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公開番号
2025020777
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124356
出願日
2023-07-31
発明の名称
ディスク装置
出願人
株式会社東芝
,
東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G11B
5/48 20060101AFI20250205BHJP(情報記憶)
要約
【課題】ボスと貫通孔の内面とを接合する力が低下してしまうことを抑制可能なディスク装置を提供する。
【解決手段】一つの実施形態に係るディスク装置は、第1のサスペンションと第2のサスペンションとを備える。前記第1のサスペンションは、アームに取り付けられた第1のベースプレートを有する。前記第2のサスペンションは、前記アームに取り付けられた第2のベースプレートを有する。前記アームは、貫通孔が設けられ、前記貫通孔が開口する第1の面及び第2の面と、前記貫通孔を形成する内面と、を有する。前記第1のベースプレートは、前記貫通孔に収容されるとともに前記内面に接触した第1のボスを有する。前記第2のベースプレートは、前記貫通孔に収容されるとともに前記内面に接触した第2のボスと、を有する。前記第2のボスの少なくとも一部は、前記内面と前記第1のボスとの間に保持される。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の磁気ヘッドと、
第2の磁気ヘッドと、
アームを有し、回転するよう構成された、キャリッジと、
前記アームに取り付けられた第1のベースプレートを有し、前記第1の磁気ヘッドを保持する、第1のサスペンションと、
前記アームに取り付けられた第2のベースプレートを有し、前記第2の磁気ヘッドを保持する、第2のサスペンションと、
を具備し、
前記アームは、貫通孔が設けられ、前記貫通孔が開口する第1の面と、前記第1の面の反対側に位置するとともに前記貫通孔が開口する第2の面と、前記貫通孔を形成する内面と、を有し、
前記第1のベースプレートは、前記第1の面に向く第3の面と、前記第3の面から突出して前記貫通孔に収容されるとともに前記内面に接触した第1のボスと、を有し、
前記第2のベースプレートは、前記第2の面に向く第4の面と、前記第4の面から突出して前記貫通孔に収容されるとともに前記内面に接触した第2のボスと、を有し、
前記第2のボスの少なくとも一部は、前記内面と前記第1のボスとの間に保持された、
ディスク装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1のボスは、前記内面と互いに向かい合う外側面を有し、
前記第2のボスの少なくとも一部は、前記内面と前記外側面との間に保持された、
請求項1のディスク装置。
【請求項3】
前記外側面は、前記内面に接触する第1の外側面と、前記第1の外側面よりも前記内面から離間するとともに前記内面と向かい合う第2の外側面と、を有し、
前記第2のボスの少なくとも一部は、前記内面と前記第2の外側面との間に保持された、
請求項2のディスク装置。
【請求項4】
前記第1のボスは、前記第1の外側面の反対側に位置する第1の内側面と、前記第2の外側面の反対側に位置する第2の内側面と、前記第1の内側面と前記第2の内側面との間で延びるとともに前記第2の内側面に向かって先細る傾斜面と、を有し、
前記傾斜面は、前記第2の内側面に接続された曲面を有し、
前記第3の面と当該曲面との間の角度は、前記第3の面から遠いほど大きい、
請求項3のディスク装置。
【請求項5】
前記第4の面から前記第2のボスが突出する方向における前記第2のボスの端面は、前記第1のボスから離間している、
請求項2のディスク装置。
【請求項6】
前記外側面は、前記内面に接触する接触領域と、前記接触領域と前記第3の面との間に位置するとともに前記内面から離間した離間領域と、を有し、
前記端面と前記第1のボスとの間の距離は、前記離間領域と前記内面との間の最大の距離よりも大きい、
請求項5のディスク装置。
【請求項7】
前記第1のボスは、前記第3の面から突出するとともに前記内面に接触する第1の部分と、前記第1の部分よりも前記第3の面から離間するとともに前記第1の部分よりも厚い第2の部分と、を有し、
前記第2のボスの少なくとも一部は、前記内面と前記第2の部分との間に保持された、
請求項1のディスク装置。
【請求項8】
前記第1の部分は、前記第2のボスよりも厚い、
請求項7のディスク装置。
【請求項9】
前記第1のボスは、前記貫通孔の内側に向く内側面を有し、
前記内側面のうち最も前記貫通孔の内側に位置する部分は、前記第1の面と前記第2の面との間に位置する、
請求項1のディスク装置。
【請求項10】
