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公開番号2025047739
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2023156414
出願日2023-09-21
発明の名称半導体装置
出願人株式会社東芝,東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人弁理士法人iX
主分類H01L 25/07 20060101AFI20250326BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】小型化が可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置100は、第1、2基板10、20と第1、2半導体素子30,40と接続導体50と封止部70とを含む。第1基板は、第1絶縁基板12と第1絶縁基板の表面に設けられた第1導電層11とを含む。第2基板は、第2絶縁基板22と第2絶縁基板の表面に設けられた第2導電層21とを含む。第1半導体素子は、第1基板と第2基板との間に設けられる。第1半導体素子は、第1半導体層31と第1、2電極33,34と第1制御電極32とを含む。第2半導体素子は、第2基板と第1半導体素子との間に設けられる。第2半導体素子は、第2半導体層41と第3、4電極43,44と第2制御電極42とを含む。接続導体は、第1半導体素子と第2半導体素子との間に設けられる。接続導体は、第1電極と第4電極とを電気的に接続する。封止部は、第1、2基板の一部及び第1、2半導体素子を覆う。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、を有し、第1絶縁基板と、前記第1絶縁基板の表面に設けられ前記第2面に位置する第1導電層と、を含む第1基板と、
第3面と、前記第3面とは反対側の第4面と、を有し、第2絶縁基板と、前記第2絶縁基板の表面に設けられ前記第4面に位置する第2導電層と、を含む第2基板であって、前記第2基板から前記第1基板へ向かう第1方向において前記第1導電層が前記第1絶縁基板と前記第2絶縁基板との間に位置し、前記第1方向において前記第2導電層が前記第1基板と前記第2絶縁基板との間に位置する、第2基板と、
前記第1方向において前記第1基板と前記第2基板との間に設けられた第1半導体素子であって、
第1半導体層と、
前記第1方向において前記第1半導体層と前記第2基板との間に位置する第1電極と、
前記第1半導体層と前記第1基板との間に設けられ、前記第1導電層の一部と電気的に接続された第2電極と、
前記第1半導体層と前記第1基板との間に設けられ、前記第1導電層の別の一部と電気的に接続された第1制御電極と、
を含む第1半導体素子と、
前記第1方向において前記第2基板と前記第1半導体素子との間に設けられた第2半導体素子であって、
第2半導体層と、
前記第2半導体層と前記第2基板との間に位置し、前記第2導電層の一部と電気的に接続された第3電極と、
前記第1方向において前記第2半導体層と前記第1半導体素子との間に位置する第4電極と、
前記第1方向において前記第2半導体層と前記第1半導体素子との間に位置し、前記第2導電層の別の一部と電気的に接続された第2制御電極と、
を含む第2半導体素子と、
前記第1方向において前記第1半導体素子と前記第2半導体素子との間に設けられ、前記第1電極と前記第4電極とを電気的に接続する接続導体と、
前記第1基板の一部、前記第2基板の一部、前記第1半導体素子及び前記第2半導体素子を覆い、前記第1基板の前記第1面及び前記第2基板の前記第3面を覆わない封止部と、
を備えた半導体装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記第1絶縁基板は、前記第1導電層が設けられた前記表面とは反対側の裏面を有し、
前記第1基板は、前記第1絶縁基板の前記裏面に設けられ、前記第1面に位置する第3導電層を有し、
前記第2絶縁基板は、前記第2導電層が設けられた前記表面とは反対側の裏面を有し、
前記第2基板は、前記第2絶縁基板の前記裏面に設けられ、前記第3面に位置する第4導電層を有する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記接続導体と前記第1電極との間に位置し、前記第1電極と接し、前記接続導体の一端部と接する第1接続導電層と、
前記接続導体と前記第4電極との間に位置し、前記第4電極と接し、前記接続導体の他端部と接する第2接続導電層と、
をさらに備え、
前記接続導体は、前記一端部から前記他端部まで連続する一体の導電部材である、請求項1または2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第1導電層を介して前記第2電極と電気的に接続された第1端子と、
前記第2導電層を介して前記第3電極と電気的に接続された第2端子と、
をさらに備え、
前記第1端子は、前記封止部の第1側面から第1延出方向に延びる第1端子部を有し、
前記第2端子は、前記封止部の前記第1側面から前記第1延出方向に延びる第2端子部を有し、
前記接続導体は、前記第1半導体素子と前記第2半導体素子との間に位置するコネクタ部と、前記封止部の前記第1側面とは反対側の第2側面から前記第1延出方向とは逆の第2延出方向に延びる第3端子部と、を有する、請求項1または2に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第1導電層を介して前記第2電極と電気的に接続された第1端子と、
前記第1導電層を介して前記第1制御電極と電気的に接続された第1信号端子と、
をさらに備え、
前記第1導電層は、第1導電領域と、前記第1導電領域から離れた第2導電領域と、を含み、
前記第1導電領域は、前記第1方向において前記第1端子と重なる領域と、前記第1方向において前記第2電極と重なる領域と、を含み、
前記第2導電領域は、前記第1方向において前記第1制御電極と重なる領域と、前記第1方向において前記第1信号端子と重なる領域と、を含む、請求項1または2に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第2導電層を介して前記第3電極と電気的に接続された第2端子と、
前記第2導電層を介して前記第2制御電極と電気的に接続された第2信号端子と、
をさらに備え、
