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公開番号
2025020841
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124449
出願日
2023-07-31
発明の名称
蓄電池装置
出願人
株式会社東芝
,
東芝インフラシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H01M
10/6556 20140101AFI20250205BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】冷却部を流れる流体の圧力損失を低下できる蓄電池装置を得る。
【解決手段】実施形態の蓄電池装置の冷却部は、組電池と熱的に接続される複数の冷却部材と、隣り合う二つの冷却部材におけるそれぞれの同じ側の端部を接続する一つ以上の接続部材と、第2の流路が設けられた継手と、を有する。冷却部材には、第1の流路に含まれ第1の方向に前記冷却部材を貫通する冷却流路が設けられ、接続部材には、第1の流路に含まれ、隣り合う二つの冷却部材のそれぞれの冷却流路を接続する接続流路が設けられる。冷却部は、接続流路を形成し、隣り合う二つの冷却部材から離れる方向に凸の湾曲状に形成される接続流路面と、第2の流路における第1の流路側を形成し、第1の流路に向かうにつれて径が大きくなる湾曲状に形成される第2の流路面と、のうち少なく一方を有する。
【選択図】図14
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の電池セルを有する一つ以上の組電池と、
前記組電池と熱的に接続され、前記組電池を冷却する流体が流れる第1の流路と、前記第1の流路と接続される第2の流路とが内部に設けられた冷却部と、
を備え、
前記冷却部は、
それぞれが第1の方向に延び、前記第1の方向と交差する第2の方向に並べられ、前記組電池と熱的に接続される複数の冷却部材と、
隣り合う二つの前記冷却部材におけるそれぞれの同じ側の端部を接続する一つ以上の接続部材と、
前記第2の流路が設けられた継手と、
を有し、
前記冷却部材には、前記第1の流路に含まれ前記第1の方向に前記冷却部材を貫通する冷却流路が設けられ、
前記接続部材には、前記第1の流路に含まれ、隣り合う二つの前記冷却部材のそれぞれの前記冷却流路を接続する接続流路が設けられ、
前記冷却部は、前記接続流路を形成し、前記隣り合う二つの前記冷却部材から離れる方向に凸の湾曲状に形成され前記流体を案内する接続流路面と、前記第2の流路における前記第1の流路側を形成し、前記第1の流路に向かうにつれて径が大きくなる湾曲状に形成され、前記流体を案内する第2の流路面と、のうち少なく一方を有する、
蓄電池装置。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記冷却部は、前記接続流路面を有する、
請求項1に記載の蓄電池装置。
【請求項3】
前記冷却部は、前記第2の流路面を有する、
請求項1に記載の蓄電池装置。
【請求項4】
隣り合う二つの前記冷却部材と、前記接続部材とは、雄ネジ部材または接着によって固定された、
請求項1に記載の蓄電池装置。
【請求項5】
前記接続部材は、合成樹脂材料によって構成された、
請求項1に記載の蓄電池装置。
【請求項6】
前記冷却部材は、押し出し材である、
請求項1に記載の蓄電池装置。
【請求項7】
前記冷却部材には、凹凸部が設けられ、
隣り合う二つの前記冷却部材は、互いの前記凹凸部が嵌め合わされた、
請求項1に記載の蓄電池装置。
【請求項8】
前記接続流路が形成され前記接続流路の一部が開口した第1のベース部材と、前記接続流路の開口を塞ぎ、前記第1のベース部材に固定された第1の蓋部材と、を有する第1の前記接続部材と、
前記接続流路と前記第2の流路とが形成され前記接続流路の一部が開口した第2のベース部材と、前記接続流路の開口を塞ぎ、前記第2のベース部材に固定された第1の蓋部材と、を有する第2の前記接続部材と、
を備えた請求項1に記載の蓄電池装置。
【請求項9】
隣り合う二つの前記冷却部材をそれぞれが含み、互いに前記第2の方向に並べられた複数の冷却部材組と、
前記冷却部材組の二つの前記冷却部材のそれぞれの同じ側の一端部を接続し、前記第2の流路が形成された複数の第1の前記接続部材と、
隣り合う二つの前記冷却部材組のうち一方の冷却部材組における一つの前記接続部材の他端部と、当該二つの前記冷却部材組のうち他方の冷却部材組における二つの前記接続部材のそれぞれの他端部と、を接続する第2の前記接続部材と、
を備える、
請求項1に記載の蓄電池装置。
【請求項10】
前記接続流路内に設けられ、前記接続流路面に沿った湾曲状に形成されたガイド部を備える、
