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公開番号2025090218
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2023205314
出願日2023-12-05
発明の名称物品区分システム
出願人株式会社東芝
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B65G 1/137 20060101AFI20250610BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】物品区分システムにおいて、複数段のそれぞれに物品を収容するためのトレイが載置された棚部を備える場合に高い物品収容効率を実現する。
【解決手段】実施形態の物品区分システムは、区分対象の物品が投入される投入部と、複数段のそれぞれに物品を収容するための区分先ごとのトレイが載置された棚部と、投入部と棚部との間に配置されたソータと、少なくともソータを制御する制御装置と、を備える。投入部は、投入された物品を搬送する搬送装置と、搬送装置から物品を受け取り、受け取った物品をソータに渡す運搬装置と、を備える。ソータは、棚部からトレイを引き出して戻すための引出機構を有する移載部を、備える。制御装置は、ソータに物品がある場合、ソータを制御して、移載部によって物品の区分先のトレイを棚部から引き出し、当該トレイに物品を投入し、移載部によって当該トレイを棚部に戻す。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
区分対象の物品が投入される投入部と、
複数段のそれぞれに前記物品を収容するための区分先ごとのトレイが載置された棚部と、
前記投入部と前記棚部との間に配置されたソータと、
少なくとも前記ソータを制御する制御装置と、を備え、
前記投入部は、
投入された前記物品を搬送する搬送装置と、
前記搬送装置から前記物品を受け取り、受け取った前記物品を前記ソータに渡す運搬装置と、を備え、
前記ソータは、
前記棚部から前記トレイを引き出して戻すための引出機構を有する移載部を、備え、
前記制御装置は、
前記ソータに前記物品がある場合、前記ソータを制御して、前記移載部によって前記物品の区分先の前記トレイを前記棚部から引き出し、当該トレイに前記物品を投入し、前記移載部によって当該トレイを前記棚部に戻す、物品区分システム。
続きを表示(約 87 文字)【請求項2】
前記引出機構は、伸縮可能で前記トレイを下部および側部の少なくともいずれかで支持するアームを備える、
請求項1に記載の物品区分システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、物品区分システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば、複数段のそれぞれに物品を収容するためのトレイが載置された棚部を備え、物品を棚部の区分先のトレイの前まで搬送してそのトレイに投入する物品区分システムがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-144067号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の物品区分システムでは、個々のトレイの上方に物品投入時の通過領域としての空間が必要となる。そのため、棚の一段あたりの高さが高くなってしまうので、物品収容効率の点で改善の余地がある。
【0005】
そこで、本発明が解決しようとする課題は、複数段のそれぞれに物品を収容するためのトレイが載置された棚部を備える場合に高い物品収容効率を実現可能な物品区分システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の物品区分システムは、区分対象の物品が投入される投入部と、複数段のそれぞれに前記物品を収容するための区分先ごとのトレイが載置された棚部と、前記投入部と前記棚部との間に配置されたソータと、少なくとも前記ソータを制御する制御装置と、を備える。前記投入部は、投入された前記物品を搬送する搬送装置と、前記搬送装置から前記物品を受け取り、受け取った前記物品を前記ソータに渡す運搬装置と、を備える。前記ソータは、前記棚部から前記トレイを引き出して戻すための引出機構を有する移載部を、備える。前記制御装置は、前記ソータに前記物品がある場合、前記ソータを制御して、前記移載部によって前記物品の区分先の前記トレイを前記棚部から引き出し、当該トレイに前記物品を投入し、前記移載部によって当該トレイを前記棚部に戻す。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態の物品区分システムの概要を示す全体構成図である。
図2は、実施形態におけるトレイへの物品投入時の動作の説明図である。
図3は、実施形態の移載部の構造の第1の例を示す図である。
図4は、実施形態の移載部の構造の第2の例を示す図である。
図5は、実施形態の移載部の構造の第3の例を示す図である。
図6は、実施形態のソータの構造の例を示す図である。
図7は、実施形態の制御装置による処理の例を示すフローチャートである。
図8は、従来技術の物品区分システムの一部の例を示す全体構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付の図面を用いて、本発明の物品区分システムの実施形態について説明する。まず、本実施形態の物品区分システムの理解を助けるために、従来技術についてあらためて説明する。
【0009】
図8は、従来技術の物品区分システムの一部の例を示す全体構成図である。物品区分システムは、ソータ2と、棚部3と、を備える。棚部3は、複数段のそれぞれに物品Gを収容するためのトレイTが載置される棚板を備える。トレイTは、ここでは例として、上方が開放している略直方体状の箱である。そして、(a)(b)(c)に示すように、物品Gは、ソータ2によって棚部3内の区分先のトレイTに投入される。
【0010】
しかしながら、このような物品区分システムでは、個々のトレイTの上方に物品投入時の通過領域としての空間が必要となる。そのため、棚の一段あたりの高さが高くなってしまうので、物品収容効率の点で改善の余地がある。
(【0011】以降は省略されています)

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