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公開番号
2025051136
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023160083
出願日
2023-09-25
発明の名称
半導体装置
出願人
株式会社東芝
,
東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G05F
1/10 20060101AFI20250328BHJP(制御;調整)
要約
【課題】電流測定精度を向上できる半導体装置を提供する。
【解決手段】一実施形態の半導体装置1は、第1端子T4に接続可能な負荷LDに負荷電流Idrvを供給することにより、負荷を駆動する第1回路3と、第1端子の第1電圧VOUTに基づいて、負荷電流をコピーし、コピーした第1電流Imr1を出力する第2回路5を含み、第1電流に基づく第2電流Icmをモニタする第3回路4とを備える。第3回路は、負荷に負荷電流が供給されない場合に、第2電流を調整する第4回路6を更に含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1端子に接続可能な負荷に負荷電流を供給することにより、前記負荷を駆動する第1回路と、
前記第1端子の第1電圧に基づいて、前記負荷電流をコピーし、コピーした第1電流を出力する第2回路を含み、前記第1電流に基づく第2電流をモニタする第3回路と
を備え、
前記第3回路は、
前記負荷に前記負荷電流が供給されない場合に、前記第2電流を調整する第4回路
を更に含む、
半導体装置。
続きを表示(約 2,800 文字)
【請求項2】
前記第4回路は、前記第2電流を電圧に変換した第2電圧と、基準電圧とを比較し、比較した結果に基づいて、前記第2電流を0に近づくように調整する、
請求項1記載の半導体装置。
【請求項3】
前記半導体装置に電源が投入された場合、前記第4回路は前記第2電流を調整する、
請求項1記載の半導体装置。
【請求項4】
前記半導体装置が外部から前記第2電流の調整の実行を要求する信号を受信した場合、前記第4回路は前記第2電流を調整する、
請求項1記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第4回路は、
前記第2電流が調整された状態において前記第2電流をモニタする、
請求項1記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第2回路は、
ゲートに制御信号が入力され、一端が第1ノードに接続され、他端が第2端子に接続された第1トランジスタと、
第1入力端子に前記第1電圧が印加され、第2入力端子に前記第1ノードの第3電圧が印加され、前記第1電圧及び前記第3電圧に基づいて、出力端子から第4電圧を出力するオペアンプと、
ゲートに前記第4電圧が印加され、一端が第2ノードに接続され、他端が前記第1ノードに接続された第2トランジスタと、
を含み、
前記第3回路は、
ゲートが前記第2ノードに接続され、一端が第3端子に接続され、他端が前記第2ノードに接続された第3トランジスタと、
ゲートが前記第2ノードに接続され、一端が前記第3端子に接続され、他端が第3ノードに接続された第4トランジスタと、
一端が前記第3端子に接続され、他端が第4ノードに接続された第1スイッチと、
一端が前記第2ノードに接続され、他端が第5ノードに接続された第2スイッチと、
一端が前記第4ノードに接続され、他端が前記第2ノードに接続された第1可変電流源と、
一端が前記第5ノードに接続され、他端が前記第2端子に接続された第2可変電流源と
を更に含み、
前記第4回路は、
一端が前記第3ノードに接続され、他端が第6ノードに接続された第3スイッチと、
一端が前記第3ノードに接続され、他端が第7ノードに接続された第4スイッチと、
一端が前記第7ノードに接続され、他端が前記第2端子に接続された抵抗素子と、
前記第7ノードの第5電圧と、基準電圧とを比較し、比較した結果を出力するコンパレータと、
前記結果に基づいて、前記第2電流を0に近づくように調整する制御回路と
を含む、
請求項1記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第5電圧が前記基準電圧以上である場合、
前記制御回路は、前記第1スイッチをオン状態にし、前記第2スイッチをオフ状態にし、前記第1可変電流源の電流を増加させ、
前記第5電圧が前記基準電圧未満である場合、
前記制御回路は、前記第1スイッチをオフ状態にし、前記第2スイッチをオン状態にし、前記第2可変電流源の電流を増加させる、
請求項6記載の半導体装置。
【請求項8】
前記第5電圧が前記基準電圧以上である場合、
前記制御回路は、
前記第1スイッチをオン状態にし、前記第2スイッチをオフ状態にし、前記第1可変電流源の電流を第1トリミング量だけ増加させる処理と、前記結果の論理レベルが遷移したか否かを判定する処理とを含む第1ループ処理を繰り返し実行し、
前記第1可変電流源の前記電流の値を、前記結果の論理レベルが遷移したときの1回前の前記第1ループ処理時の第1電流値に調整し、
前記第5電圧が前記基準電圧未満である場合、
前記制御回路は、
前記第1スイッチをオフ状態にし、前記第2スイッチをオン状態にし、前記第2可変電流源の電流を第2トリミング量だけ増加させる処理と、前記結果の論理レベルが遷移したか否かを判定する処理とを含む第2ループ処理を繰り返し実行し、
前記第2可変電流源の前記電流の値を、前記結果の論理レベルが遷移したときの1回前の前記第2ループ処理時の第2電流値に調整する、
請求項6記載の半導体装置。
【請求項9】
前記第4回路は、
前記第4回路による調整の結果を記憶するレジスタ
を含む、
請求項1記載の半導体装置。
【請求項10】
前記第2回路は、
ゲートに制御信号が入力され、一端が第8ノードに接続され、他端が第4端子に接続された第5トランジスタと、
第1入力端子に前記第1電圧が印加され、第2入力端子に前記第8ノードの第6電圧が印加され、前記第1電圧及び前記第6電圧に基づいて、出力端子から第7電圧を出力するオペアンプと、
ゲートに前記第7電圧が印加され、一端が第9ノードに接続され、他端が前記第8ノードに接続された第6トランジスタと、
