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公開番号
2024127653
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2023036994
出願日
2023-03-09
発明の名称
センスアンプ回路
出願人
ラピステクノロジー株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G11C
7/06 20060101AFI20240912BHJP(情報記憶)
要約
【課題】スタンバイ状態から復帰する際のセンスアンプ回路の動作速度を改善する。
【解決手段】センスアンプ回路21は、ビットラインBLに流れる電流の値を電圧信号に変換すると共にスイッチングトランジスタ33及びプリチャージ回路24を含む変換回路23、並びにスイッチングトランジスタ33を制御するビット電位制御回路27であって、ビット電位制御回路27は、第1電流ミラー回路39、基準電圧CDVを受ける第1入力トランジスタ35、並びにビットラインBLに接続されたゲートを有する第2入力トランジスタ37を有する、ビット電位制御回路27を備え、ビット電位制御回路27は、第1電流ミラー回路39と第1入力トランジスタ35との間の第1制御トランジスタ41、第1制御トランジスタ41と第2電源線VSSとの間の第2制御トランジスタ43、及び第1制御トランジスタ41と第1電源線VDDとの間のキャパシタ45を更に含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
メモリセルに接続されたビットラインに流れる電流の値を電圧信号に変換するように構成されると共に、負荷回路、スイッチングトランジスタ及びプリチャージ回路を含む変換回路であって、前記スイッチングトランジスタは、前記電流に応答して前記負荷回路を前記ビットラインに接続し、前記プリチャージ回路は前記負荷回路に並列に接続される、変換回路と、
前記変換回路からの前記電圧信号を受けるように構成される出力回路と、
前記スイッチングトランジスタのゲートに接続される出力を有するビット電位制御回路であって、前記ビット電位制御回路は、第1電源線に接続された電源端子、第1端子、及び第2端子を有すると共に前記第1端子から前記第2端子への向きに電流をミラーする第1電流ミラー回路、基準電圧を受けるゲートを有すると共に前記第1電流ミラー回路の前記第1端子に接続された第1入力トランジスタ、並びに前記ビットラインに接続されたゲートを有すると共に前記第1電流ミラー回路の前記第2端子に接続された第2入力トランジスタを有する、ビット電位制御回路と、
を備え、
前記ビット電位制御回路は、
前記第1電流ミラー回路の前記第1端子と前記第1入力トランジスタとの間に接続された第1制御トランジスタ、
前記第1入力トランジスタと前記第1制御トランジスタとの共有ノードと前記第1電源線と異なる第2電源線との間に接続された第2制御トランジスタ、及び
前記共有ノードと前記第1電源線との間に接続されたキャパシタ、
を更に含み、
前記ビット電位制御回路の前記出力は、前記第1電流ミラー回路の前記第2端子からの信号を受け、
前記第1制御トランジスタのゲートは、第1アクティブ信号を受けると共に、前記第2制御トランジスタのゲートは、前記第1アクティブ信号の反転信号を受け、
前記プリチャージ回路は、前記第1アクティブ信号と異なる第2アクティブ信号によって規定された期間にプリチャージ動作を行い、
前記出力回路は、前記第2アクティブ信号に応答して、前記プリチャージ動作の後に活性化される、
センスアンプ回路。
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【請求項2】
前記第1電流ミラー回路は、前記第1電流ミラー回路の前記第1端子に接続されたゲート及びドレインを有する第1トランジスタと、前記第1トランジスタの前記ゲートからの信号に応答して動作するように構成される第2トランジスタと、を含み、
前記ビット電位制御回路は、前記第1電源線と前記第1電流ミラー回路の前記第1端子との間に接続される第3制御トランジスタを更に含み、
前記第3制御トランジスタのゲートは、前記第1アクティブ信号を受ける、
請求項1に記載されたセンスアンプ回路。
【請求項3】
前記ビット電位制御回路は、前記第2電源線と前記第1電流ミラー回路の前記第2端子との間に接続される第4制御トランジスタを更に含み、
前記第4制御トランジスタのゲートは、前記反転信号を受ける、
請求項2に記載されたセンスアンプ回路。
【請求項4】
前記負荷回路は、前記スイッチングトランジスタを介して前記ビットラインに接続されるゲート及びドレインを有する負荷トランジスタを含み、
前記出力回路は、前記メモリセルの記憶内容を判定するように規定される参照レベル電圧と、前記負荷トランジスタの前記ゲートからの電圧信号とに基づいて、前記メモリセルの記憶内容を判定するように構成される判定回路を含む、
請求項1に記載されたセンスアンプ回路。
【請求項5】
前記判定回路は、
前記参照レベル電圧を受けるゲートを有する参照トランジスタと、
前記負荷トランジスタの前記ゲートからの信号に応答した電流を流す第3トランジスタであっで、前記負荷トランジスタ及び前記第3トランジスタは、前記負荷トランジスタから前記第3トランジスタへの向きに電流をミラーする第2電流ミラー回路を構成する、第3トランジスタと、
前記第3トランジスタに流れる電流を流す第1端子及び前記参照トランジスタに流れる電流を流す第2端子を有すると共に、前記第1端子から前記第2端子への向きに電流をミラーする第3電流ミラー回路と、
を含む、
請求項4に記載されたセンスアンプ回路。
【請求項6】
