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公開番号
2025104576
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023222474
出願日
2023-12-28
発明の名称
制御方法及び電力変換装置
出願人
株式会社東芝
,
東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H02M
7/12 20060101AFI20250703BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】交流電圧入力におけるノイズを抑制できる制御方法及び電力変換装置を提供する。
【解決手段】一つの実施形態によれば、制御方法が提供される。制御方法は、入力ノード及び出力ノード間にハーフブリッジ接続された第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子が同期整流動作を行うことで交流電圧を直流電圧に変換する電力変換装置における前記第1のスイッチング素子及び前記第2のスイッチング素子がいずれもオフした第1の状態で、前記第1のスイッチング素子の一端をプリチャージすることを含む。制御方法は、前記第1のスイッチング素子の一端のプリチャージの完了後に、前記第2のスイッチング素子をオンすることを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
入力ノード及び出力ノード間にハーフブリッジ接続された第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子が同期整流動作を行うことで交流電圧を直流電圧に変換する電力変換装置における前記第1のスイッチング素子及び前記第2のスイッチング素子がいずれもオフした状態で、前記第1のスイッチング素子の一端をプリチャージすることと、
前記第1のスイッチング素子の一端のプリチャージの完了後に、前記第2のスイッチング素子をオンすることと、
を含む制御方法。
続きを表示(約 2,300 文字)
【請求項2】
前記第1のスイッチング素子及び前記第2のスイッチング素子がいずれもオフした第2の状態で、前記第2のスイッチング素子の一端をプリチャージすることと、
前記第2のスイッチング素子の一端のプリチャージの完了後に、前記第1のスイッチング素子をオンすることと、
をさらに含む
請求項1に記載の制御方法。
【請求項3】
前記第1のスイッチング素子の一端をプリチャージすることは、
前記第2のスイッチング素子がオフした状態で前記第1のスイッチング素子がオフすることと、
前記第1のスイッチング素子がオフした後に、前記第1のスイッチング素子の一端への電荷の供給を開始することと、
電荷の供給開始から第1の時間が経過したことに応じて、前記第1のスイッチング素子の一端への電荷の供給を終了することと、
を含む
請求項1に記載の制御方法。
【請求項4】
前記第1のスイッチング素子の一端をプリチャージすることは、
前記第2のスイッチング素子がオフした状態で前記第1のスイッチング素子がオフすることと、
前記第1のスイッチング素子がオフした後に、前記第1のスイッチング素子の一端への電荷の供給を開始することと、
電荷の供給開始から第1の時間が経過したことに応じて、前記第1のスイッチング素子の一端への電荷の供給を終了することと、
を含み、
前記第2のスイッチング素子の一端をプリチャージすることは、
前記第1のスイッチング素子がオフした状態で前記第2のスイッチング素子がオフすることと、
前記第2のスイッチング素子がオフした後に、前記第2のスイッチング素子の一端への電荷の供給を開始することと、
電荷の供給開始から第2の時間が経過したことに応じて、前記第2のスイッチング素子の一端への電荷の供給を終了することと、
を含む
請求項2に記載の制御方法。
【請求項5】
前記電力変換装置は、
前記同期整流動作と並行して、前記入力ノード及び前記出力ノード間に前記第1のスイッチング素子及び前記第2のスイッチング素子と並列接続された第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子が力率改善動作を行う
請求項1に記載の制御方法。
【請求項6】
交流電圧が入力される第1の入力ノード及び第1の出力ノードの間に接続される第1のスイッチング素子と、
前記第1の入力ノード及び第2の出力ノードの間に接続され、前記第1のスイッチング素子とともに同期整流動作を行う第2のスイッチング素子と、
前記第1のスイッチング素子の一端をプリチャージ可能である第1のプリチャージ回路と、
前記第2のスイッチング素子の一端をプリチャージ可能である第2のプリチャージ回路と、
を備え、
前記第1のスイッチング素子及び前記第2のスイッチング素子がいずれもオフした状態で前記第1のプリチャージ回路が前記第1のスイッチング素子の一端をプリチャージし、前記第1のプリチャージ回路によるプリチャージの完了後に、前記第2のスイッチング素子をオンする
電力変換装置。
【請求項7】
前記電力変換装置は、
前記第1のスイッチング素子及び前記第2のスイッチング素子がいずれもオフした第2の状態で、前記第2のスイッチング素子の一端をプリチャージし、
