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公開番号
2024137355
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-07
出願番号
2023048848
出願日
2023-03-24
発明の名称
端末装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
7/14 20060101AFI20240927BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】遠隔セッションにおける一体感及び臨場感の向上を可能とする。
【解決手段】端末装置は、会場における楽器の奏者及び観客を撮像する撮像部と、画像を生成する制御部とを有し、別の会場で別の奏者が使用する別の前記端末装置と通信する通信部を更に備え、前記制御部は、前記通信部を介して前記別の端末装置に、前記奏者の撮像画像と、前記会場における観客の撮像画像と、当該観客の注目対象の情報とを送信し、前記別の奏者の撮像画像と、前記別の会場における別の観客の撮像画像と、当該別の観客の注目対象の情報とに基づいて、前記別の奏者の画像と、前記別の観客が注目対象へ視線を向ける画像とを表示するために生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
会場における楽器の奏者及び観客を撮像する撮像部と、
画像を生成する制御部とを有する端末装置であって、
別の会場で別の奏者が使用する別の前記端末装置と通信する通信部を更に備え、
前記制御部は、
前記通信部を介して前記別の端末装置に、前記奏者の撮像画像と、前記会場における観客の撮像画像と、当該観客の注目対象の情報とを送信し、
前記別の奏者の撮像画像と、前記別の会場における別の観客の撮像画像と、当該別の観客の注目対象の情報とに基づいて、前記別の奏者の画像と、前記別の観客が注目対象へ視線を向ける画像とを表示するために生成する、端末装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、端末装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、音楽の遠隔セッションに関する技術が知られている。例えば、特許文献1には、演者の撮像タイミングと観客映像の表示タイミングとを異ならせる制御を行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2022/209130号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
遠隔セッションにおいて、セッションの一体感及び臨場感を向上させる余地がある。
【0005】
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、遠隔セッションにおける一体感及び臨場感の向上を可能とすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る端末装置は、会場における楽器の奏者及び観客を撮像する撮像部と、画像を生成する制御部とを有し、別の会場で別の奏者が使用する別の前記端末装置と通信する通信部を更に備え、前記制御部は、前記通信部を介して前記別の端末装置に、前記奏者の撮像画像と、前記会場における観客の撮像画像と、当該観客の注目対象の情報とを送信し、前記別の奏者の撮像画像と、前記別の会場における別の観客の撮像画像と、当該別の観客の注目対象の情報とに基づいて、前記別の奏者の画像と、前記別の観客が注目対象へ視線を向ける画像とを表示するために生成する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一実施形態によれば、遠隔セッションにおける一体感及び臨場感の向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係るシステムの構成例を示すブロック図である。
端末装置の動作例を示すフローチャートである。
端末装置の動作例を示すフローチャートである。
システムの使用例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について、図を参照して説明する。
【0010】
<実施形態の概要>
図1を参照して、本開示の実施形態に係るシステム1の構成例について説明する。システム1は、少なくとも1対の端末装置10と、サーバ20と、を備える。端末装置10は、例えばインターネット及び移動体通信網等を含むネットワーク30に接続されるサーバ20を介して互いに情報通信可能に接続される。サーバ20は、例えば、クラウドコンピューティングシステム又はその他のコンピューティングシステムに属し、各種機能を実装する。端末装置10は、楽器の演奏、奏者、及び観客に関する情報を互いに送受する。端末装置10のユーザは、端末装置10を用いて、観客を収容したコンサートホール等の会場において、ネットワーク30経由で音楽セッション(以下、「遠隔セッション」ともいう。)を行う。本実施形態では、システム1は2つの端末装置10を含むが、遠隔セッションを行う奏者又は会場の数に応じて任意の数の端末装置10を含んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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