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公開番号2024107940
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-09
出願番号2023012148
出願日2023-01-30
発明の名称磁気ヘッド、及び、磁気記録装置
出願人株式会社東芝
代理人弁理士法人iX
主分類G11B 5/31 20060101AFI20240802BHJP(情報記憶)
要約【課題】性能の向上が可能な磁気ヘッド及び磁気記録装置を提供する。
【解決手段】磁気記録装置210において、磁気気ヘッド110は、第1~第4シールド41~44、第1~第4端子51~54及び第1磁性部材11を含む。第3シールド43は、第1、第2部分領域43a、43bを含む。第4シールド44は、第3、第4部分領域44c、44dを含む。第1シールド41から第2シールド42への第1方向D1において、第1磁性部材11は、第1シールド41の一部と、第2シールド42の一部と、の間にある。第1方向D1と交差する第2方向D2において、第1磁性部材11は、第1部分領域43aと第3部分領域44cとの間にある。第1シールド41の一部は、第2方向D2において、第2部分領域43bと第4部分領域44dとの間にある。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1シールドと、
第2シールドと、
第1部分領域及び第2部分領域を含む第3シールドと、
第3部分領域及び第4部分領域を含む第4シールドと、
前記第1シールドに電気的に接続された第1端子と、
前記第2シールドに電気的に接続された第2端子と、
前記第3シールドに電気的に接続された第3端子と、
前記第4シールドに電気的に接続された第4端子と、
第1磁性部材と、
を備え、
前記第1シールドから前記第2シールドへの第1方向において、前記第1磁性部材は、前記第1シールドの一部と、前記第2シールドの一部と、の間にあり、
前記第1方向と交差する第2方向において、前記第1磁性部材は、前記第1部分領域と前記第3部分領域との間にあり、
前記第1シールドの前記一部は、前記第2方向において、前記第2部分領域と前記第4部分領域との間にある、磁気ヘッド。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記第3端子と前記第4端子との間に電流を供給したときの前記第1端子と前記第2端子との間の電圧は、検出対象磁界に応じて変化する、請求項1に記載の磁気ヘッド。
【請求項3】
導電部材をさらに備え、
前記導電部材は、第1導電領域、第2導電領域、第3導電領域及び第4導電領域を含み、
前記第1導電領域は、前記第1シールドの少なくとも一部と、前記第1磁性部材と、の間に設けられ、
前記第2導電領域は、前記第1磁性部材と、前記第2シールドの少なくとも一部と、の間に設けられ、
前記第3導電領域は、前記第1部分領域と前記第1磁性部材との間に設けられ、
前記第4導電領域は、前記第1磁性部材と前記第3部分領域との間に設けられ、請求項1に記載の磁気ヘッド。
【請求項4】
絶縁部材をさらに備え、
前記絶縁部材は、第1絶縁領域、第2絶縁領域、第3絶縁領域及び第4絶縁領域を含み、
前記第1絶縁領域は、前記第1シールドと前記第3シールドとの間に設けられ、
前記第2絶縁領域は、前記第1シールドと前記第4シールドとの間に設けられ、
前記第3絶縁領域は、前記第2シールドと前記第3シールドとの間に設けられ、
前記第4絶縁領域は、前記第2シールドと前記第4シールドとの間に設けられた、請求項3に記載の磁気ヘッド。
【請求項5】
前記第1絶縁領域の一部は、前記第1導電領域と前記第3導電領域との間に設けられ、
前記第2絶縁領域の一部は、前記第1導電領域と前記第4導電領域との間に設けられ、
前記第3絶縁領域の一部は、前記第2導電領域と前記第3導電領域との間に設けられ、
前記第4絶縁領域の一部は、前記第2導電領域と前記第4導電領域との間に設けられた、請求項4に記載の磁気ヘッド。
【請求項6】
前記第3シールドは、第5部分領域をさらに含み、
前記第1方向において、前記第1部分領域は、前記第2部分領域と前記第5部分領域との間にあり、
前記第4シールドは、第6部分領域をさらに含み、
前記第1方向において、前記第3部分領域は、前記第4部分領域と前記第6部分領域との間にあり、
前記第2シールドの前記一部は、前記第2方向において、前記第5部分領域と前記第6部分領域との間にある、請求項1に記載の磁気ヘッド。
【請求項7】
第1磁性層をさらに備え、
前記第1磁性層は、IrMn、PtMn、FeMn及びNiMnよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
前記第1シールドは、前記第1方向において、前記第1磁性層と前記第3シールドとの間、前記第1磁性層と前記第1磁性部材との間、及び、前記第1磁性層と前記第4シールドとの間に設けられた、請求項1~6のいずれか1つに記載の磁気ヘッド。
【請求項8】
第1磁性部をさらに備え、
前記第1磁性部材から前記第1磁性部への第3方向は、前記第1方向及び前記第2方向を含む平面と交差した、請求項1~6のいずれか1つに記載の磁気ヘッド。
【請求項9】
第1シールドと、
第2シールドと、
第3シールドと、
第4シールドと、
前記第1シールドに電気的に接続された第1端子と、
前記第2シールドに電気的に接続された第2端子と、
前記第3シールドに電気的に接続された第3端子と、
前記第4シールドに電気的に接続された第4端子と、
第1磁性部材と、
第1磁性層と、
第2磁性層と、
を備え、
前記第1シールドから前記第2シールドへの第1方向において、前記第1磁性部材は、前記第1シールドの一部と、前記第2シールドの一部と、の間にあり、
前記第1方向と交差する第2方向において、前記第1磁性部材は、前記第3シールドと前記第4シールドとの間にあり、