前記第2導電層は、第3導電領域と、前記第3導電領域から離れ前記第1方向において前記第2半導体素子と重ならない第4導電領域と、を含み、
前記第3導電領域は、前記第1方向において前記第2端子と重なる領域と、前記第1方向において前記第3電極と重なる領域と、を含み、
前記第4導電領域は、前記第2制御電極と電気的に接続された導電ワイヤが接続される領域と、前記第1方向において前記第2信号端子と重なる領域と、を含む、請求項1または2に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記接続導体は、前記第1方向において前記第1半導体素子と前記第2半導体素子との間に位置するコネクタ部と、前記コネクタ部から第2延出方向に延びる第3端子部と、を含み、
前記第3端子部は、前記第2制御電極と前記第1方向において並び、
前記第3端子部と前記第2半導体素子との間の前記第1方向に沿った距離は、前記第3端子部と前記第1半導体素子との間の前記第1方向に沿った距離よりも長い、請求項6に記載の半導体装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
複数のパワー半導体のチップが互いに接続されて封止された半導体装置が開発されている。この半導体装置は、例えば、電力変換回路の一部を構成するパワーモジュールとして用いられる。半導体装置を小型化することが望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7172847号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、小型化が可能な半導体装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る半導体装置は、第1基板と、第2基板と、第1半導体素子と、第2半導体素子と、接続導体と、封止部と、を含む。前記第1基板は、第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、を有する。前記第1基板は、第1絶縁基板と、前記第1絶縁基板の表面に設けられ前記第2面に位置する第1導電層と、を含む。前記第2基板は、第3面と、前記第3面とは反対側の第4面と、を有する。前記第2基板は、第2絶縁基板と、前記第2絶縁基板の表面に設けられ前記第4面に位置する第2導電層と、を含む。前記第2基板から前記第1基板へ向かう第1方向において、前記第1導電層は、前記第1絶縁基板と前記第2絶縁基板との間に位置する。前記第1方向において、前記第2導電層は、前記第1基板と前記第2絶縁基板との間に位置する。前記第1半導体素子は、前記第1方向において前記第1基板と前記第2基板との間に設けられる。前記第1半導体素子は、第1半導体層と、第1電極と、第2電極と、第1制御電極と、を含む。前記第1電極は、前記第1方向において前記第1半導体層と前記第2基板との間に位置する。前記第2電極は、前記第1半導体層と前記第1基板との間に設けられ、前記第1導電層の一部と電気的に接続される。前記第1制御電極は、前記第1半導体層と前記第1基板との間に設けられ、前記第1導電層の別の一部と電気的に接続される。前記第2半導体素子は、前記第1方向において前記第2基板と前記第1半導体素子との間に設けられる。前記第2半導体素子は、第2半導体層と、第3電極と、第4電極と、第2制御電極と、を含む。前記第3電極は、前記第2半導体層と前記第2基板との間に位置し、前記第2導電層の一部と電気的に接続される。前記第4電極は、前記第1方向において前記第2半導体層と前記第1半導体素子との間に位置する。前記第2制御電極は、前記第1方向において前記第2半導体層と前記第1半導体素子との間に位置し、前記第2導電層の別の一部と電気的に接続される。前記接続導体は、前記第1方向において前記第1半導体素子と前記第2半導体素子との間に設けられる。前記接続導体は、前記第1電極と前記第4電極とを電気的に接続する。前記封止部は、前記第1基板の一部、前記2基板の一部、前記第1半導体素子及び前記第2半導体素子を覆う。前記封止部は、前記第1基板の前記第1面及び前記第2基板の前記第3面を覆わない。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、実施形態に係る半導体装置を例示する模式的斜視図である。
図2は、実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図3は、実施形態に係る半導体装置の回路構成を例示する模式的回路図である。
図4は、実施形態に係る半導体装置の一部を表す模式的平面図である。
図5は、実施形態に係る半導体装置の一部を表す模式的平面図である。
図6(a)及び図6(b)は、実施形態に係る半導体装置の一部を表す模式的平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既に説明したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
図1は、実施形態に係る半導体装置を例示する模式的斜視図である。
図2は、実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図3は、実施形態に係る半導体装置の回路構成を例示する模式的回路図である。
図4は、実施形態に係る半導体装置の一部を表す模式的平面図である。
図5は、実施形態に係る半導体装置の一部を表す模式的平面図である。
【0009】
図2は、図1に表した半導体装置100のA1-A2線断面を表している。図2に表したように、実施形態に係る半導体装置100は、第1基板10と、第2基板20と、第1半導体素子30と、第2半導体素子40と、接続導体50と、封止部70と、を有する。図4は、半導体装置100のうち、図2に示すA3-A4線よりも第1基板10側の部分を、図2に示したZ方向に沿って見た平面図である。図5は、半導体装置100のうち、図2に示すA5-A6線よりも第2基板20側の部分を、Z方向とは逆方向に沿って見た平面図である。
【0010】
図2に表したように、第1基板10は、第1面10aと、第1面10aとは反対側の第2面10bと、を有する。第1基板10は、第2面10bに位置する第1導電層11と、第1絶縁基板12と、を含む。第1導電層11は、第1絶縁基板12の表面12aに設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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