請求項1に記載の蓄電池装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、蓄電池装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複数の電池セルを有した組電池と、組電池と熱的に接続され、組電池を冷却する流体が流れる流路が内部に設けられた冷却部と、を備えた蓄電池装置が、知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-39178号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の蓄電池装置では、例えば、冷却部を流れる流体の圧力損失を低下できれば有益である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の蓄電池装置は、一つ以上の組電池と、冷却部と、を備える。前記組電池は、複数の電池セルを有する。前記冷却部は、前記組電池と熱的に接続され、前記組電池を冷却する流体が流れる第1の流路と、前記第1の流路と接続される第2の流路とが内部に設けられている。前記冷却部は、それぞれが第1の方向に延び、前記第1の方向と交差する第2の方向に並べられ、前記組電池と熱的に接続される複数の冷却部材と、隣り合う二つの前記冷却部材におけるそれぞれの同じ側の端部を接続する一つ以上の接続部材と、前記第2の流路が設けられた継手と、を有する。前記冷却部材には、前記第1の流路に含まれ前記第1の方向に前記冷却部材を貫通する冷却流路が設けられている。前記接続部材には、前記第1の流路に含まれ、隣り合う二つの前記冷却部材のそれぞれの前記冷却流路を接続する接続流路が設けられている。前記冷却部は、前記接続流路を形成し、前記隣り合う二つの前記冷却部材から離れる方向に凸の湾曲状に形成され前記流体を案内する接続流路面と、前記第2の流路における前記第1の流路側を形成し、前記第1の流路に向かうにつれて径が大きくなる湾曲状に形成され、前記流体を案内する第2の流路面と、のうち少なく一方を有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1の実施形態の蓄電池システムを示す構成図である。
図2は、第1の実施形態の蓄電池装置を示す斜視図である。
図3は、第1の実施形態の蓄電池装置を示す平面図である。
図4は、第1の実施形態の組電池を示す斜視図である。
図5は、第1の実施形態の組電池を示す分解斜視図である。
図6は、第1の実施形態の蓄電池装置の一部を示す図である。
図7は、第1の実施形態の蓄電池装置の冷却部及び支持部を示す斜視図である。
図8は、第1の実施形態の蓄電池装置の冷却部と支持部とを示す平面図である。
図9は、第1の実施形態の蓄電池装置の冷却部と支持部とを示す底面図である。
図10は、第1の実施形態の蓄電池装置の冷却部と支持部との一部を示す斜視図である。
図11は、第1の実施形態の冷却部の冷却部材を示す分解図である。
図12は、第1の実施形態の冷却部の継手部材を示す斜視図である。
図13は、第1の実施形態の冷却部の接続部材を示す分解斜視図である。
図14は、第1の実施形態の接続部材のベース部材を示す斜視図である。
図15は、第1の実施形態の接続部材の取り付け態様を示す図である。
図16は、第2の実施形態の蓄電池装置を示す平面図である。
図17は、第2の実施形態の接続部材を示す分解斜視図である。
図18は、第3の実施形態の組電池を示す底面図である。
図19は、第4の実施形態の蓄電池装置を示す平面図である。
図20は、第4の実施形態の接続部材を示す分解斜視図である。
図21は、第5の実施形態の蓄電池装置を示す平面図である。
図22は、第5の実施形態の接続部材を示す分解平面図である。
図23は、第5の実施形態の接続部材のベース部材を示す平面図である。
図24は、第6の実施形態の接続部材の蓋部材を示す底面図である。
図25は、第6の実施形態の接続部材の蓋部材を示す断面図である。
図26は、第7の実施形態の接続部材の内部を示す平面図である。
図27は、第7の実施形態の冷却部を示す背面図である。
図28は、第8の実施形態の蓄電池装置を示す斜視図である。
図29は、第9の実施形態の蓄電池装置を示す斜視図である。
図30は、第10の実施形態の蓄電池装置を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用及び効果は、一例である。
【0008】
また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率等は、現実と異なる場合がある。また、図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。また、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
【0009】
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態の蓄電池システムを示す構成図である。図1に示される蓄電池システム1は、例えば、鉄道車両や自動車等の種々の車両に搭載され、それら種々の車両の電源として使用されうる。
【0010】
蓄電池システム1は、複数の蓄電池装置10を備える。複数の蓄電池装置10は、例えば、鉛直方向に並べて配置されている。複数の蓄電池装置10は、例えば、直列または並列に電気的に接続されている。
(【0011】以降は省略されています)
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