】
既設建物においては既存の火災報知設備で使用される火災感知器や住宅用火災警報器は、天井や壁等の建材にビス等で取り付けるようになっている。しかし、これらの火災感知器や住宅用火災警報器は、特に前述したピンポイントかつ短期間における作業により発生する火災を監視(火災発生時に検知を行うこと)することを目的としておらず、また当該火災報知設備は移設、増設、撤去が想定されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平5-325063号公報
特開2020-185256号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、建設現場では、工事作業中のため天井や壁等の建材が未施工の場合には火災感知器(以下、「センサ」と称することがある)を設置することができず、建材が施工済みの場合でも建材に傷や汚れが生じる可能性があるため、むやみにセンサ等を取り付けることができないという問題点がある。
【0007】
また、特許文献2の可搬式火災感知・消火装置では、天井部近くの煙等を検知するために支持部材を高く延ばすと、装置自体のバランスが崩れて、安定性が悪いという問題点がある。
【0008】
また、内装工事の進捗に伴い間仕切り壁や天井等の遮蔽物が区画に応じて施工されるため、当初取り付けていたセンサでは対応できない、または不十分となる。このため工事進捗に伴ってセンサ等の増設や移設、撤去が頻繁に生じることとなり、火災監視用のセンサを建設中の建材に都度仮固定して仮設物として運用することは費用と手間がかかり困難である。
【0009】
また同様に、工場内における、溶接や塗料吹き付け等の火気や引火性の高い材料を扱うピンポイントかつ短期的な作業において当該作業現場にその期間火災監視用のセンサを都度固定して運用することは費用と手間がかかり困難である。また、当該短期的な作業を行う周辺に必ず火災監視用のセンサが設置されているとも限らない。
【0010】
一方、火災によって発生した燃焼生成物は、火災による上昇気流により昇り、天井付近に拡散する。このため、床面等の低い位置に火災を感知するセンサを設置しても有効に火災発生や火災の前兆を検出することはできず、天井付近のように高い位置に設置することが有効である。なお、燃焼生成物は、有機物の燃焼に伴い生じる煙、一酸化炭素、二酸化炭素、エチレン、ホルムアルデヒドといったガスなどの生成物をいう。燃焼生成物には有機物の燃焼前の温度上昇時点より生成されるものを含む。可燃物等が加熱され、燻焼や炎が生じた有炎燃焼により燃焼生成物が生成される状態を火災とする。火災となる前の段階で、可燃物等の温度上昇や燃焼生成物が生じた時点を火災の前兆とする。
(【0011】以降は省略されています)
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