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公開番号
2025042462
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-27
出願番号
2023149494
出願日
2023-09-14
発明の名称
半導体装置
出願人
株式会社東芝
,
東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人
弁理士法人iX
主分類
H10D
30/66 20250101AFI20250319BHJP()
要約
【課題】ダイオード動作時の逆回復特性が向上した半導体装置を提供する。
【解決手段】実施形態は、第1電極、と、第2電極と、半導体部と、ゲート電極と、構造体と、を備える。半導体部は、第1電極と第2電極との間に設けられる。ゲート電極は、半導体部と第2電極との間に設けられる。構造体は、ゲート電極下で半導体部内に延在する。半導体部は、第1~第5層を含む。第1~第5層は、この順に積層される。第1~第3、第5層は、第1導電形である。第4層は、第2導電形である。ゲート電極は、第4層と向き合う。構造体は、絶縁膜、導電体、絶縁層およびシリサイド層を含む。シリサイド層は、構造体の下端に設けられる。構造体の下端は、第2層に接する。第2層は、重金属を含む。第3層の重金属の濃度は、第2層よりも低い。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1電極と、
第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間に設けられた半導体部と、
前記半導体部内に設けられ、前記第2電極から前記第1電極に向かって延在するゲート電極と、
前記ゲート電極と前記第1電極との間に設けられ、前記半導体部内で前記ゲート電極側から前記第1電極側に向かって延在する構造体と、
を備え、
前記半導体部は、
前記第1電極上に設けられ、前記第1電極に電気的に接続された第1導電形の第1層と、
前記第1層上に設けられ、重金属を含む前記第1導電形の第2層と、
前記第2層上に設けられ、前記第2層の濃度よりも低い濃度の前記重金属を含む前記第1導電形の第3層と、
前記第3層上に設けられ、ゲート絶縁膜を介して前記ゲート電極と向き合い、且つ前記第2電極に電気的に接続された第2導電形の第4層と、
前記第4層上に設けられ、前記第2電極に電気的に接続された前記第1導電形の第5層と、
を含み、
前記構造体は、
前記第2層に接するシリサイド層と、
前記シリサイド層上に設けられた絶縁層と、
前記絶縁層上に設けられ、前記ゲート電極下から前記絶縁層に向かって延在し、前記ゲート電極から電気的に分離された導電体と、
前記導電体と前記第2層との間、前記導電体と前記第3層との間に設けられた絶縁膜と、
を含み、
前記シリサイド層の底面および少なくとも側面の一部は、前記第2層に接する半導体装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記導電体は、前記導電体の上端から下端にわたって、前記絶縁膜を介して前記第3層に向き合う請求項1記載の半導体装置。
【請求項3】
前記絶縁膜は、前記絶縁膜の下部で前記第2層に接する請求項1記載の半導体装置。
【請求項4】
前記絶縁層は、前記絶縁膜とは異なる結晶構造を有する請求項1記載の半導体装置。
【請求項5】
第1電極と、
第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間に設けられた半導体部と、
前記半導体部内に設けられ、前記第2電極から前記第1電極に向かって延在するゲート電極と、
前記ゲート電極と前記第1電極との間に設けられ、前記半導体部内で前記ゲート電極側から前記第1電極側に向かって延在する構造体と、
を備え、
前記半導体部は、
前記第1電極上に設けられ、前記第1電極に電気的に接続された第1導電形の第1層と、
前記第1層上に設けられ、重金属を含む前記第1導電形の第2層と、
前記第2層上に設けられ、前記第2層の濃度よりも低い濃度の前記重金属を含む前記第1導電形の第3層と、
前記第3層上に設けられ、ゲート絶縁膜を介して前記ゲート電極と向き合い、且つ前記第2電極に電気的に接続された第2導電形の第4層と、
前記第4層上に設けられ、前記第2電極に電気的に接続された前記第1導電形の第5層と、
を含み、
前記構造体は、
前記第2層上で前記第2層に接する絶縁層と、
前記絶縁層上に設けられ、前記ゲート電極下から前記絶縁層に向かって延在し、前記ゲート電極から電気的に分離された導電体と、
前記導電体と前記第2層との間、前記導電体と前記第3層との間に設けられた絶縁膜と、
を含み、
前記絶縁層は、前記絶縁膜とは異なる結晶構造を有する半導体装置。
【請求項6】
前記重金属は、PtまたはAuのいずれかを含む請求項1~5のいずれか1つに記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第2層の重金属の濃度は、1×10
13
cm
-3
~1×10
20
cm
-3
である請求項6記載の半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
実施形態は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)
【背景技術】
【0002】
Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor(MOSFET)は、逆並列に接続されたダイオードを内蔵する。ダイオード動作時においては、逆回復特性を向上することが好ましい。
【0003】
ダイオード動作時の逆回復特性を向上させる方法として、ドリフト層中に重金属などを導入し、ドリフト層中の少数キャリアのライフタイムをコントロールすることが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-141955号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
実施形態は、ダイオード動作時の逆回復特性が向上した半導体装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態に係る半導体装置は、第1電極と、第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に設けられた半導体部と、前記半導体部内に設けられ、前記第2電極から前記第1電極に向かって延在するゲート電極と、前記ゲート電極と前記第1電極との間に設けられ、前記半導体部内で前記ゲート電極側から前記第1電極側に向かって延在する構造体と、を備える。前記半導体部は、前記第1電極上に設けられ、前記第1電極に電気的に接続された第1導電形の第1層と、前記第1層上に設けられ、重金属を含む前記第1導電形の第2層と、前記第2層上に設けられ、前記第2層の濃度よりも低い濃度の前記重金属を含む前記第1導電形の第3層と、前記第3層上に設けられ、ゲート絶縁膜を介して前記ゲート電極と向き合い、且つ前記第2電極に電気的に接続された第2導電形の第4層と、前記第4層上に設けられ、前記第2電極に電気的に接続された前記第1導電形の第5層と、を含む。前記構造体は、前記第2層に接するシリサイド層と、前記シリサイド層上に設けられた絶縁層と、前記絶縁層上に設けられ、前記ゲート電極下から前記絶縁層に向かって延在し、前記ゲート電極から電気的に分離された導電体と、前記導電体と前記第2層との間、前記導電体と前記第3層との間に設けられた絶縁膜と、を含む。前記シリサイド層の底面および少なくとも側面の一部は、前記第2層に接する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1の実施形態に係る半導体装置を例示する模式的な平面図である。
図1のAA線における模式的な矢視断面図である。
図2のB部の模式的拡大図である。
第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
第2の実施形態に係る半導体装置を例示する模式的な断面図である。
第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明の各実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既に説明したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
以下の説明および図面において、n
+
、n
-
およびp
+
、pの表記は、各不純物濃度の相対的な高低を表す。すなわち、「+」が付されている表記は、「+」および「-」のいずれも付されていない表記よりも不純物濃度が相対的に高く、「-」が付されている表記は、いずれも付されていない表記よりも不純物濃度が相対的に低いことを示す。これらの表記は、それぞれの領域にp形不純物とn形不純物の両方が含まれている場合には、それらの不純物が補償しあった後の正味の不純物濃度の相対的な高低を表す。
以下で説明する各実施形態について、各半導体領域のp形とn形を反転させて各実施形態を実施してもよい。
【0009】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る半導体装置を例示する模式的な平面図である。
図2は、図1のAA線における模式的な矢視断面図である。
図3は、図2のB部の模式的拡大図である。
図1および図2に示すように、本実施形態に係る半導体装置100は、第1電極1と、第2電極2と、半導体部10と、ゲート電極21と、構造体40と、を備える。半導体部10は、第1電極1と第2電極2との間に設けられている。第1電極1は、半導体部10の裏面に設けられ、ドレイン電極として機能する。第2電極2は、半導体部の表面側に設けられ、ソース電極E2として機能する。ゲート電極21は、ゲート絶縁膜31を介して半導体部10と向き合う。ゲート電極21は、ゲート電極パッドG1に電気的に接続されている。ソース電極E2とゲート電極パッドG1とは、平面視で、離れて配置されており、電気的に分離されている。ソース電極E2とゲート電極パッドG1との間には、この例のように、絶縁層K1が設けられる場合があるが、ソース電極E2とゲート電極パッドG1との間には、絶縁層K1は設けられなくてもよい。
【0010】
半導体装置100は、第1電極1をドレイン電極、第2電極2をソース電極E2とし、ゲート電極21を有するMOSFETである。半導体装置100のダイオード動作では、半導体装置100がnチャネルのMOSFETの場合には、第1電極1はカソード電極として機能し、第2電極2はアノード電極として機能する。半導体装置100がpチャネルのMOSFETの場合には、第1電極1はアノード電極として機能し、第2電極2はカソード電極として機能する。
(【0011】以降は省略されています)
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