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公開番号
2024165826
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023082351
出願日
2023-05-18
発明の名称
台車
出願人
株式会社東芝
,
東芝インフラシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類
B62B
3/02 20060101AFI20241121BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】荷崩れを防止できるとともに積み降ろし作業を容易に行うことが可能な台車を提供することにある。
【解決手段】実施形態によれば、台車は、載置面と、それぞれ前記載置面に開口した複数のシート収納部とを有する荷台と、前記荷台に取り付けられた複数のキャスタと、前記載置面に立設された一対の第1支柱を含むハンドルと、荷崩れ防止デバイスと、を備えている。荷崩れ防止デバイスは、前記載置面に立設され、前記一対の第1支柱に間隔を置いて対向する一対の第2支柱と、それぞれ前記シート収納部に収納される収納位置と前記シート収納部から引き出されて前記第1支柱と第2支柱との間、あるいは、前記一対の第2支柱の間、に延在する引出し位置とへ移動可能に設けられた複数の荷崩れ防止シートと、前記荷崩れ防止シートを前記引出し位置に保持する保持機構と、を含んでいる。
【選択図】 図7
特許請求の範囲
【請求項1】
載置面と、それぞれ前記載置面に開口した複数のシート収納部とを有する荷台と、
前記荷台に取り付けられた複数のキャスタと、
前記載置面に立設された一対の第1支柱を含むハンドルと、
前記載置面に立設され、前記一対の第1支柱に間隔を置いて対向する一対の第2支柱と、それぞれ前記シート収納部に収納される収納位置と前記シート収納部から引き出されて前記第1支柱と第2支柱との間、あるいは、前記一対の第2支柱の間、に延在する引出し位置とへ移動可能に設けられた複数の荷崩れ防止シートと、前記荷崩れ防止シートを前記引出し位置に保持する保持機構と、を含む荷崩れ防止デバイスと、
を備える台車。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記荷崩れ防止デバイスは、複数のシートアッセンブリを備え、
前記シートアッセンブリの各々は、前記シート収納部に回転自在に設けられ前記荷崩れ防止シートを巻取り可能な巻取り軸と、前記荷崩れ防止シートの一端に連結され、前記収納位置と引出し位置との間を前記第2支柱に沿って移動可能に設けられた引出し軸と、を備えている、
請求項1に記載の台車。
【請求項3】
前記第1支柱の各々は、支柱の軸方向に沿って設けられた第1ガイド溝を有し、前記第2支柱の各々は、支柱の軸方向に沿って設けられた第2ガイド溝を有し、
前記引出し軸は、軸方向の両端部に設けられ前記第1ガイド溝および第2ガイド溝にそれぞれ係合した一対のガイドピンを有している、
請求項2に記載の台車。
【請求項4】
前記保持機構は、前記第1支柱および前記第2支柱に設けられ前記ガイドピンを吸着する複数の磁石を含んでいる、
請求項3に記載の台車。
【請求項5】
前記一対の第2支柱は、前記荷台に取外し可能に立設され、
前記荷台は、取外された前記第2支柱を収納する支柱収納部を備えている、
請求項1に記載の台車。
【請求項6】
前記荷台の載置面は、矩形状を有し、
前記シート収納部は、前記載置面の一対の長辺に沿って設けられた一対の第1シート収納部と、前記載置面の一方の短辺に沿って設けられた第2シート収納部と、を含み、
前記ハンドルの一対の第1支柱は、前記載置面の他方の短辺の両角部に立設され、
前記一対の第2支柱は、前記一方の短辺の両角部に立設されている、
請求項1に記載の台車。
【請求項7】
前記荷崩れ防止デバイスは、前記第1シート収納部に配置された一対の第1シートアッセンブリと、前記第2シート収納部に配置された第2シートアッセンブリと、を含み、
前記第1シートアッセンブリの各々は、前記第1シート収納部内に回転自在に配置された巻取り軸と、前記第1支柱および第2支柱に沿って移動可能に支持された引出し軸と、巻取り軸に取り付けられた一端部と前記引出し軸に連結された他端部とを有し、前記巻取り軸に巻き取られ前記第1シート収納部に収納される巻取り位置と、前記巻取り軸から引き出されて前記第1支柱と第2支柱との間に延在する引出し位置との間を移動可能な前記荷崩れ防止シートと、を含み、
前記第2シートアッセンブリは、前記第2シート収納部内に回転自在に配置された巻取り軸と、一対の前記第2支柱に沿って移動可能に支持された引出し軸と、前記巻取り軸に取り付けられた一端部と前記引出し軸に連結された他端部とを有し、前記巻取り軸に巻き取られ前記第2シート収納部に収納される巻取り位置と、前記巻取り軸から引き出されて一対の前記第2支柱の間に延在する引出し位置との間を移動可能な前記荷崩れ防止シートと、を含んでいる、
請求項6に記載の台車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、台車に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
