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公開番号
2024179626
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023098612
出願日
2023-06-15
発明の名称
電子計算機装置
出願人
株式会社東芝
,
東芝インフラシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人iX
主分類
G06F
1/20 20060101AFI20241219BHJP(計算;計数)
要約
【課題】作動時に発熱する素子を効率的に冷却できる電子計算機装置を提供する。
【解決手段】実施形態に係る電子計算機装置は、筐体と、複数の素子と、複数のファンと、複数の温度センサと、制御部と、を備える。前記複数の素子は、前記筐体の内部に設けられ、作動時に発熱する。前記複数のファンは、前記筐体の内部に設けられ、送風する。前記複数の温度センサは、前記筐体の内部に設けられ、前記複数の素子のそれぞれの温度を検出する。前記制御部は、前記複数のファンを制御する。前記複数のファンは、それぞれ、風向きを変化させない第1モードと、風向きを連続的に変化させる第2モードと、を有する。前記制御部は、前記複数の素子のそれぞれの前記温度に基づいて、前記複数のファンにおいて、前記第1モード及び前記第2モードを変更する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体と、
前記筐体の内部に設けられ、作動時に発熱する複数の素子と、
前記筐体の内部に設けられ、送風する複数のファンと、
前記筐体の内部に設けられ、前記複数の素子のそれぞれの温度を検出する複数の温度センサと、
前記複数のファンを制御する制御部と、
を備え、
前記複数のファンは、それぞれ、風向きを変化させない第1モードと、風向きを連続的に変化させる第2モードと、を有し、
前記制御部は、前記複数の素子のそれぞれの前記温度に基づいて、前記複数のファンにおける前記第1モード及び前記第2モードを変更する、電子計算機装置。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記複数の素子は、第1素子と、第2素子と、第3素子と、を有し、
前記複数のファンは、前記第1素子に最も近い位置に設けられた第1ファンと、前記第2素子に最も近い位置に設けられた第2ファンと、前記第3素子に最も近い位置に設けられた第3ファンと、を有し、
前記第2ファンは、前記第1ファンと前記第3ファンとの間に設けられ、
前記制御部は、
前記第1素子の前記温度が第1閾値以上であり、前記第2素子及び前記第3素子の前記温度が前記第1閾値未満のときには、前記第1ファン及び前記第2ファンを前記第1素子に向けて前記第1モードで作動させ、前記第3ファンを前記第2モードで作動させ、
前記第3素子の前記温度が第1閾値以上であり、前記第1素子及び前記第2素子の前記温度が前記第1閾値未満のときには、前記第1ファンを前記第2モードで作動させ、前記第2ファン及び前記第3ファンを前記第3素子に向けて前記第1モードで作動させる、請求項1に記載の電子計算機装置。
【請求項3】
前記複数の素子は、第1素子と、第2素子と、第3素子と、を有し、
前記複数のファンは、前記第1素子に最も近い位置に設けられた第1ファンと、前記第2素子に最も近い位置に設けられた第2ファンと、前記第3素子に最も近い位置に設けられた第3ファンと、を有し、
前記第2ファンは、前記第1ファンと前記第3ファンとの間に設けられ、
前記制御部は、前記第1素子及び前記第3素子の前記温度が第1閾値以上のときには、前記第2ファンを前記第2モードで作動させる、請求項1に記載の電子計算機装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記複数の素子のすべてにおいて前記温度が第2閾値未満のときには、前記複数のファンの一部を停止させ、前記複数のファンの前記一部以外を前記第2モードで作動させる、請求項1~3のいずれか1つに記載の電子計算機装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、電子計算機装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
作動時に発熱するCPU(Central Processing Unit)や電源などの素子を冷却するためのファンが設けられた電子計算機装置がある。このような電子計算機装置において、素子を効率的に冷却することが求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-48917号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、作動時に発熱する素子を効率的に冷却できる電子計算機装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る電子計算機装置は、筐体と、複数の素子と、複数のファンと、複数の温度センサと、制御部と、を備える。前記複数の素子は、前記筐体の内部に設けられ、作動時に発熱する。前記複数のファンは、前記筐体の内部に設けられ、送風する。前記複数の温度センサは、前記筐体の内部に設けられ、前記複数の素子のそれぞれの温度を検出する。前記制御部は、前記複数のファンを制御する。前記複数のファンは、それぞれ、風向きを変化させない第1モードと、風向きを連続的に変化させる第2モードと、を有する。前記制御部は、前記複数の素子のそれぞれの前記温度に基づいて、前記複数のファンにおいて、前記第1モード及び前記第2モードを変更する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態に係る電子計算機装置を模式的に表す平面図である。
実施形態に係る電子計算機装置を模式的に表すブロック図である。
実施形態に係る電子計算機装置の動作を表すフローチャートである。
実施形態に係る電子計算機装置の動作を表す表である。
実施形態に係る電子計算機装置の動作の一例を模式的に表す平面図である。
実施形態に係る電子計算機装置の動作の一例を模式的に表す平面図である。
実施形態に係る電子計算機装置の動作の一例を模式的に表す平面図である。
実施形態に係る電子計算機装置の動作の一例を模式的に表す平面図である。
実施形態に係る電子計算機装置の動作の一例を模式的に表す平面図である。
実施形態に係る電子計算機装置の別の動作を表すフローチャートである。
実施形態に係る電子計算機装置の別の動作を模式的に表す平面図である。
実施形態に係る電子計算機装置の別の動作を表すフローチャートである。
実施形態に係る電子計算機装置の別の動作を模式的に表す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
また、以下では、説明をわかりやすくするために、XYZ直交座標系を用いて、各部分の配置および構成を説明する。X軸、Y軸、Z軸は、相互に直交している。またX軸が延びる方向を「X方向」とし、Y軸が延びる方向を「Y方向」とし、Z軸が延びる方向を「Z方向」とする。
【0009】
図1は、実施形態に係る電子計算機装置を模式的に表す平面図である。
図2は、実施形態に係る電子計算機装置を模式的に表すブロック図である。
図1及び図2に表したように、実施形態に係る電子計算機装置100は、筐体10と、複数の素子20と、複数のファン30と、複数の温度センサ40と、制御部50と、を備えている。
【0010】
筐体10は、中空の箱状である。複数の素子20、複数のファン30、及び複数の温度センサ40は、それぞれ、筐体10の内部に設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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