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公開番号
2025026061
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023131410
出願日
2023-08-10
発明の名称
半導体装置
出願人
株式会社東芝
,
東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
H03K
17/687 20060101AFI20250214BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】高周波スイッチのオンとオフの切り替えを高速化できる半導体装置を提供する。
【解決手段】実施形態の半導体装置は、電圧Vp及び電圧Vnを第1端にそれぞれ供給するトランジスタM1及びM2と、電源電圧及び接地電圧を第1端にそれぞれ供給するトランジスタM3及びM4と、信号EPを変換し信号RGPを出力するレベルシフタLS1と、信号ENを変換し信号RGNを出力する第2レベルシフタLS2とを備える。第1端から電圧Vpを出力するとき、信号RGNに応じてトランジスタM3から電源電圧を第1端に供給し、その後に信号RGPに応じてトランジスタM1から電圧Vpを第1端に供給する。第1端から電圧Vnを出力するとき、信号RGPに応じてトランジスタM4から接地電圧を第1端に供給し、その後に信号RGNに応じてトランジスタM2から電圧Vnを第1端に供給する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電源電圧より高い第1電圧が供給され、前記第1電圧を第1端に供給する第1トランジスタと、
接地電圧より低い第2電圧が供給され、前記第2電圧を前記第1端に供給する第2トランジスタと、
前記電源電圧が供給され、前記電源電圧を前記第1端に供給する第3トランジスタと、
前記接地電圧が供給され、前記接地電圧を前記第1端に供給する第4トランジスタと、
第1信号が前記電源電圧のとき、前記電源電圧を前記第1電圧に変換し、第2信号を出力する第1レベルシフタと、
第3信号が前記接地電圧のとき、前記接地電圧を前記第2電圧に変換し、第4信号を出力する第2レベルシフタと、
を備え、
前記第1端から前記第1電圧を出力するとき、
前記第4信号に応じて前記第3トランジスタから前記電源電圧を前記第1端に供給し、その後に前記第2信号に応じて前記第1トランジスタから前記第1電圧を前記第1端に供給し、
前記第1端から前記第2電圧を出力するとき、
前記第2信号に応じて前記第4トランジスタから前記接地電圧を前記第1端に供給し、その後に前記第4信号に応じて前記第2トランジスタから前記第2電圧を前記第1端に供給する半導体装置。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
高周波スイッチをさらに備え、
前記高周波スイッチは、
第2端及び第3端と、
前記第2端と前記第3端との間に直列接続された第1の複数のトランジスタと、
前記第1の複数のトランジスタのうち前記第2端に接続された第5トランジスタのゲートと、前記第1端との間に直列接続されると共に、前記第1の複数のトランジスタの各々のゲート間にそれぞれ接続された第1の複数の抵抗素子と、
を備える請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第4信号を出力する第4端をさらに備え、
前記高周波スイッチは、
前記第5トランジスタのゲートと、前記第1端との間に直列接続された第2の複数のトランジスタと、
前記第2の複数のトランジスタのうち前記第5トランジスタのゲートに接続された第6トランジスタのゲートと、前記第4端との間に直列接続されると共に、前記第2の複数のトランジスタの各々のゲート間にそれぞれ接続された第2の複数の抵抗素子と、
をさらに備える請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第2信号を出力する第5端をさらに備え、
前記高周波スイッチは、
前記第5トランジスタのゲートと、前記第1端との間に直列接続された第3の複数のトランジスタと、
前記第3の複数のトランジスタのうち前記第5トランジスタのゲートに接続された第7トランジスタのゲートと、前記第5端との間に直列接続されると共に、前記第3の複数のトランジスタの各々のゲート間にそれぞれ接続された第3の複数の抵抗素子と、
をさらに備える請求項2に記載の半導体装置。
【請求項5】
第2端及び第3端を有する高周波スイッチと、
前記第4信号を出力する第4端と、
をさらに備え、
前記高周波スイッチは、
前記第2端と前記第3端との間に直列接続された第1の複数のトランジスタと、
前記第1の複数のトランジスタの各々のゲートと、前記第1端との間にそれぞれ並列接続された第2の複数のトランジスタ及び第1の複数の抵抗素子と、
前記第2の複数のトランジスタの各々のゲートと、第4端との間にそれぞれ接続された第2の複数の抵抗素子と、
を備える請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第1電圧及び前記第2電圧を生成する電源回路をさらに具備する請求項1乃至5のいずれかに記載の半導体装置。
【請求項7】
前記電源回路はチャージポンプを含む請求項6に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記電源電圧が供給されるノードと、前記第3トランジスタとの間に接続された第1ダイオードと、
前記接地電圧が供給されるノードと、前記第4トランジスタとの間に接続された第2ダイオードと、
をさらに備える請求項1に記載の半導体装置。
【請求項9】
制御信号を遅延して前記第1信号及び前記第3信号を出力する遅延回路をさらに備える請求項1に記載の半導体装置。
【請求項10】
複数のスイッチ回路と、
前記複数のスイッチ回路に対応する複数の制御信号を遅延する遅延回路と、
を備え、
前記複数のスイッチ回路の各々は、
電源電圧より高い第1電圧が供給され、前記第1電圧を第1端に供給する第1トランジスタと、
接地電圧より低い第2電圧が供給され、前記第2電圧を前記第1端に供給する第2トランジスタと、
前記電源電圧が供給され、前記電源電圧を前記第1端に供給する第3トランジスタと、
前記接地電圧が供給され、前記接地電圧を前記第1端に供給する第4トランジスタと、