前記第2のスイッチング素子の一端のプリチャージの完了後に、前記第1のスイッチング素子をオンする
請求項6に記載の電力変換装置。
【請求項8】
前記電力変換装置は、
第1のタイミングにおいて、前記第2のスイッチング素子がオフした状態で前記第1のスイッチング素子がオフし、前記第1のタイミングより後の第2のタイミングにおいて、前記第1のスイッチング素子の一端への電荷の供給を開始し、前記第2のタイミングから第1の時間が経過した第3のタイミングに応じて、前記第1のスイッチング素子の一端への電荷の供給を終了する
請求項6に記載の電力変換装置。
【請求項9】
前記電力変換装置は、
第1のタイミングにおいて、前記第2のスイッチング素子がオフした状態で前記第1のスイッチング素子がオフし、前記第1のタイミングより後の第2のタイミングにおいて、前記第1のスイッチング素子の一端への電荷の供給を開始し、前記第2のタイミングから第1の時間が経過した第3のタイミングに応じて、前記第1のスイッチング素子の一端への電荷の供給を終了し、
第4のタイミングにおいて、前記第1のスイッチング素子がオフした状態で前記第2のスイッチング素子がオフし、前記第4のタイミングより後の第5のタイミングにおいて、前記第2のスイッチング素子の一端への電荷の供給を開始し、前記第5のタイミングから第2の時間が経過した第6のタイミングに応じて、前記第2のスイッチング素子の一端への電荷の供給を終了する
請求項7に記載の電力変換装置。
【請求項10】
交流電圧が入力される第2の入力ノード及び前記第1の出力ノードの間に接続される第3のスイッチング素子と、
前記第2の入力ノード及び第2の出力ノードの間に接続され、前記第3のスイッチング素子とともに力率改善動作を行う第4のスイッチング素子と、
をさらに備え、
前記同期整流動作と並行して前記力率改善動作を行う
請求項6に記載の電力変換装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本実施形態は、制御方法及び電力変換装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
電力変換装置は、交流電圧を受け、受けた交流電圧に応じた電流を整流させ、整流された電流に応じた直流電圧に生成することがある。電力変換装置では、交流電圧入力におけるノイズを抑制することが望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許6619312号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一つの実施形態は、交流電圧入力におけるノイズを抑制できる制御方法及び電力変換装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一つの実施形態によれば、制御方法が提供される。制御方法は、入力ノード及び出力ノード間にハーフブリッジ接続された第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子が同期整流動作を行うことで交流電圧を直流電圧に変換する電力変換装置における前記第1のスイッチング素子及び前記第2のスイッチング素子がいずれもオフした第1の状態で、前記第1のスイッチング素子の一端をプリチャージすることを含む。制御方法は、前記第1のスイッチング素子の一端のプリチャージの完了後に、前記第2のスイッチング素子をオンすることを含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態にかかる電力変換装置の構成を示す図。
実施形態にかかる電力変換装置の概略動作を示す波形図。
実施形態におけるスイッチング素子の寄生容量の特性を示す図。
実施形態におけるプリチャージ回路の構成を示す図。
実施形態にかかる電力変換装置の動作及び電流経路を示す図。
実施形態にかかる電力変換装置の動作及び電流経路を示す図。
実施形態にかかる電力変換装置の動作を示す波形図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかる電力変換装置を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
【0008】
(実施形態)
実施形態にかかる電力変換措置は、交流電圧を受け、受けた交流電圧に応じた電流を整流させ、整流された電流に応じた直流電圧に生成するが、交流電圧入力におけるノイズを抑制するための工夫が施される。
【0009】
電力変換装置1は、図1に示すように、交流電源PS及び負荷回路LDの間に接続される。電力変換装置1は、交流電源PSから交流電圧を受ける。交流電圧を直流電圧に変換し、直流電圧を負荷回路LDへ供給する。交流電源PSは、系統電源であってもよい。負荷回路LDは、直流モータであってもよい。
【0010】
電力変換装置1は、入力ノードN
IN1
,N
IN2
、出力ノードN
OUT1
,N
OUT2
を有する。入力ノードN
IN1
は、交流電源PSの一端に接続され、入力ノードN
IN2
は、交流電源PSの他端に接続される。出力ノードN
OUT1
は、負荷回路LDの一端に接続され、入力ノードN
OUT2
は、負荷回路LDの他端に接続される。
(【0011】以降は省略されています)
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