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公開番号2025027336
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-27
出願番号2023132063
出願日2023-08-14
発明の名称計測装置
出願人株式会社東芝,東芝インフラシステムズ株式会社
代理人弁理士法人iX
主分類G05B 23/02 20060101AFI20250219BHJP(制御;調整)
要約【課題】記憶部に保存さているデータの量を少なくすることができ、且つ、適切なデータ解析が可能となる計測装置を提供することである。
【解決手段】実施形態に係る計測装置は、製造ラインを移動する製造物を計測する計測装置である。前記計測装置は、所定の計測周期毎に前記製造物を計測する検出部と、前記検出部と、前記計測装置の外部に設けられた機器と、に電気的に接続されたコントローラと、を備えている。前記コントローラは、前記計測周期毎のデータを第1のフォルダに保存し、前記第1のフォルダに保存された前記計測周期毎のデータから第1の対象に関するデータを抽出し、抽出された前記第1の対象に関するデータを前記第1のフォルダよりも保存期間の長い第2のフォルダに保存し、前記第2のフォルダに保存された前記第1の対象に関するデータから第2の対象に関するデータを抽出し、抽出された前記第2の対象に関するデータを前記第2のフォルダよりも保存期間の長い第3のフォルダに保存する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
製造ラインを移動する製造物を計測する計測装置であって、
所定の計測周期毎に前記製造物を計測する検出部と、
前記検出部と、前記計測装置の外部に設けられた機器と、に電気的に接続されたコントローラと、
を備え、
前記コントローラは、
前記計測周期毎のデータを第1のフォルダに保存し、
前記第1のフォルダに保存された前記計測周期毎のデータから第1の対象に関するデータを抽出し、抽出された前記第1の対象に関するデータを前記第1のフォルダよりも保存期間の長い第2のフォルダに保存し、
前記第2のフォルダに保存された前記第1の対象に関するデータから第2の対象に関するデータを抽出し、抽出された前記第2の対象に関するデータを前記第2のフォルダよりも保存期間の長い第3のフォルダに保存する計測装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記コントローラは、
第3の対象に関するデータを、前記第2のフォルダにさらに保存し、
前記第2のフォルダに保存された前記第3の対象に関するデータから第4の対象に関するデータを抽出し、抽出された前記第4の対象に関するデータを前記第3のフォルダにさらに保存する請求項1記載の計測装置。
【請求項3】
前記データは、前記コントローラと、前記計測装置の外部に設けられた前記機器と、の間の、タイムスタンプが付与されたデジタル入出力信号のON/OFF状態、または、タイムスタンプが付与された前記製造物の計測値であり、
前記第1の対象は、前記デジタル入出力信号のON/OFFが変化したタイミング、または、第1の期間における、前記計測値の統計値であり、
前記第2の対象は、所定の期間における、前記デジタル入出力信号のON/OFFが変化した回数、または、前記第1の期間よりも長い第2の期間における、前記計測値の統計値であり、
前記第3の対象は、前記計測装置において発生したイベントの項目と、前記イベントの発生日時であり、
前記第4の対象は、所定の期間における、前記イベントの発生回数である請求項2記載の計測装置。
【請求項4】
前記コントローラは、故障の判断を行う自己診断機能をさらに有し、
前記コントローラは、前記故障が発生したと判断した場合には、前記故障の発生日時と、前記故障からの復帰日時と、を前記第3のフォルダにさらに保存する請求項1または2に記載の計測装置。
【請求項5】
前記コントローラは、前記故障が発生した前後における所定の期間の、前記計測周期毎のデータを、前記第3のフォルダにさらに保存する請求項4記載の計測装置。
【請求項6】
前記コントローラは、前記計測値に異常が発生した場合には、前記異常が発生した前後における所定の期間の、前記計測周期毎の前記計測値を、前記異常の発生日時と共に、前記第3のフォルダにさらに保存する請求項3記載の計測装置。
【請求項7】
前記検出部は、前記製造物の画像を撮影し、
前記コントローラは、前記計測値に異常が発生した場合には、前記異常が発生した前後における所定の期間の、前記画像のデータを、前記異常の発生日時と共に、前記第3のフォルダにさらに保存する請求項3または6に記載の計測装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、計測装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
製造ラインに設けられ、製造ラインを移動する製造物を計測する計測装置がある。例えば、24時間稼働している鉄や非鉄などの圧延ラインには、圧延された板材の厚み寸法を計測する厚み計や、圧延された板材の幅寸法を計測する幅計などが設けられている。そして、計測された計測値のデータや、発生した異常のデータなどは、各種の計測装置毎に設けられたハードディスクなどの記憶部に保存される。
【0003】
ところが、計測装置装置における計測周期は、例えば、5ms~10msである。そのため、計測され、記憶部に保存されるデータの量が膨大なものとなる。この場合、データの保存期間を短くすれば、記憶部に保存さているデータの量を少なくすることができる。しかしながら、データの保存期間を画一的に短くすれば、発生した異常の解析などができなくなる場合がある。
そこで、記憶部に保存さているデータの量を少なくすることができ、且つ、適切なデータ解析が可能となる計測装置の開発が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2020/194534号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、記憶部に保存さているデータの量を少なくすることができ、且つ、適切なデータ解析が可能となる計測装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態に係る計測装置は、製造ラインを移動する製造物を計測する計測装置である。前記計測装置は、所定の計測周期毎に前記製造物を計測する検出部と、前記検出部と、前記計測装置の外部に設けられた機器と、に電気的に接続されたコントローラと、を備えている。前記コントローラは、前記計測周期毎のデータを第1のフォルダに保存し、前記第1のフォルダに保存された前記計測周期毎のデータから第1の対象に関するデータを抽出し、抽出された前記第1の対象に関するデータを前記第1のフォルダよりも保存期間の長い第2のフォルダに保存し、前記第2のフォルダに保存された前記第1の対象に関するデータから第2の対象に関するデータを抽出し、抽出された前記第2の対象に関するデータを前記第2のフォルダよりも保存期間の長い第3のフォルダに保存する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施の形態に係る計測装置が設けられた製造ラインを例示するための模式斜視図である。
計測装置の構成を例示するためのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0009】
図1は、本実施の形態に係る計測装置107が設けられた製造ライン100を例示するための模式斜視図である。
なお、図1に例示をする製造ライン100は、複数種類の計測装置107a~107dが設けられた熱間圧延ラインである。
【0010】
図1に示すように、熱間圧延ライン100は、例えば、エッジャー101、粗圧延機102、クロップシャー103、仕上圧延機104、ダウンコイラー105、検出器106、計測装置107a~107d、および制御装置108を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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