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公開番号2024129551
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023038842
出願日2023-03-13
発明の名称発泡性粉末即席スープ
出願人サンヨー食品株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A23L 23/10 20160101AFI20240919BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】泡保持能に優れており良好な風味を呈する、即席麺、即席カップ麺などに使用可能な発泡性粉末即席スープの提供。
【解決手段】酸剤及びアルカリ剤を含む起泡剤と、キラヤ抽出物とを含む発泡性粉末即席スープであって、起泡剤の含有量は、発泡性粉末即席スープの質量を基準として3.0質量%~7.5質量%であり、キラヤ抽出物の含有量は、発泡性粉末即席スープの質量を基準として0.20質量%~10.0質量%である、発泡性粉末即席スープ。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
酸剤及びアルカリ剤を含む起泡剤と、キラヤ抽出物とを含む発泡性粉末即席スープであって、
前記起泡剤の含有量は、前記発泡性粉末即席スープの質量を基準として3.0質量%~7.5質量%であり、
前記キラヤ抽出物の含有量は、前記発泡性粉末即席スープの質量を基準として0.20質量%~10.0質量%である、発泡性粉末即席スープ。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
乳又は乳製品を主要原料とする食品を更に含む、請求項1に記載の発泡性粉末即席スープ。
【請求項3】
増粘剤を更に含む、請求項1又は2に記載の発泡性粉末即席スープ。
【請求項4】
たん白加水分解物を更に含む、請求項1又は2に記載の発泡性粉末即席スープ。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の発泡性粉末即席スープを含む食品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は発泡性粉末即席スープに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
発泡したスープは、豚骨を炊き出す際に発生する泡を特徴とする泡系豚骨ラーメン店、ブレンダーでスープを泡立てることにより生じたエスプーマを特徴とするラーメン店など、多くのラーメン店で提供されている。スープの泡は、機械的な力でスープを撹拌し、スープに空気を抱き込ませることにより形成される。このような機械的な力を、湯又は水を加えるだけで喫食可能な即席スープに利用することはできない。
【0003】
起泡剤として酸剤及びアルカリ剤を組み合わせて用いた発泡性即席飲料が知られている。
【0004】
特許文献1(特開2014-180257号公報)は、「即席飲料に、(A)酸剤、(B)アルカリ剤および(C)起泡性粉末油脂を含有することを特徴とする発泡性即席飲料」を記載している。
【0005】
特許文献2(特開平10-276673号公報)は、「粉末にした茶類に重曹とクエン酸を配合し、該配合物を粒状の錠剤にしたインスタント発泡茶類」を記載している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2014-180257号公報
特開平10-276673号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
即席麺は、麺を鍋などで茹で、粉末スープにお湯を注加した後、通常10分~20分程度かけて喫食される。即席カップ麺は、お湯を注加した後3分~5分で喫食可能となり、その後喫食される。したがって、お湯の注加後、例えば20分間にわたって泡を保持することが可能な粉末即席スープが望まれている。
【0008】
酸剤及びアルカリ剤を含む起泡剤を大量に使用することで泡の発生量を増加させて、喫食時間中に泡を存在させることは可能である。しかし、酸剤又はアルカリ剤は酸味又は苦味を呈するため、起泡剤を大量に使用すると様々な味付けで提供されるスープの風味が損なわれることが多い。
【0009】
本開示は、泡保持能に優れており良好な風味を呈する、即席麺、即席カップ麺などに使用可能な発泡性粉末即席スープを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者は、酸剤及びアルカリ剤を含む起泡剤と、泡保持剤としてキラヤ抽出物とを所定量で組み合わせて使用することにより、上記課題が解決できることを見出して、本発明を完成させるに至った。
(【0011】以降は省略されています)

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