前記第1シールドの前記一部は、前記第2方向において、前記第1磁性層と前記第2磁性層との間にあり、
前記第1磁性層及び前記第2磁性層は、IrMn、PtMn、FeMn及びNiMnよりなる群から選択された少なくとも1つを含む、磁気ヘッド。
【請求項10】
請求項1に記載の磁気ヘッドと、
第1回路と、
第2回路と、
を備え、
前記第1回路は、前記第3端子と前記第4端子との間に電流を供給可能であり、
前記第2回路は、前記第1端子と前記第2端子との間の電圧を検出可能である、磁気記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、磁気ヘッド、及び、磁気記録装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
磁気センサを含む磁気ヘッドを用いて、HDD(Hard Disk Drive)などの磁気記録媒体に情報が記録される。磁気ヘッドにおいて、性能の向上が望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第7576948号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、性能の向上が可能な磁気ヘッド、及び、磁気記録装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態によれば、磁気ヘッドは、第1シールドと、第2シールドと、第1部分領域及び第2部分領域を含む第3シールドと、第3部分領域及び第4部分領域を含む第4シールドと、前記第1シールドに電気的に接続された第1端子と、前記第2シールドに電気的に接続された第2端子と、前記第3シールドに電気的に接続された第3端子と、前記第4シールドに電気的に接続された第4端子と、第1磁性部材と、を備含む。前記第1シールドから前記第2シールドへの第1方向において、前記第1磁性部材は、前記第1シールドの一部と、前記第2シールドの一部と、の間にある。前記第1方向と交差する第2方向において、前記第1磁性部材は、前記第1部分領域と前記第3部分領域との間にある。前記第1シールドの前記一部は、前記第2方向において、前記第2部分領域と前記第4部分領域との間にある。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式的断面図である。
図2は、第1実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式的断面図である。
図3は、第1実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式的断面図である。
図4は、第1実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式的断面図である。
図5は、第1実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式的断面図である。
図6は、第1実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式的断面図である。
図7は、第1実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式的断面図である。
図8は、第1実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式的断面図である。
図9は、第1実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式的断面図である。
図10は、第1実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式的断面図である。
図11は、第2実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式的断面図である。
図12は、第3実施形態に係る磁気ヘッド及び磁気記録装置を例示する模式的斜視図である。
図13は、実施形態に係る磁気記録装置の一部を例示する模式的斜視図である。
図14は、実施形態に係る磁気記録装置を例示する模式的斜視図である。
図15(a)及び図15(b)は、実施形態に係る磁気記録装置の一部を例示する模式的斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式的断面図である。
図1に示すように、実施形態に係る磁気ヘッド110は、第1シールド41、第2シールド42、第3シールド43、第4シールド44、第1端子51、第2端子52、第3端子53、第4端子54及び第1磁性部材11を含む。第1シールド41、第2シールド42、第3シールド43、第4シールド44、第1端子51、第2端子52、第3端子53、第4端子54及び第1磁性部材11は、例えば、磁気センサ70Aに含まれて良い。
【0009】
第3シールド43は、第1部分領域43a及び第2部分領域43bを含む。第4シールド44は、第3部分領域44c及び第4部分領域44dを含む。第1端子51は、第1シールド41に電気的に接続される。第2端子52は、第2シールド42に電気的に接続される。第3端子53は、第3シールド43に電気的に接続される。第4端子54は、第4シールド44に電気的に接続される。
【0010】
第1シールド41から第2シールド42への第1方向D1をX軸方向とする。X軸方向に対して垂直な1つの方向をY軸方向とする。X軸方向及びY軸方向に対して垂直な方向をZ軸方向とする。X軸方向は、磁気ヘッド110において、ダウントラック方向である。Y軸方向は、クロストラック方向である。Z軸方向は、ハイト方向である。
(【0011】以降は省略されています)

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