を含み、
前記第3回路は、
ゲートが前記第9ノードに接続され、一端が前記第9ノードに接続され、他端が第5端子に接続された第7トランジスタと、
ゲートが前記第9ノードに接続され、一端が第10ノードに接続され、他端が前記第5端子に接続された第8トランジスタと、
ゲートが前記第10ノードに接続され、一端が第6端子に接続され、他端が前記第10ノードに接続された第9トランジスタと、
ゲートが前記第10ノードに接続され、一端が前記第6端子に接続され、他端が第11ノードに接続された第10トランジスタと、
一端が前記第9ノードに接続され、他端が第12ノードに接続された第5スイッチと、
一端が前記第10ノードに接続され、他端が第13ノードに接続された第6スイッチと、
一端が前記第12ノードに接続され、他端が前記第5端子に接続された第3可変電流源と、
一端が前記第13ノードに接続され、他端が前記第5端子に接続された第4可変電流源と
を更に含み、
前記第4回路は、
一端が前記第11ノードに接続され、他端が第14ノードに接続された第7スイッチと、
一端が前記第11ノードに接続され、他端が第15ノードに接続された第8スイッチと、
一端が前記第15ノードに接続され、他端が前記第5端子に接続された抵抗素子と、
前記第15ノードの第8電圧と、基準電圧とを比較し、比較した結果を出力するコンパレータと、
前記結果に基づいて、前記第2電流を0に近づくように調整する制御回路と
を含む、
請求項1記載の半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
外部の負荷を駆動するドライバ回路と、当該負荷に流れる電流をモニタする電流モニタ回路とを含む半導体装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6487280号公報
特開2007-166861号公報
特開2021-139665号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電流測定精度を向上できる半導体装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る半導体装置は、第1端子に接続可能な負荷に負荷電流を供給することにより、負荷を駆動する第1回路と、第1端子の第1電圧に基づいて、負荷電流をコピーし、コピーした第1電流を出力する第2回路を含み、第1電流に基づく第2電流をモニタする第3回路とを備える。第3回路は、負荷に負荷電流が供給されない場合に、第2電流を調整する第4回路を更に含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1実施形態に係る半導体装置の構成の一例を示す回路図である。
図2は、第1実施形態に係る半導体装置において、入力オフセット電圧があり、且つ無負荷の場合のオペアンプの反転入力端子に印加される電圧の分布を示す図である。
図3は、第1実施形態に係る半導体装置において、入力オフセット電圧があり、且つ無負荷の場合に電流モニタ端子から出力されるモニタ電流の分布を示す図である。
図4は、第1実施形態に係る半導体装置の判定動作時の接続関係を示す回路図である。
図5は、第1実施形態に係る半導体装置の第1調整動作時の接続関係を示す回路図である。
図6は、第1実施形態に係る半導体装置の第1調整動作実行時における電流の値の遷移と電圧の比較結果の値の遷移との関係の一例を示す図である。
図7は、第1実施形態に係る半導体装置の第2調整動作時の接続関係を示す回路図である。
図8は、第1実施形態に係る半導体装置の第2調整動作実行時における電流の値の遷移と電圧の比較結果の値の遷移との関係の一例を示す図である。
図9は、第1実施形態に係る半導体装置の電流調整動作の一例を示すフローチャートである。
図10は、第1実施形態に係る半導体装置の電流モニタ動作の一例を示すフローチャートである。
図11は、第1実施形態に係る半導体装置の電流モニタ動作時の接続関係を示す回路図である。
図12は、第1実施形態に係る半導体装置の電流モニタ動作時の接続関係を示す回路図である。
図13は、第2実施形態に係る半導体装置の構成の一例を示す回路図である。
図14は、第2実施形態に係る半導体装置の第1調整動作時の接続関係を示す回路図である。
図15は、第2実施形態に係る半導体装置の第2調整動作時の接続関係を示す回路図である。
図16は、第3実施形態に係る半導体装置の構成の一例を示す回路図である。
図17は、第3実施形態の変形例に係る半導体装置の構成の一例を示す回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態について図面を参照して説明する。以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素は同一符号を付され、繰り返しの説明は省略される場合がある。同様の構成を有する要素同士を特に区別する場合、同一符号の末尾に、互いに異なる文字または数字を付加する場合がある。また、ある実施形態についての説明は全て、明示的にまたは自明的に排除されない限り、別の実施形態の説明としても当てはまる。
【0008】
1.第1実施形態
第1実施形態に係る半導体装置について説明する。
【0009】
1.1 構成
1.1.1 半導体装置の回路構成
本実施形態に係る半導体装置の回路構成について、図1を用いて説明する。図1は、半導体装置の構成の一例を示す回路図である。以下の説明では、トランジスタのソース及びドレインを限定しない場合、トランジスタのソースまたはドレインのいずれか一方を「トランジスタの一端」と表記し、トランジスタのソースまたはドレインのいずれか他方を「トランジスタの他端」と表記する。
【0010】
半導体装置1は、例えば、IC(Integrated Circuit)チップである。半導体装置1は、外部の負荷LDに電流を供給することにより、負荷LDを駆動する。負荷LDは、例えば、モーターである。以下、負荷LDに供給する(流れる)電流を「負荷電流」と表記する。また、半導体装置1は、負荷電流をモニタする。
(【0011】以降は省略されています)
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