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公開番号2025013517
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2024194125,2023139544
出願日2024-11-06,2016-12-07
発明の名称消火栓装置及び消火栓設備
出願人ホーチキ株式会社
代理人個人,個人
主分類A62C 35/20 20060101AFI20250117BHJP(人命救助;消防)
要約【課題】ホース収納部からのホースの引き出しを簡単且つ容易に行うことを可能とする。
【解決手段】消火栓装置は、使用時にトンネル壁面12に沿って設けられた監視員通路14の路面上に位置し、先端にノズル48が装着された消火用のホース46が引き出し自在に収納されたホース収納部40を備え、ホース収納部40は、トンネル壁面12側及び道路15側となる前後側にホース取出口44が開口した筐体41と、監視員通路14及び道路15の進行方向となる側方に配置され、筐体の前後側の外部から操作可能な消火栓弁開閉レバー45とを備える。また、使用時に監視員通路14側及び道路15側から視認可能に位置し、ノズル48の操作説明が表記されたノズル操作表示板49と、消火栓弁開閉レバーの操作説明が表記された開閉レバー操作表示板53とを備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
使用時にトンネル壁面に沿って設けられた監視員通路の路面上に位置し、先端にノズルが装着されたホースが引き出し自在に収納されたホース収納部を備えた消火栓装置であって、
前記ホースへの給水と給水停止とを切替える切替機構と、
前記ホース収納部の前記トンネル壁面側及び道路側となる前後側にホース取出口が開口した筐体と、
前記ホース収納部の前記監視員通路及び道路の進行方向となる側方に配置され、前記筐体の前記前後側の外部から前記切替機構の切替操作が可能な操作部と、
を備えたことを特徴とする消火栓装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
請求項1記載の消火栓装置であって、
使用時に前記監視員通路側及び前記道路側から視認可能に位置し、前記ノズルの操作説明が表記されたノズル操作表示板を前記筐体内に備えたことを特徴とする消火栓装置。
【請求項3】
請求項1記載の消火栓装置であって、
使用時に前記監視員通路側及び前記道路側から視認可能に位置し、前記操作部である消火栓弁開閉レバーの操作説明が表記された開閉レバー操作表示板を前記筐体内に備えたことを特徴とする消火栓装置。
【請求項4】
トンネル内に道路に沿って監視員通路が設けられ、前記監視員通路に形成された消火栓埋込部を備える消火栓設備であって、
請求項1乃至3の何れかに記載の消火栓装置が、前記消火栓埋込部に昇降自在に埋込設置されたことを特徴とする消火栓設備。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ホース収納部にホースを引き出し自在に収納した消火栓装置及び当該消火栓装置が設置された消火栓設備に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、高速道路や自動車専用道路などのトンネル内に設置するトンネル非常用設備として消火栓装置が設けられており、消火栓装置は開放自在な消火栓扉を備えた筐体の消火栓収納部に、先端にノズルを装着したホースとバルブ類を収納され、また、開閉自在な消火器扉を備えた消火器収納部に例えば2本の消火器が収納されている。
【0003】
このような消火栓装置は、トンネル内に設けた監視員通路に面した側壁に沿って例えば50メートル間隔で設置されている。監視員通路は路面に対し1メートル程度高くした側壁通路として設けられ、トンネル内の車両通行を妨げることなく且つ安全にトンネル内に設置している消火栓装置を含む各種の機器の点検を行うことを可能としている。
【0004】
火災を伴う車両事故が発生した場合には、事故車両の運転者等の利用者は、消火栓装置の消火栓扉を開いてノズル付きのホースを引き出し、消火栓弁開閉レバーを操作することで消火ポンプ設備を起動して放水することにより消火作業を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-055024号公報
特開2009-285126号公報
特開平05-123411号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、このような従来のトンネル内に設置した消火栓装置にあっては、監視員通路に面したトンネル側壁に沿って設置していたため、車両事故による火災の発生時に利用者は、路面から監視員通路を超えたトンネル側壁に設置している消火栓装置に手を伸ばして消火栓扉を開き、ホースを引き出して消火作業を行う必要があり、消火栓装置が路面から離れた高い位置に設置されているため、人によっては手が届かずに監視員通路に上がって操作しなければならない場合もあり、また、監視員通路によっては手摺りを設けており、手摺りが消火作業の邪魔になり、扱いづらい場合があった。
【0007】
この問題を解決するため、本願出願人は、道路側及び監視員通路側から簡単且つ容易に取り扱うことができる昇降型の消火栓設備を提案している。昇降型の消火栓設備は、ノズル付きのホースが収納されたホース収納部が監視員通路内に昇降機構により昇降自在に配置されており、トンネル内で火災を伴う車両事故の発生時には、所定の操作を行うと、昇降機構の作動によりホース収納部が監視員通路上の露出位置に上昇して係止され、消火栓扉の開放操作を必要とすることなく、監視員通路上に露出したホース収納部のホース取出口から簡単且つ容易にノズル付きホースを引き出して消火を行うことができる。
【0008】
ところで、このような昇降型の消火栓設備にあっては、昇降機構の作動により監視員通路上の露出位置にホース収納部が上昇して係止された場合、道路側のホース取出口又は監視員通路側のホース取出口からノズルを取り出してホースを引き出すことにより消火作業を行うことになるが、ホース収納部には道路側又は監視員通路側の両方のホース取出口から取出せるようにノズルを係止させる必要があり、この点が解決課題として残されている。
【0009】
また、消火栓扉を開いてノズルを取り出す従来の消火栓装置にあっても、ノズルをホース収納部に設けたフレームパイプ等にノズルホルダーを固定設置してノズルを着脱自在に係止しており、ノズルを取出してホースを引き出す際に、フレームパイプ等に固定設置されたノズルホルダーに接触してホースが損耗を起こす問題があった。
【0010】
本発明は、ホース収納部からのホースの引き出しを簡単且つ容易に行うことを可能とする消火栓装置及び消火栓設備を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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