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公開番号2024134120
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-03
出願番号2023044238
出願日2023-03-20
発明の名称記憶装置
出願人キオクシア株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類G11C 16/08 20060101AFI20240926BHJP(情報記憶)
要約【課題】メモリセルトランジスタの劣化を抑制する
【解決手段】実施形態の記憶装置は、第1及び第2ストリング、第1及び第2配線、及び制御回路を含む。第1及び第2ストリングは、それぞれ第1及び第2メモリセルトランジスタを含む。第1及び第2配線は、それぞれ第1及び第2ストリングの一端に接続される。制御回路は、第1及び第2メモリセルトランジスタに書き込み動作を実行する。書き込み動作は、第1及び第2動作を含む。第1動作は、第1及び第2ストリングの一端から他端へと電流を流す。第2動作は、第1動作の後に、第1及び第2メモリセルトランジスタのゲートに第1電圧を供給する。第1動作において第1ストリングには電流が流れ、第2ストリングには電流が流れなかった場合、第2動作の間、第1配線に、第1電圧よりも低い第2電圧が印加され、第2配線に、第2電圧よりも高く第1電圧よりも低い第3電圧が印加される。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
直列に接続された第1メモリセルトランジスタを含んだ第1ストリングと
直列に接続された第2メモリセルトランジスタを含んだ第2ストリングと、
前記第1ストリングの一端に接続された第1配線と、
前記第2ストリングの一端に接続された第2配線と、
前記第1ストリングの他端及び前記第2ストリングの他端に接続された第3配線と、
前記第1メモリセルトランジスタ及び前記第2メモリセルトランジスタに書き込み動作を実行する制御回路と、を備え、
前記書き込み動作は、
前記第1ストリング及び前記第2ストリングの一端から他端へと電流を流す制御を含んだ第1動作と、
前記第1動作の後に、前記第1メモリセルトランジスタ及び前記第2メモリセルトランジスタのゲートに第1電圧を印加する制御を含んだ第2動作と、を含み、
前記第1動作において前記第1ストリングには電流が流れるとともに前記第2ストリングには電流が流れない場合、前記第2動作の間、前記第1配線に、前記第1電圧より低い第2電圧が印加され、前記第2配線に、前記第2電圧よりも高く前記第1電圧よりも低い第3電圧が印加される、
記憶装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記第2動作が実行されると、
前記第1メモリセルトランジスタには、データの書き込みが行われ、
前記第2メモリセルトランジスタには、データの書き込みが行われない、
請求項1に記載の記憶装置。
【請求項3】
前記第1電圧は、前記第1メモリセルトランジスタ及び前記第2メモリセルトランジスタの閾値電圧を上昇させる大きさの電圧である、
請求項1に記載の記憶装置。
【請求項4】
前記第2電圧は、接地電圧である、
請求項1に記載の記憶装置。
【請求項5】
前記第1動作の間、
前記第1メモリセルトランジスタ及び前記第2メモリセルトランジスタのゲート電極には前記第1電圧よりも低い第4電圧が印加され、
前記第1配線及び前記第2配線には第5電圧が印加され、
前記第3配線には前記第2電圧が印加され、
前記第4電圧は、前記第1メモリセルトランジスタ及び前記第2メモリセルトランジスタをオンさせる大きさの電圧であり、
前記第5電圧は、前記第2電圧よりも高い、
請求項1に記載の記憶装置。
【請求項6】
前記第1ストリングは、
前記直列に接続された第1メモリセルトランジスタの一端と、前記第1配線との間に接続された第1トランジスタと、
前記直列に接続された第1メモリセルトランジスタの一端と、前記第3配線との間に接続された第2トランジスタと、
を更に含み、
前記第2ストリングは、
前記直列に接続された第2メモリセルトランジスタの一端と、前記第2配線との間に接続された第3トランジスタと、
前記直列に接続された第2メモリセルトランジスタの一端と、前記第3配線との間に接続された第4トランジスタと、
を更に含み、
前記第2動作の間、
前記第1トランジスタ及び前記第3トランジスタのゲート電極には第6電圧が印加され、
前記第2トランジスタ及び前記第4トランジスタのゲート電極には前記第2電圧が印加され、
請求項1に記載の記憶装置。
【請求項7】
前記第1動作の間、
前記第1メモリセルトランジスタ及び前記第2メモリセルトランジスタのゲート電極には前記第1電圧よりも低い第4電圧が印加され、
前記第1トランジスタ、前記第2トランジスタ、前記第3トランジスタ、及び前記第4トランジスタのゲート電極には第7電圧が印加され、
前記第1配線及び前記第2配線には第5電圧が印加され、
前記第3配線には前記第2電圧が印加され、
前記第4電圧は、前記第1メモリセルトランジスタ及び前記第2メモリセルトランジスタをオンさせる大きさの電圧であり、
前記第5電圧は、前記第2電圧よりも高い、
前記第7電圧は、前記第1トランジスタ、前記第2トランジスタ、前記第3トランジスタ、及び前記第4トランジスタをオンさせる大きさの電圧である、
請求項6に記載の記憶装置。
【請求項8】
前記第1配線に接続された第1ラッチ回路と、
前記第2配線に接続された第2ラッチ回路と、
を更に備え、
前記第1ラッチ回路は、前記第1動作の結果に基づいて、第1情報を保持し、