荷物搬送用の台車として、荷物の荷崩れ防止のためのネットを備えた台車が提案されている。このような台車では、荷物の積み降ろし時にネットが邪魔となる。そのため、ネットを台車から取外して荷物を積載した後、ネットを再度、台車に取付ける必要があり、積み降ろし作業が煩雑となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-23623号公報
特開2020-157941号公報
特開2022-134776号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態の課題は、荷崩れを防止できるとともに積み降ろし作業を容易に行うことが可能な台車を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態によれば、台車は、載置面と、それぞれ前記載置面に開口した複数のシート収納部とを有する荷台と、前記荷台に取り付けられた複数のキャスタと、前記載置面に立設された一対の第1支柱を含むハンドルと、前記載置面に立設され、前記一対の第1支柱に間隔を置いて対向する一対の第2支柱と、それぞれ前記シート収納部に収納される収納位置と前記シート収納部から引き出されて前記第1支柱と第2支柱との間、あるいは、前記一対の第2支柱の間、に延在する引出し位置とへ移動可能に設けられた複数の荷崩れ防止シートと、前記荷崩れ防止シートを前記引出し位置に保持する保持機構と、を含む荷崩れ防止デバイスと、を備えている。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、実施形態に係る台車を示す斜視図である。
図2は、図1の線A-Aに沿った前記台車の断面図である。
図3は、前記台車の荷崩れ防止シートアッセンブリを示す斜視図。
図4は、引出し軸とともにシートを引き上げた状態における前記荷崩れ防止シートアッセンブリを示す斜視図。
図5は、支柱を立てた状態の前記台車を示す斜視図である。
図6は、前記台車の支柱およびハンドルに前記荷崩れ防止シートアッセンブリのガイドピンが係合した状態を模式的に示す平面図。
図7は、前記シートおよび引出し軸を引き上げた状態の前記台車を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の実施形態ついて、図面を参照しながら説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、以下の実施形態に記載した内容により発明が限定されるものではない。当業者が容易に想到し得る変形は、当然に開示の範囲に含まれる。説明をより明確にするため、図面において、各部分のサイズ、形状等を実際の実施態様に対して変更して模式的に表す場合もある。
【0008】
図1は、実施形態に係る台車100の斜視図である。
台車100は、荷台10と、キャスタ20A、20Bと、支柱30A、30Bと、ハンドル40と、シートアッセンブリ60A、60B、60Cとを備えている。なお、後述するハンドル40の支柱41A、41B、支柱30A、30B、およびシートアッセンブリ60A、60B、60Cは、荷崩れ防止デバイスを構成している。
以下に示す図において、第1方向X、第2方向Y及び第3方向Zを定義する。第1方向X及び第2方向Yは、いずれも台車100に荷物等を積載する面と平行な方向に相当し、第3方向Zは、鉛直方向に相当する。図面において、第1方向X、第2方向Y及び第3方向Zは互いに直交しているが、90度以外の角度で交差していてもよい。
【0009】
荷台10は、矩形の板状に形成され、第1方向Xに沿う一対の長辺と、第2方向Yに沿う一対の短辺と、を有している。荷台10の4つの角部は、滑らかな曲面状(R状)であってもよい。荷台10は、矩形状の上面10aと、下面10bと、長辺側の側面10c、10dと、短辺側の側面10e、10fと、を有している。上面10aは、段ボール箱等の荷物101が積載される載置面を構成している。下面10bは、上面10aの反対側の面である。側面10c、10dは、上面10a及び下面10bを繋ぐ面である。側面10c、10dは、第2方向Yに互いに対向している。
【0010】
荷台10は、載置面10aに設けられた支柱差込口11A、11Bおよびシート収納部12A、12B、12Cと、側面10c、10dに設けられた支柱収納部13A、13Bと、を有している。
支柱差込口11A、11Bは、載置面10aにおいて一方の短辺側の隣り合う角部にそれぞれ設けられている。支柱差込口11A、11Bは、第2方向Yに間隔を置いて互いに対向している。支柱差込口11A、11Bは、載置面10aに開口した有底の凹所であり、例えば、矩形状の断面形状を有している。なお、支柱差込口11A、11Bは、第3方向Zにおいて荷台10を貫通していない。また、図1の例ではX-Y平面における支柱差込口11A、11Bの断面形状は、正方形であるが、これに限らず、長方形や円形であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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