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公開番号
2025069640
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2023179474
出願日
2023-10-18
発明の名称
ケーブルコネクタ保護カバー
出願人
株式会社東芝
,
東芝インフラシステムズ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01R
13/52 20060101AFI20250423BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】従来技術ではケーブルの誤接続を防止するため、識別タグをつけてケーブルの識別を行う。しかし、ケーブル差し込みの際にポート表を見ずに差しこむといった確認不備が原因でケーブルの誤接続が起きてしまう可能性がある。また、タグをケーブルに巻き付け識別を行う構造だと、ケーブルを接続するときに手でタグを覆ってしまい、タグを見ることが出来ない。
【解決手段】ケーブルの先端に設けられたコネクタを、コネクタの未接続時に保護するもので、ケーブルコネクタ部分を被覆するケーブルコネクタ被覆部と、前記ケーブルコネクタ被覆部をケーブルに係止させる係止部と、前記ケーブルコネクタ被覆部を、前記係止部と分離可能に連結する連結部と、前記ケーブルコネクタ被覆部と前記係止部とに設けられ、コネクタを識別するための識別タグを収納する識別タグ収納部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ケーブルの先端に設けられたコネクタを、コネクタの未接続時に保護するもので、ケーブルコネクタ部分を被覆するケーブルコネクタ被覆部と、
前記ケーブルコネクタ被覆部をケーブルに係止させる係止部と、
前記ケーブルコネクタ被覆部を、前記係止部と分離可能に連結する連結部と、
前記ケーブルコネクタ被覆部と前記係止部とに設けられ、コネクタを識別するための識別タグを収納する識別タグ収納部と、
を備えるケーブルコネクタ保護カバー。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記係止部が面ファスナーを有し、前記面ファスナーの接着によって前記係止部がケーブルに係止される、
請求項1に記載のケーブルコネクタ保護カバー。
【請求項3】
前記連結部がミシン目状に連続した小孔または開口部を有する、
請求項1又は請求項2に記載のケーブルコネクタ保護カバー。
【請求項4】
前記係止部がスナップボタンを有し、前記スナップボタンの接着によって前記係止部がケーブルに係止される、
請求項1に記載のケーブルコネクタ保護カバー。
【請求項5】
前記係止部が係止用孔を有し、前記係止用孔に紐状の留め具を通してケーブルに係止される、
請求項1に記載のケーブルコネクタ保護カバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、ケーブルコネクタ保護カバーに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
通信用のLAN(Local Area Network)ケーブルはコンピュータやネットワークデバイス間でデータを送受信するために使用されるケーブルである。LANケーブルで接続されることで、異なるデバイスをネットワークに接続することが可能となり、データの送受信が可能となる。
【0003】
LANケーブルは複数のLANポートを有するルータやハブ等に接続されることもあり、複数のLANケーブルを1つずつ正確に該当するLANポートに接続しなければならない。
【0004】
特許文献1に記載の通信ケーブル用の識別タグによれば、通信用ケーブルの識別は通信用ケーブルの外周面に対し回動可能なスパイラルチューブを巻き付け、そのチューブ表面に貼付けて構成したシート状タグで識別を行っている。
【0005】
また、特許文献2記載のコネクタRJ45保護キャップによれば、LAN用コネクタRJ45先端に保護キャップを取り付け、変形や傷つきを防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2003-9329号公報
特開2010-161049号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来技術ではケーブルの誤接続を防止するため、識別タグをつけてケーブルの識別を行う。しかし、ケーブル差し込みの際にポート表を見ずに差しこむといった確認不備が原因でケーブルの誤接続が起きてしまう可能性がある。また、タグをケーブルに巻き付けて識別を行う構造だと、ケーブルを接続するときに手でタグを覆ってしまい、タグを見ることが出来ない。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、実施形態に係るケーブルコネクタ保護カバーは、ケーブルの先端に設けられたコネクタを、コネクタの未接続時に保護するもので、ケーブルコネクタ部分を被覆するケーブルコネクタ被覆部と、前記ケーブルコネクタ被覆部をケーブルに係止させる係止部と、前記ケーブルコネクタ被覆部を、前記係止部と分離可能に連結する連結部と、前記ケーブルコネクタ被覆部と前記係止部とに設けられ、コネクタを識別するための識別タグを収納する識別タグ収納部とを備える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態に係るケーブルコネクタ保護カバーをケーブルに係止した状態の概略図。
第1の実施形態に係るケーブルコネクタ保護カバーの展開図。
ケーブルに係止された第1の実施形態に係るケーブルコネクタ保護カバーからケーブルコネクタ被覆部を分離した状態の概略図。
第2の実施形態に係るケーブルコネクタ保護カバーの展開図。
第3の実施形態に係るケーブルコネクタ保護カバーの展開図。
LANケーブル先端の概略図。
LANポートに接続されるLANケーブルの概略図。
第1の実施形態に係るケーブルコネクタ保護カバー10を用いたケーブル接続のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して発明を実施するための実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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