前記出力回路の前記第3電流ミラー回路は、前記第3トランジスタに流れる電流を流す第4トランジスタと、前記第4トランジスタに流れる電流からのミラー電流を流す第5トランジスタとを含み、
前記参照トランジスタは、前記スイッチングトランジスタの導電型と異なる導電型を有する、
請求項5に記載されたセンスアンプ回路。
【請求項7】
前記参照トランジスタは前記判定回路の出力と前記第1電源線との間に接続され、
前記出力回路は、前記第2アクティブ信号に応答して、前記出力回路の前記出力に前記第1電源線の電位を提供するスイッチ回路を更に含む、
請求項6に記載されたセンスアンプ回路。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、センスアンプ回路に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、消費電流を低減しつつメモリセルからの読出データを検出することが可能なセンスアンプ回路を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-085159号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電気的に書き換え可能な不揮発性半導体メモリ及び読み出し専用メモリといった半導体メモリアレイは、ビットラインの各々に接続された複数のメモリセルを備える。ビットラインの寄生キャパシタンスは、必然的に大きくなる。センスアンプ回路は、半導体メモリアレイ内のメモリセルの記憶内容を読み出すために用いられる。ビットラインの電位は、センスアンプが順次に半導体メモリアレイ内のメモリセルの記憶内容を読み出す際には、あるビット電位の辺りに維持されている。しかしながら、センスアンプ回路がスタンバイ状態から復帰する際には、ビットラインの電位は、不明であり、多くの場合、ビットラインの寄生キャパシタンスをチャージすること、及び更に高速動作のために、ビットラインのプリチャージを必要とする。
【0005】
本発明は、スタンバイ状態から復帰する際のセンスアンプ回路の動作速度を改善することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1態様に係るセンスアンプ回路は、メモリセルに接続されたビットラインに流れる電流の値を電圧信号に変換するように構成されると共に、負荷回路、スイッチングトランジスタ及びプリチャージ回路を含む変換回路であって、前記スイッチングトランジスタは、前記電流に応答して前記負荷回路を前記ビットラインに接続し、前記プリチャージ回路は前記負荷回路に並列に接続される、変換回路と、 前記変換回路からの前記電圧信号を受けるように構成される出力回路と、前記スイッチングトランジスタのゲートに接続される出力を有するビット電位制御回路であって、前記ビット電位制御回路は、第1電源線に接続された電源端子、第1端子、及び第2端子を有すると共に前記第1端子から前記第2端子への向きに電流をミラーする第1電流ミラー回路、基準電圧を受けるゲートを有すると共に前記第1電流ミラー回路の前記第1端子に接続された第1入力トランジスタ、並びに前記ビットラインに接続されたゲートを有すると共に前記第1電流ミラー回路の前記第2端子に接続された第2入力トランジスタを有する、ビット電位制御回路と、を備え、前記ビット電位制御回路は、前記第1電流ミラー回路の前記第1端子と前記第1入力トランジスタとの間に接続された第1制御トランジスタ、前記第1入力トランジスタと前記第1制御トランジスタとの共有ノードと前記第1電源線と異なる第2電源線との間に接続された第2制御トランジスタ、及び 前記共有ノードと前記第1電源線との間に接続されたキャパシタ、を更に含み、前記ビット電位制御回路の前記出力は、前記第1電流ミラー回路の前記第2端子からの信号を受け、前記第1制御トランジスタのゲートは、第1アクティブ信号を受けると共に、前記第2制御トランジスタのゲートは、前記第1アクティブ信号の反転信号を受け、前記プリチャージ回路は、前記第1アクティブ信号と異なる第2アクティブ信号によって規定された期間にプリチャージ動作を行い、前記出力回路は、前記第2アクティブ信号に応答して、前記プリチャージ動作の後に活性化される。
【発明の効果】
【0007】
上記の態様によれば、スタンバイ状態から復帰する際のセンスアンプ回路の動作速度を改善できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係る半導体メモリ回路を示すブロック図である。
図2は、本実施形態に係る半導体メモリ回路のセンスアンプ回路の主要部を示すブロック図である。
図3は、本実施形態に係る半導体メモリ回路の出力回路の主要部を示すブロック図である。
図4は、本実施形態に係る半導体メモリ回路の主要ノードのための制御回路の出力波形を示す図面である。
図5は、スタートアップ回路を含まないセンスアンプ回路の回路図を示す。
図6は、図5のセンスアンプ回路の動作波形を示す図面である。
図7は、図5のセンスアンプ回路及び実施例に係るセンスアンプ回路の回路シミュレーションの波形を示す図面である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明を実施するための各実施の形態について説明する。引き続く説明において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付して複写的な説明を省略する。
【0010】
図1は、本実施形態に係る半導体メモリ回路を示すブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)
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