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公開番号
2025066592
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-23
出願番号
2023176308
出願日
2023-10-11
発明の名称
配線支援装置
出願人
株式会社東芝
,
東芝インフラシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人iX
主分類
H02G
1/06 20060101AFI20250416BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】ケーブルを正しいコネクタに接続できたか否かを作業者に容易に報知できる配線支援装置を提供する。
【解決手段】実施形態に係る配線支援装置は、複数のコネクタを有する電子計算機装置にケーブルを接続する配線作業を支援する装置であり、識別情報取得部と、カメラと、記憶部と、スピーカと、制御部と、を備える。前記識別情報取得部は、前記ケーブルを個別に識別するための識別情報を取得する。前記カメラは、前記ケーブルが前記複数のコネクタのいずれかに接続された状態の第1画像を取得する。前記記憶部は、配線接続情報及びコネクタ位置情報を記憶する。前記制御部は、前記識別情報、前記第1画像、前記配線接続情報、及び前記コネクタ位置情報に基づいて、前記ケーブルが正しい前記コネクタに接続されたか否かを判定する第1判定を行い、前記第1判定の結果に基づいて、前記スピーカを制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のコネクタを有する電子計算機装置にケーブルを接続する配線作業を支援する装置であって、
前記ケーブルを個別に識別するための識別情報を取得する識別情報取得部と、
前記ケーブルが前記複数のコネクタのいずれかに接続された状態の第1画像を取得するカメラと、
前記ケーブルと前記コネクタとの正しい組み合わせについての情報である配線接続情報及び前記コネクタの位置についての情報であるコネクタ位置情報が記憶された記憶部と、
音を出力するスピーカと、
前記識別情報、前記第1画像、前記配線接続情報、及び前記コネクタ位置情報に基づいて、前記ケーブルが正しい前記コネクタに接続されたか否かを判定する第1判定を行い、前記第1判定の結果に基づいて、前記スピーカを制御する制御部と、
を備えた、配線支援装置。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記識別情報取得部は、前記ケーブルに取り付けられた識別タグから、前記識別情報を取得する、請求項1に記載の配線支援装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1画像における特徴点及び前記コネクタ位置情報に基づいて、前記ケーブルが接続された前記コネクタを特定する、請求項1に記載の配線支援装置。
【請求項4】
前記カメラは、前記ケーブルが前記複数のコネクタのいずれかに接続される途中の第2画像を取得し、
前記制御部は、前記識別情報、前記第2画像、前記配線接続情報、及び前記コネクタ位置情報に基づいて、前記ケーブルが正しい前記コネクタに向かっているか否かを判定する第2判定を行い、前記第2判定の結果に基づいて、前記スピーカを制御する、請求項1~3のいずれか1つに記載の配線支援装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、配線支援装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
産業用コンピュータなどの複数のコネクタを有する電子計算機装置にケーブルを接続する配線作業を行う際に、ケーブルを正しいコネクタに接続できるように支援する配線支援装置がある。このような配線支援装置において、ケーブルを正しいコネクタに接続できたか否かを作業者に容易に報知できることが求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4644074号公報
特許第4914964号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、ケーブルを正しいコネクタに接続できたか否かを作業者に容易に報知できる配線支援装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る配線支援装置は、複数のコネクタを有する電子計算機装置にケーブルを接続する配線作業を支援する装置である。実施形態に係る配線支援装置は、識別情報取得部と、カメラと、記憶部と、スピーカと、制御部と、を備える。前記識別情報取得部は、前記ケーブルを個別に識別するための識別情報を取得する。前記カメラは、前記ケーブルが前記複数のコネクタのいずれかに接続された状態の第1画像を取得する。前記記憶部は、前記ケーブルと前記コネクタとの正しい組み合わせについての情報である配線接続情報及び前記コネクタの位置についての情報であるコネクタ位置情報を記憶する。前記スピーカは、音を出力する。前記制御部は、前記識別情報、前記第1画像、前記配線接続情報、及び前記コネクタ位置情報に基づいて、前記ケーブルが正しい前記コネクタに接続されたか否かを判定する第1判定を行い、前記第1判定の結果に基づいて、前記スピーカを制御する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る配線支援装置を模式的に表す斜視図である。
第1実施形態に係る配線支援装置によって接続されるケーブルを模式的に表す斜視図である。
第1実施形態に係る配線支援装置を模式的に表すブロック図である。
第1実施形態に係る配線支援装置におけるコネクタの特定方法を説明する説明図である。
第1実施形態に係る配線支援装置におけるコネクタの特定方法を説明する説明図である。
第2実施形態に係る配線支援装置を模式的に表すブロック図である。
第3実施形態に係る配線支援装置を模式的に表すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る配線支援装置を模式的に表す斜視図である。
図2は、第1実施形態に係る配線支援装置によって接続されるケーブルを模式的に表す斜視図である。
図3は、第1実施形態に係る配線支援装置を模式的に表すブロック図である。
図1~図3に表したように、第1実施形態に係る配線支援装置100は、複数のコネクタ2を有する電子計算機装置1にケーブル5を接続する配線作業を支援する装置である。
【0009】
産業用コンピュータなどの電子計算機装置1には、LANポートなどの同種複数のコネクタ2が設けられている。電子計算機装置1では、各コネクタ2に対して、特定のケーブル5が接続される。言い換えれば、電子計算機装置1では、設計意図に基づいた配線図通りに、ケーブル5をコネクタ2に接続することが求められる。そのため、電子計算機装置1の保守交換や保守作業を行う際には、作業前に取り外したケーブル5を再度同じコネクタ2に接続することが求められる。
【0010】
第1実施形態に係る配線支援装置100は、識別情報取得部10と、カメラ20と、記憶部30と、スピーカ40と、制御部50と、を備えている。この例では、配線支援装置100は、識別情報取得部10と、カメラ20と、記憶部30と、スピーカ40と、制御部50と、を備えた端末90である。端末90は、例えば、スマートフォンやタブレットなどの携帯情報端末である。端末90は、配線作業を支援するための専用の端末であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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