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公開番号2025069986
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023179979
出願日2023-10-19
発明の名称電池モジュール
出願人株式会社東芝,東芝インフラシステムズ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01M 50/569 20210101AFI20250424BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電池セルの膨れの検出を可能とする新規な構成の電池モジュールを得る。
【解決手段】実施形態の電池モジュールは、複数の電池セルと、バスバーと、を備える。複数の電池セルは、第1の端部と第1の端部の反対側の第2の端部とを有したセル筐体と、第1の端部に設けられた電極端子と、をそれぞれが有し、第1の端部から第2の端部へ向かう第1の方向と直交する第2の方向に並べられている。バスバーは、本体部と、電圧検出用端子部と、接続部と、を有する。本体部は、二つの電池セルのそれぞれの電極端子に亘る。電圧検出用端子部は、本体部と電圧検出用端子部とを接続している。セル筐体の膨れによって、第2の方向で隣り合う二つのセル筐体が互いに押し合うことにより二つのセル筐体の第2の端部の間が広がりバスバーが曲げ変形することにより、接続部が破断して本体部と電圧検出用端子部とを分離する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
第1の端部と前記第1の端部の反対側の第2の端部とを有したセル筐体と、前記第1の端部に設けられた電極端子と、をそれぞれが有し、前記第1の端部から前記第2の端部へ向かう第1の方向と直交する第2の方向に並べられた複数の電池セルと、
前記第2の方向で隣り合う二つの前記電池セルのそれぞれの前記電極端子に固定され、前記二つの前記電池セルのそれぞれの前記電極端子を電気的に接続したバスバーと、
前記バスバーを介して前記電池セルと電気的に接続され前記電池セルの電圧を検出する監視装置と、
を備え、
前記バスバーは、
前記第2の方向で隣り合う二つの前記電池セルのそれぞれの前記電極端子に亘る本体部と、
前記監視装置に電気的に接続された電圧検出用端子部と、
前記本体部と前記電圧検出用端子部とを接続した接続部と、
を有し、
前記セル筐体の膨れによって、前記第2の方向で隣り合う二つの前記セル筐体が互いに押し合うことにより二つの前記セル筐体の前記第2の端部の間が広がり前記バスバーが曲げ変形することにより、前記接続部が破断して前記本体部と前記電圧検出用端子部とを分離する、
電池モジュール。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記接続部には、切欠が設けられた、
請求項1に記載の電池モジュール。
【請求項3】
前記接続部は、可撓性を有した、
請求項1に記載の電池モジュール。
【請求項4】
前記接続部は、前記本体部と前記電圧検出用端子部とを接合した、
請求項1に記載の電池モジュール。
【請求項5】
前記バスバーは、前記接続部を複数有した、
請求項1に記載の電池モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、電池モジュールに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数の電池セルと、電池セルを電気的に接続したバスバーと、電池セルの電圧を検出する監視装置と、を備えた電池モジュールが知られている。電池セルは、充放電条件等によってはセル筐体の内圧が上昇し、セル筐体が膨れる現象が起こる場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-197661号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の電池モジュールでは、電池セルの膨れの検出を可能とする新規な構成が得られれば有益である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の電池モジュールは、複数の電池セルと、バスバーと、監視装置と、を備える。前記複数の電池セルは、第1の端部と前記第1の端部の反対側の第2の端部とを有したセル筐体と、前記第1の端部に設けられた電極端子と、をそれぞれが有し、前記第1の端部から前記第2の端部へ向かう第1の方向と直交する第2の方向に並べられている。前記バスバーは、前記第2の方向で隣り合う二つの前記電池セルのそれぞれの前記電極端子に固定され、前記二つの前記電池セルのそれぞれの前記電極端子を電気的に接続している。前記監視装置は、前記バスバーを介して前記電池セルと電気的に接続され前記電池セルの電圧を検出する。前記バスバーは、本体部と、電圧検出用端子部と、接続部と、を有する。前記本体部は、前記第2の方向で隣り合う二つの前記電池セルのそれぞれの前記電極端子に亘る。前記電圧検出用端子部は、前記本体部と前記電圧検出用端子部とを接続している。前記セル筐体の膨れによって、前記第2の方向で隣り合う二つの前記セル筐体が互いに押し合うことにより二つの前記セル筐体の前記第2の端部の間が広がり前記バスバーが曲げ変形することにより、前記接続部が破断して前記本体部と前記電圧検出用端子部とを分離する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1の実施形態の電池モジュールの分解斜視図である。
図2は、第1の本実施形態の電池モジュールにおける、電池セルとバスバーとの配置関係を説明するための斜視図である。
図3は、第1の本実施形態のモジュールにおける電池セルと監視装置との配置関係を説明するための斜視図である。
図4は、第1の実施形態のバスバーの上方からの視線での斜視図である。
図5は、第1の実施形態のバスバーの下方からの視線での斜視図である。
図6は、第1の実施形態のバスバーの一部の下方からの視線での斜視図である。
図7は、第1の実施形態のバスバーの一部の下方からの視線での斜視図である。
図8は、第1の実施形態の電池セル列とバスバー群との側面図であって、セル筐体が膨れてない状態の図である。
図9は、第1の実施形態の電池セル列とバスバー群との側面図であって、セル筐体が膨れてバスバー群が変形した状態の図である。
図10は、第1の実施形態の二つの電池セルと一つのバスバーとの側面図であって、セル筐体が膨れてバスバーが変形した状態の図である。
図11は、第1の実施形態のバスバーの側面図であって、バスバーが変形した状態の図である。
図12は、第1の実施形態の変形例のバスバーの一部の斜視図である。
図13は、第2の実施形態のバスバーの一部の斜視図である。
図14は、第3の実施形態のバスバーの斜視図である。
図15は、第3の実施形態のバスバーの分解斜視図である。
図16は、第4の実施形態のバスバーの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用及び効果は、一例である。
【0008】
図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率等は、現実と異なる場合がある。また、図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。また、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
【0009】
なお、以下の説明では、X軸Y軸Z軸直交座標系を用いる。X軸方向は、+X方向と-X方向とを含む。Y軸方向は、+Y方向と-Y方向とを含む。Z軸方向は、例えば上方向である+Z方向と、下方向である-Z方向とを含む。例えば、X軸Y軸平面は水平面であり、Z軸方向は鉛直方向である。-X方向は、第1の方向の一例であり、Y軸方向は、第2の方向の一例である。
【0010】
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態の電池モジュールの分解斜視図である。図2は、第1の実施形態の電池モジュールにおける、電池セルとバスバーとの配置関係を説明するための斜視図である。図3は、第1の実施形態のモジュールにおける電池セルと監視装置との配置関係を説明するための斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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