特許ウォッチ

公開番号2024137321
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-07
出願番号2023048799
出願日2023-03-24
発明の名称脇見判定方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20240927BHJP(信号)
要約【課題】より適切に脇見を判定できる技術を提供する。
【解決手段】脇見判定方法は、自車両の走行状態と自車両の周囲の状況の少なくとも一方を取得するステップと、取得された自車両の走行状態と自車両の周囲の状況の少なくとも一方に応じて、運転者が脇見をしているか判定するための脇見判定領域の広さを設定するステップと、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
コンピュータが実行する脇見判定方法であって、
自車両の走行状態と自車両の周囲の状況の少なくとも一方を取得するステップと、
取得された自車両の走行状態と自車両の周囲の状況の少なくとも一方に応じて、運転者が脇見をしているか判定するための脇見判定領域の広さを設定するステップと、
を備えることを特徴とする脇見判定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、脇見判定方法に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１は、自車位置周辺の地理的状況、周辺車両状況、および自車両の運転状況のうち少なくとも一つに基づいて、警告レベルを設定し、運転者の脇見を検出した際に、設定された警告レベルに基づいて脇見を警告する技術を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００７－２２６６６６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明者は、運転者がある方向を見ている場合に脇見であるとして警告するべきか否かは、状況に応じて異なる可能性があることを認識した。そこで、より適切に脇見を判定することが望まれる。
【０００５】
本発明の目的は、より適切に脇見を判定できる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の脇見判定方法は、コンピュータが実行する脇見判定方法であって、自車両の走行状態と自車両の周囲の状況の少なくとも一方を取得するステップと、取得された自車両の走行状態と自車両の周囲の状況の少なくとも一方に応じて、運転者が脇見をしているか判定するための脇見判定領域の広さを設定するステップと、を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、より適切に脇見を判定できる技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施の形態の運転支援装置の構成を概略的に示す図である。
図２（ａ），（ｂ）は、運転席の前方に設定された脇見判定領域の一例を示す図である。
図１のＥＣＵの処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
図１は、実施の形態の運転支援装置１の構成を概略的に示す。図１の運転支援装置１は、車両に搭載され、車両の運転者が脇見をしているか否か判定し、脇見をしていると判定された運転者に対して報知を行う。運転支援装置１は、報知を行うことで運転支援する。脇見とは、運転者が正面等の所定範囲の外を向いている状態を意味する。運転支援装置１は、脇見報知装置とも呼べる。
【００１０】
運転支援装置１は、ドライバモニタカメラ１０、周囲状況検出部１２、ＨＭＩ（Human Machine Interface）１４、およびＥＣＵ（Electronic Control Unit：電子制御ユニット）２０を備える。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許