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公開番号2025136417
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024034978
出願日2024-03-07
発明の名称海水用構造体
出願人株式会社東芝,東芝エネルギーシステムズ株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類B63B 59/04 20060101AFI20250911BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約【課題】海洋付着生物の付着を抑制することが可能で、かつ実用的な構造強度を有する海水用構造体を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、多孔質な第1構造部2と、第1構造部2と連続し、第1構造部2よりも多孔度が低い第2構造部2a,4,5とを備える海水用構造体1が提供される。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
多孔質な第１構造部と、
前記第１構造部と連続し、前記第１構造部よりも多孔度が低い第２構造部と
を備える海水用構造体。
続きを表示（約 180 文字）【請求項２】
ポリ乳酸を含む材料からなる、請求項１に記載の海水用構造体。
【請求項３】
前記第１構造部の平均気孔径が１μｍ以上５００μｍ以下である、請求項１または請求項２に記載の海水用構造体。
【請求項４】
前記第２構造部は、前記第１構造部よりも高い構造強度を有する、請求項１または請求項２に記載の海水用構造体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明の実施形態は、海水用構造体に関する。
続きを表示（約 980 文字）【背景技術】
【０００２】
養殖業では、フジツボなどの海洋付着生物に起因する漁具の汚染が避けられず、また、漁具の汚染の除去が重労働であることが課題となっている。また、近年は、石油由来樹脂の海洋汚染による環境影響も問題となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１４－２２４３６３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
海洋付着生物の付着を抑制することが可能で、かつ実用的な構造強度を有する海水用構造体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
実施形態によれば、多孔質な第１構造部と、第１構造部と連続し、第１構造部よりも多孔度が低い第２構造部とを備える海水用構造体が提供される。
【０００６】
また、実施形態によれば、実施形態の海水用構造体からなる漁具が提供される。
【０００７】
またさらに、実施形態によれば、実施形態の海水用構造体からなる海洋浸漬機器用筐体が提供される。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施形態の海水用構造体の一例である海上浮体を示す外観図。
図１に示す海上浮体の上面図。
図２に示す海上浮体をIII-III線に沿って切断した断面図。
図１に示す海上浮体の上側部材を示す外観図。
実施形態の海上浮体の別な例を示す外観図。
実施形態の海水用構造体の一例である漁網を概略的に示す平面図。
実施形態の海水用構造体の一例である海洋浸漬機器用筐体を示す外観図。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
実施形態の海水用構造体は、全体もしくはその一部が海水と接した状態で使用することが可能な構造体である。海水用構造体の例として、漁具、海洋浸漬機器用筐体などが挙げられる。漁具の例に、海上浮体、漁網、漁業用ロープが含まれる。海洋浸漬機器の例に、浮標、海洋情報を収集するICTブイ、水中ドローン、海水取水設備などが含まれる。
【００１０】
実施形態の海水用構造体を図面を参照して説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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