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公開番号2025106748
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-16
出願番号2024000338
出願日2024-01-04
発明の名称コイル及び磁性部品
出願人株式会社東芝
代理人弁理士法人iX
主分類H01F 27/00 20060101AFI20250709BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】損失を低減できるコイル及び磁性部品を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、コイルは、導電部材及び第1磁性シートを含む。前記導電部材は、第1軸を中心として巻かれる。前記導電部材は、第1部分領域と第2部分領域とを含む。前記第1部分領域から前記第2部分領域への第1方向は、前記第1軸に沿。前記第1磁性シートは、第1シート領域を含む。前記第1シート領域は、前記第1方向において前記第1部分領域と前記第2部分領域との間に設けられる。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
第1軸を中心として巻かれた導電部材であって、前記導電部材は、第1部分領域と第2部分領域とを含み、前記第1部分領域から前記第2部分領域への第1方向は、前記第1軸に沿う、前記導電部材と、
前記第1方向において前記第1部分領域と前記第2部分領域との間に設けられた第1シート領域を含む第1磁性シートと、
を備えた、コイル。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記導電部材は、第3部分領域と第4部分領域とをさらに含み、
前記第3部分領域は、前記第1部分領域と前記第2部分領域との間にあり、
前記第2部分領域は、前記第3部分領域と前記第4部分領域との間にあり、
前記第3部分領域から前記第4部分領域への方向は、前記第1方向に沿い、
前記第1磁性シートは、第2シート領域をさらに含み、
前記第2シート領域は、前記第3部分領域と前記第4部分領域との間に設けられた、請求項1に記載のコイル。
【請求項3】
前記第3部分領域から前記第1部分領域への方向は、前記第1方向と交差した、請求項2に記載のコイル。
【請求項4】
前記第1磁性シートは、第1端及び第1他端を含み、
前記導電部材は、前記第2部分領域と前記第3部分領域との間の第1中間領域をさらに含み、
前記第1中間領域は、前記第1端と前記第1他端との間に設けられた、請求項2に記載のコイル。
【請求項5】
前記第2シート領域から前記第1シート領域への方向は、前記第1方向に対して実質的に垂直である、請求項2~4のいずれか1つに記載のコイル。
【請求項6】
前記第3部分領域から前記第2部分領域への方向は、前記第1方向に対して傾斜した、請求項5に記載のコイル。
【請求項7】
第1磁性部材をさらに含み、
前記第1磁性部材は、前記第1軸を前記中心とする筒状であり、
前記導電部材は、前記第1軸と交差する第1平面において前記第1磁性部材の周りに巻かれ、
前記第1磁性シートは、前記第1平面において前記第1磁性部材の周りに設けられた、請求項1に記載のコイル。
【請求項8】
前記導電部材は、複数の部分領域を含み、
複数の前記第1磁性シートが設けられ、
前記部分領域及び前記第1磁性シートは、前記第1方向において、交互に設けられた、請求項1に記載のコイル。
【請求項9】
前記導電部材は、複数の部分領域を含み、
複数の前記第1磁性シートが設けられ、
前記第1方向において、前記複数の第1磁性シートの1つと、前記複数の第1磁性シートの別の1つと、の間に、前記複数の部分領域の1つと、前記複数の部分領域の別の1つと、が設けられ、
前記複数の部分領域の前記1つから、前記複数の部分領域の前記別の1つへの方向は、前記第1方向に沿う、請求項1に記載のコイル。
【請求項10】
請求項1に記載のコイルと、
コアと、
を備え、
前記導電部材は、前記コアの周りに巻かれ、
前記第1磁性シートは、前記コアの周りに設けられた、磁性部品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、コイル及び磁性部品に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、巻かれた導電部材を含むコイルが磁性部品などに用いられる。コイルにおいて損失の低下が望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2016/027867号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
実施形態は、損失を低減できるコイル及び磁性部品を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態によれば、コイルは、導電部材及び第1磁性シートを含む。前記導電部材は、第1軸を中心として巻かれる。前記導電部材は、第1部分領域と第2部分領域とを含む。前記第1部分領域から前記第2部分領域への第1方向は、前記第1軸に沿う。前記第1磁性シートは、第1シート領域を含む。前記第1シート領域は、前記第1方向において前記第1部分領域と前記第2部分領域との間に設けられる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1(a)~図1(c)は、第1実施形態に係るコイルを例示する模式図である。
図2は、コイルの特性を例示するグラフである。
図3は、第1実施形態に係るコイルを例示する模式的断面図である。
図4は、第1実施形態に係るコイルの一部を例示する模式的断面図である。
図5(a)及び図5(b)は、第1実施形態に係るコイルを例示する模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
(第1実施形態)
図1(a)~図1(c)は、第1実施形態に係るコイルを例示する模式図である。
図1(a)は側面図である。図1(b)は、コイルの一部の平面図である。図1(c)は、コイルの一部を拡大して例示する断面図である。
図1(a)~図1(c)に示すように、実施形態に係るコイル110は、導電部材10及び第1磁性シート31を含む。
【0009】
導電部材10は、第1軸Ax1を中心として巻かれる。導電部材10は、例えば、巻き線である。導電部材10は、導電線、または導電層などで良い。例えば、導電部材10は、第1軸Ax1を中心として螺旋状に巻かれる。図1(c)に示すように、導電部材10は、複数の部分領域10p(例えば、第1部分領域11及び第2部分領域12など)を含む。これらの部分領域10pは、螺旋状の導電部材10における巻かれる位置が異なる複数の部分に対応する。第1部分領域11から第2部分領域12への第1方向D1は、第1軸Ax1に沿う。
【0010】
第1磁性シート31は、第1シート領域31aを含む。第1シート領域31aは、第1方向D1において、第1部分領域11と第2部分領域12との間に設けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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