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公開番号2025067225
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177019
出願日2023-10-12
発明の名称情報表示装置
出願人株式会社東芝,東芝インフラシステムズ株式会社
代理人弁理士法人iX
主分類G01B 21/06 20060101AFI20250417BHJP(測定;試験)
要約【課題】複数の種類の測定値を関連付けることが可能な情報表示装置を提供する。
【解決手段】実施形態に係る情報表示装置において、幅計106a~106dは圧延ラインに設置され、操作箱116及び制御部126に接続され、鋼板の幅及び横振量を測定し、厚み計107a~107eは圧延ラインに設置され、操作箱117及び制御部127に接続され、鋼板の厚みを非接触で連続的に測定し、鋼板の厚みは幅計の測定結果に基づいて鋼板の幅方向における位置を推定し、情報表示装置は、幅計の測定結果と厚み計の測定結果を、同時に表示する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
板材の圧延ラインに設置された第1測定器の第1測定結果と、前記圧延ラインに設置された第2測定器の第2測定結果を、同時に表示する情報表示装置。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記第1測定器は前記板材の幅方向両端縁の位置を計測することにより、前記板材の幅及び横振量を測定する幅計であり、
前記第2測定器は前記板材の厚みを測定する厚み計である請求項1に記載の情報表示装置。
【請求項3】
前記第1測定結果に基づいて、前記板材の幅方向における前記第2測定結果の測定位置を推定する請求項2に記載の情報表示装置。
【請求項4】
前記第1測定結果に基づいて、前記板材が切断された後、前記板材における切断位置よりも上流側の部分の巻き取りが開始されたタイミングを推定し、前記第2測定結果のうち、前記上流側の部分の巻き取りが開始された後に測定された部分を特定する請求項2に記載の情報表示装置。
【請求項5】
前記第1測定結果及び前記第2測定結果に基づいて、前記板材にネッキングが発生したことを検出する請求項2に記載の情報表示装置。
【請求項6】
前記第1測定器は前記第2測定器よりも前記圧延ラインの上流側に配置され、
第1測定結果に基づいて、第2測定器が測定を開始すべきタイミングを予測する請求項1または2に記載の情報表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
実施形態は、情報表示装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
板材の圧延ラインにおいては、板材が移動する経路に沿って、板材の幅を測定する幅計や板材の厚みを測定する厚み計等、各種の測定器が設置されている。各種の測定器によって取得された測定値はそれぞれ専用の表示装置に表示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭59-148810号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
実施形態の目的は、複数の種類の測定値を関連付けることが可能な情報表示装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る情報表示装置は、板材の圧延ラインに設置された第1測定器の第1測定結果と、前記圧延ラインに設置された第2測定器の第2測定結果を、同時に表示する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1の実施形態に係る情報表示装置を設置する圧延ラインを示す図である。
図2は、第1の実施形態に係る測定システムを示すブロック図である。
図3(a)は第1の実施形態における鋼板、厚み計及び幅計を示す図であり、図3(b)は鋼板における厚みの測定位置を示す図であり、図3(c)は横軸に鋼板の長手方向の位置をとり縦軸に幅方向の位置をとって厚みの測定位置の変化を示すグラフである。
図4(a)~(c)は、第2の実施形態において鋼板を切断する動作を示す図である。
図5(a)は横軸に鋼板の長手方向の位置をとり縦軸に鋼板の横振量をとって鋼板の横振トレンドを示すグラフであり、図5(b)は横軸に鋼板の長手方向の位置をとり縦軸に鋼板の厚みをとって厚みトレンドを示すグラフである。
図6(a)は鋼板のネッキングを示す斜視図であり、図6(b)は鋼板のネッキングを示す平面図であり、図6(c)は鋼板のネッキングを示す側面図である。
図7(a)は厚み計が幅計よりも上流側に配置された場合を示す図であり、図7(b)は幅計が厚み計よりも上流側に配置された場合を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
<第1の実施形態>
図1は、本実施形態に係る情報表示装置を設置する圧延ラインを示す図である。
図2は、本実施形態に係る測定システムを示すブロック図である。
【0008】
図1に示すように、本実施形態における圧延ライン100は板材の圧延ラインであり、例えば、鋼板200の熱間圧延ラインである。なお、以下の説明では圧延ライン100が熱間圧延ラインであり、圧延対象の板材が鋼板である例を説明するが、これには限定されない。圧延ライン100は冷間圧延ラインであってもよく、圧延対象の板材は鋼板以外の板材であってもよい。
【0009】
圧延ライン100においては、鋼板200の移動経路に沿って、圧延ローラ101a~101j、エッジャー102a及び102b、シャー103が設けられており、圧延ライン100の最下流にはダウンコイラー104が設けられている。圧延ローラ101a~101jは、鋼板200を圧延して厚みを減少させるローラである。エッジャー102a及び102bは、鋼板200の幅方向両端部の形状を整えるローラである。シャー103は鋼板200を長手方向において切断する装置である。ダウンコイラー104は圧延後の鋼板200をコイル状に巻き取る装置である。
【0010】
また、圧延ライン100においては、鋼板200の移動経路に沿って、鋼板200の状態を測定する各種の測定器が設けられている。具体的には、HMD(Hot Metal Detector:熱塊検出器)105a~105d、幅計106a~106d、厚み計107a~107e、表面検査装置108が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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