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公開番号
2025078356
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023190854
出願日
2023-11-08
発明の名称
X線厚み測定装置
出願人
株式会社東芝
,
東芝インフラシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人iX
主分類
G01B
15/02 20060101AFI20250513BHJP(測定;試験)
要約
【課題】通信データにコリジョンが発生するのを抑制することができるX線厚み測定装置を提供することである。
【解決手段】実施形態に係るX線厚み測定装置は、コントローラと、前記コントローラと電気的に接続され、X線の発生、および前記X線の検出の少なくともいずれかに関与する複数の要素と、を備えている。前記コントローラは、前記複数の要素にトリガをブロードキャストし、前記トリガを受信した前記複数の要素は、前記複数の要素のそれぞれに設けられた時計により設定された、それぞれの遅れ時間に基づいて前記コントローラにデータを送信する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
コントローラと、
前記コントローラと電気的に接続され、X線の発生、および前記X線の検出の少なくともいずれかに関与する複数の要素と、
を備え、
前記コントローラは、前記複数の要素にトリガをブロードキャストし、
前記トリガを受信した前記複数の要素は、前記複数の要素のそれぞれに設けられた時計により設定された、それぞれの遅れ時間に基づいて前記コントローラにデータを送信するX線厚み測定装置。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記複数の要素のそれぞれから前記コントローラに送信される前記データ同士の間には、所定の時間間隔が設けられている請求項1記載のX線厚み測定装置。
【請求項3】
前記トリガは、前記複数の要素に対する命令の情報、および、前記複数の要素毎の前記遅れ時間に関する情報を含んでいる請求項1または2に記載のX線厚み測定装置。
【請求項4】
前記コントローラは、
測定対象物の厚みを測定する際には、一定の周期で前記トリガをブロードキャストし、
前記X線厚み測定装置の段取りを行う際には、前記段取りに要する演算時間に応じて、前記トリガをブロードキャストするタイミングを変化させる請求項1または2に記載のX線厚み測定装置。
【請求項5】
前記コントローラと電気的に接続され、前記X線厚み測定装置の状態を検出する複数の状態測定器をさらに備え、
前記コントローラは、前記複数の要素、および、前記複数の状態測定器に前記トリガをブロードキャストし、
前記トリガを受信した前記複数の状態測定器は、前記複数の状態測定器のそれぞれに設けられた時計により設定された、それぞれの遅れ時間に基づいて前記コントローラにデータを送信する請求項1記載のX線厚み測定装置。
【請求項6】
前記複数の状態測定器のそれぞれから前記コントローラに送信される前記データ同士の間には、所定の時間間隔が設けられている請求項5記載のX線厚み測定装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、X線厚み測定装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、24時間稼働している鉄や非鉄などの圧延ラインにおいて、圧延された板材の厚みをオンラインで測定するX線厚み測定装置がある。この様なX線厚み測定装置は、例えば、測定対象である板材にX線を照射するX線発生部、板材を透過することで減衰したX線を検出するX線検出部、複数の基準板を有し、検出されたX線の値を校正する校正装置、振動などの状態に関するデータを測定する状態測定器などを備えている。また、X線厚み測定装置には、これらと電気的に接続されたコントローラが設けられ、コントローラは、これらと個別にデータ通信している。コントローラと、これらとの間のデータ通信の規格には、例えば、イーサネット(Ethernet;登録商標)を用いることができる。
【0003】
ここで、コントローラからX線発生部などへの命令の通信は、作業者による操作時など、必要な時に行われる。また、X線発生部などからコントローラへのデータの通信は、個別に行われる。
【0004】
この場合、コントローラからの通信データと、コントローラへの通信データとにコリジョン(衝突)が発生する場合がある。また、コントローラからの通信データ同士、あるいは、コントローラへの通信データ同士にコリジョンが発生する場合がある。コリジョンが生じると、通信データに含まれていた情報が抜け落ちたり、通信データの再送信が必要となって通信に余分な時間がかかったりするおそれがある。
【0005】
X線厚み測定装置の場合には、コントローラは、X線発生部などと所定の制御周期で通信を行う場合が多い。そのため、コリジョンに起因する再送信の可能性があると、制御周期を短くすることができず、応答性を高めるのが困難となる。
【0006】
そこで、通信データにコリジョンが発生するのを抑制することができるX線厚み測定装置の開発が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2018-100849号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明が解決しようとする課題は、通信データにコリジョンが発生するのを抑制することができるX線厚み測定装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
実施形態に係るX線厚み測定装置は、コントローラと、前記コントローラと電気的に接続され、X線の発生、および前記X線の検出の少なくともいずれかに関与する複数の要素と、を備えている。前記コントローラは、前記複数の要素にトリガをブロードキャストし、前記トリガを受信した前記複数の要素は、前記複数の要素のそれぞれに設けられた時計により設定された、それぞれの遅れ時間に基づいて前記コントローラにデータを送信する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施の形態に係るX線厚み測定装置のブロック図である。
コントローラと、各要素との間の通信を例示するためのタイミングチャートである。
他の実施形態に係る、コントローラと、各要素との間の通信を例示するためのタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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