第1信号が前記電源電圧のとき、前記電源電圧を前記第1電圧に変換し、第2信号を出力する第1レベルシフタと、
第3信号が前記接地電圧のとき、前記接地電圧を前記第2電圧に変換し、第4信号を出力する第2レベルシフタと、
を有し、
前記第1端から前記第1電圧を出力するとき、
前記第4信号に応じて前記第3トランジスタから前記電源電圧を前記第1端に供給し、その後に前記第2信号に応じて前記第1トランジスタから前記第1電圧を前記第1端に供給し、
前記第1端から前記第2電圧を出力するとき、
前記第2信号に応じて前記第4トランジスタから前記接地電圧を前記第1端に供給し、その後に前記第4信号に応じて前記第2トランジスタから前記第2電圧を前記第1端に供給し、
前記遅延回路は、
前記複数の制御信号から遅延信号を生成する第1回路と、前記複数の制御信号の各々と前記遅延信号を用いて前記第1信号及び前記第3信号を生成する複数の論理回路とを有し、
前記複数の論理回路の各々は、前記複数の制御信号の各々を前記第1信号あるいは前記第3信号のいずれか一方の信号として出力し、
前記複数の論理回路の各々は、前記遅延信号を用いて前記複数の制御信号の各々を遅延し、遅延した前記複数の制御信号の各々を前記第1信号あるいは前記第3信号のいずれか他方の信号として出力する半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
高周波スイッチを含む半導体装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-46584号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
高周波スイッチのオンとオフの切り替えを高速化できる半導体装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の半導体装置は、電源電圧より高い第1電圧が供給され、前記第1電圧を第1端に供給する第1トランジスタと、接地電圧より低い第2電圧が供給され、前記第2電圧を前記第1端に供給する第2トランジスタと、前記電源電圧が供給され、前記電源電圧を前記第1端に供給する第3トランジスタと、前記接地電圧が供給され、前記接地電圧を前記第1端に供給する第4トランジスタと、第1信号が前記電源電圧のとき、前記電源電圧を前記第1電圧に変換し、第2信号を出力する第1レベルシフタと、第3信号が前記接地電圧のとき、前記接地電圧を前記第2電圧に変換し、第4信号を出力する第2レベルシフタとを備える。前記第1端から前記第1電圧を出力するとき、前記第4信号に応じて前記第3トランジスタから前記電源電圧を前記第1端に供給し、その後に前記第2信号に応じて前記第1トランジスタから前記第1電圧を前記第1端に供給し、前記第1端から前記第2電圧を出力するとき、前記第2信号に応じて前記第4トランジスタから前記接地電圧を前記第1端に供給し、その後に前記第4信号に応じて前記第2トランジスタから前記第2電圧を前記第1端に供給する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態のスイッチ回路を含む無線装置の構成を示すブロック図である。
第1実施形態のスイッチ回路の構成を示す回路図である。
第1実施形態のスイッチ回路内のスイッチ制御回路の動作を示すタイミングチャートである。
比較例のスイッチ回路内のスイッチ制御回路の動作を示すタイミングチャートである。
第2実施形態のスイッチ回路の構成を示す回路図である。
第2実施形態の変形例のスイッチ回路の構成を示す回路図である。
第2実施形態の他の変形例のスイッチ回路の構成を示す回路図である。
第3実施形態のスイッチ回路の構成を示す回路図である。
第4実施形態のスイッチ回路の構成を示す回路図である。
第5実施形態の複数のスイッチ回路に含まれる遅延回路の構成を示す回路図である。
第6実施形態の複数のスイッチ回路に含まれる遅延回路の構成を示す回路図である。
第6実施形態のスイッチ回路内のスイッチ制御回路の動作を示すタイミングチャートである。
第6実施形態の変形例のスイッチ回路に含まれる遅延回路の構成を示す回路図である。
第6実施形態の変形例の遅延回路内のスイッチ素子の構成を示す回路図である。
第7実施形態のスイッチ回路の構成を示す回路図である。
第7実施形態のスイッチ回路におけるオン/オフ切替回路の動作の一部を示す回路図である。
第8実施形態のスイッチ回路の構成を示す回路図である。
第8実施形態のスイッチ回路におけるオン/オフ切替回路の動作の一部を示す回路図である。
第9実施形態のスイッチ回路の構成を示す回路図である。
第9実施形態のスイッチ回路におけるオン/オフ切替回路の動作の一部を示す回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して実施形態について説明する。以下の説明において、同一の機能及び構成を有する構成要素については、共通する参照符号を付す。また、以下に示す実施形態は、この実施形態の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、構成部品の材質、形状、構造、及び配置等を下記のものに特定するものではない。
【0008】
機能ブロックは、ハードウェア、コンピュータソフトウェアのいずれかまたは両者を組み合わせたものとして実現することができる。機能ブロックが以下の例のように区別されていることは必須ではない。例えば、一部の機能が例示の機能ブロックとは別の機能ブロックによって実行されてもよい。さらに、例示の機能ブロックがさらに細かい機能サブブロックに分割されていてもよい。
【0009】
1.第1実施形態
以下に、第1実施形態の半導体装置について説明する。半導体装置はスイッチ回路1を含む。
【0010】
1.1 第1実施形態の構成
1.1.1 無線装置
図1は、第1実施形態のスイッチ回路1を含む無線装置WDの構成を示すブロック図である。無線装置WDは、例えば、スマートフォン、フィーチャーフォン、携帯端末(例えば、タブレット端末)、パーソナルコンピュータ、ゲーム機器、ルーター、および基地局等である。無線装置WDは、LTE(登録商標)(Long Term Evolution)および/またはWifi等の通信規格を利用して信号の送受信を行う。
(【0011】以降は省略されています)
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