前記第2ラッチ回路は、前記第1動作の結果に基づいて、第2情報を保持する、
請求項1に記載の記憶装置。
【請求項9】
前記第1動作において前記第1ストリングに電流が流れるとともに前記第2ストリングに電流が流れない場合、
前記第1ラッチ回路は、第1値を有する前記第1情報を保持し、
前記第2ラッチ回路は、前記第1値と異なる第2値を有する前記第2情報を保持する、
請求項8に記載の記憶装置。
【請求項10】
前記第2動作の間、
前記第1情報に基づいて、前記第1配線に、前記第2電圧が印加され、
前記第2情報に基づいて、前記第2配線に、前記第3電圧が印加される、
請求項9に記載の記憶装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
実施形態は、記憶装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
記憶装置として、NAND型フラッシュメモリが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第10768222号明細書
米国特許第11422736号明細書
米国特許第10978160号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
メモリセルトランジスタの劣化を抑制する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る記憶装置は、第1ストリング、第2ストリング、第1配線、第2配線、第3配線、及び制御回路を含む。第1ストリングは、直列に接続された第1メモリセルトランジスタを含む。第2ストリングは、直列に接続された第2メモリセルトランジスタを含む。第1配線は、第1ストリングの一端に接続される。第2配線は、第2ストリングの一端に接続される。第3配線は、第1ストリングの他端及び第2ストリングの他端に接続される。制御回路は、第1メモリセルトランジスタ及び第2メモリセルトランジスタに書込み動作を実行する。書込み動作は、第1動作及び第2動作を含む。第1動作は、第1ストリング及び第2ストリングの一端から他端へと電流を流す制御を含む。第2動作は、第1動作の後に、第1メモリセルトランジスタ及び第2メモリセルトランジスタのゲートに第1電圧を印加する制御を含む。第1動作において第1ストリングには電流が流れるととおに第2ストリングには電流が流れない場合、第2動作の間、第1配線に、第1電圧より低い第2電圧が印加され、第2配線に、第2電圧よりも高く第1電圧よりも低い第3電圧が印加される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1実施形態に係る記憶装置を含むメモリシステムの構成要素及び構成要素の接続、並びに関連する要素の例を示す。
図2は、第1実施形態に係る記憶装置のブロックの構成要素及び構成要素の接続の例を示す。
図3は、第1実施形態に係る記憶装置のセンスアンプの構成要素及び構成要素の接続の例を示す。
図4は、第1実施形態に係る記憶装置のメモリセルアレイの一部の構造の例を示す。
図5は、第1実施形態に係る記憶装置のメモリセルトランジスタの閾値電圧の分布とデータのマッピングの例を示す。
図6は、第1実施形態に係る記憶装置のストリングの状態の種類の例を示す。
図7は、第1実施形態に係る記憶装置の書込み動作の例のフローを示す。
図8は、第1実施形態に係る記憶装置の一部の状態及び内部データの例を示す。
図9は、第1実施形態に係る記憶装置においてMHオープンリードの間に配線に印加される電圧及び内部データの例を示す。
図10は、第1実施形態に係る記憶装置によるインヒビット処理の間の内部データを示す。
図11は、第1実施形態に係る記憶装置によるプログラム動作の間に配線に印加される電圧及び内部データの例を示す。
図12は、第1実施形態に係る記憶装置によるベリファイ動作の間に配線に印加される電圧及び内部データの例を示す。
図13は、第1実施形態に係る記憶装置によるインヒビット指定データ更新の間の内部データを示す。
図14は、第1実施形態に係る記憶装置による読出し動作の間に配線に印加される電圧、及び関連するデータの例を示す。
図15は、第2実施形態に係る記憶装置が受け取る信号の例を示す。
図16は、第2実施形態に係る記憶装置の書込み動作の例のフローを示す。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に実施形態が図面を参照して記述される。以下の記述において、略同一の機能及び構成を有する構成要素は同一の参照符号を付される。略同一の機能及び構成を有する複数の構成要素が相互に区別されるために、参照符号の末尾にさらなる数字又は文字が付される場合がある。
【0008】
或る実施形態についての記述は全て、明示的に又は自明的に排除されない限り、別の実施形態の記述としても当てはまる。
【0009】
本明細書及び特許請求の範囲において「実質的に同じ」「略同じ」「略均一」は、同じであることを意図されているものの、製造技術及び(又は)測定技術の限界に起因して完全に同一ではないとともに誤差を許容することを指す。
【0010】
本明細書及び特許請求の範囲において、或る第1要素が別の第2要素に「接続されている」とは、第1要素が直接的又は常時或いは選択的に導電性となる要素を介して第2要素に接続されていることを含む。「電気的に接続されている」とは、電気的に接続されたものと同様に動作することが可能であれば、絶縁体を介していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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