前記内側面のうち最も前記貫通孔の内側に位置する部分は、少なくとも部分的に、前記第1の面と前記第2の面との間の中央と、前記第2の面と、の間に位置する、
請求項9のディスク装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、ディスク装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
ハードディスクドライブ(hard disk drive:HDD)のようなディスク装置は、例えば、磁気ディスクと、ヘッドスタックアセンブリ(head stack assembly:HSA)とを有する。HSAは、回転するキャリッジ(carriage)と、当該キャリッジのアームに取り付けられたベースプレートと、当該ベースプレートから延びるロードビーム(loadbeam)と、当該ロードビームに取り付けられたフレキシャ(flexure)と、当該フレキシャに実装された磁気ヘッドとを有する。
【0003】
ベースプレートは、ボス(boss)を有する。アームには、当該ボスが嵌る貫通孔が設けられる。貫通孔を形成するアームの内面にボスが接合されることで、ベースプレートがアームに取り付けられる。キャリッジは複数のアームを有し、複数のアームのうち両端以外のアームには二つのベースプレートが取り付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第5963383号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えばアームが薄い場合、貫通孔が短くなり、貫通孔に嵌められる二つのボスの長さ及び配置が制限される。当該制限により、少なくとも一方のボスと貫通孔の内面とを接合する力が不十分になってしまう虞がある。
【0006】
本発明が解決する課題の一例は、ボスと貫通孔の内面とを接合する力が低下してしまうことを抑制可能なディスク装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一つの実施形態に係るディスク装置は、第1の磁気ヘッドと、第2の磁気ヘッドと、キャリッジと、第1のサスペンションと、第2のサスペンションと、を備える。前記キャリッジは、アームを有し、回転するよう構成される。前記第1のサスペンションは、前記アームに取り付けられた第1のベースプレートを有し、前記第1の磁気ヘッドを保持する。前記第2のサスペンションは、前記アームに取り付けられた第2のベースプレートを有し、前記第2の磁気ヘッドを保持する。前記アームは、貫通孔が設けられ、前記貫通孔が開口する第1の面と、前記第1の面の反対側に位置するとともに前記貫通孔が開口する第2の面と、前記貫通孔を形成する内面と、を有する。前記第1のベースプレートは、前記第1の面に向く第3の面と、前記第3の面から突出して前記貫通孔に収容されるとともに前記内面に接触した第1のボスと、を有する。前記第2のベースプレートは、前記第2の面に向く第4の面と、前記第4の面から突出して前記貫通孔に収容されるとともに前記内面に接触した第2のボスと、を有する。前記第2のボスの少なくとも一部は、前記内面と前記第1のボスとの間に保持される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1の実施形態に係るHDDを分解して示す例示的な斜視図である。
図2は、第1の実施形態のHDDの一部を示す例示的な断面図である。
図3は、第1の実施形態のHGA及びアームを部分的に示す例示的な平面図である。
図4は、第1の実施形態の複数のHGA及び複数のアームを部分的に示す例示的な断面図である。
図5は、第1の実施形態のアーム及びベースプレートを部分的に示す例示的な断面図である。
図6は、第2の実施形態に係るアーム及びベースプレートを部分的に示す例示的な断面図である。
図7は、第3の実施形態に係るアーム及びベースプレートを部分的に示す例示的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1の実施形態)
以下に、第1の実施形態について、図1乃至図5を参照して説明する。なお、本明細書において、実施形態に係る構成要素及び当該要素の説明が、複数の表現で記載されることがある。構成要素及びその説明は、一例であり、本明細書の表現によって限定されない。構成要素は、本明細書におけるものとは異なる名称でも特定され得る。また、構成要素は、本明細書の表現とは異なる表現によっても説明され得る。
【0010】
以下の説明において、「抑制する」は、例えば、事象、作用、若しくは影響の発生を防ぐこと、又は事象、作用、若しくは影響の度合いを低減させること、として定義される。
(【0011】以降は省略されています)
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