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公開番号
2025054940
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023164187
出願日
2023-09-27
発明の名称
磁気ディスク装置
出願人
株式会社東芝
,
東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G11B
17/038 20060101AFI20250401BHJP(情報記憶)
要約
【課題】磁気ディスクを5枚以上搭載した、外部衝撃に強い磁気ディスク装置を提供することである。
【解決手段】実施形態の磁気ディスク装置は、ベースと、磁気ディスクと、ヘッドアクチュエータと、スピンドルモータを備える。ベースは、第2の厚さを有した底壁と、側壁を有する。磁気ディスクは、ベース内に5枚以上設けられる。スピンドルモータは、底壁に固定され、第1の孔を有するスリーブと、第1の孔に回転自在な状態で挿通されたシャフトと、シャフトと一体となって回転自在なハブを有する。ハブは、軸開口部を有する第1部分と、第1部分の最下面外周部から、前記磁気ディスクから底壁に向かう第1方向に向かって延在した第2部分と、第2部分の最下面から、第1方向と直交する第2方向に向かって延在した第3部分を有する。第3部分は第1の厚さを有し、第2の厚さを第1の厚さで除した値は1.89以上である磁気ディスク装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ベースと、
磁気ディスクと、
ヘッドアクチュエータと、
スピンドルモータと、
を備え、
前記ベースは、
第2の厚さを有した底壁と、
前記底壁の周縁部に沿って立設された側壁と、
を有し、
前記磁気ディスクは前記ベース内に5枚以上設けられ、
前記ヘッドアクチュエータは、移動自在に支持された磁気ヘッドを有し、
前記スピンドルモータは、
前記底壁に固定され、第1の孔を有するスリーブと、
前記第1の孔に回転自在な状態で挿通されたシャフトと、
前記シャフトと一体となって回転自在なハブと、
を有し、
前記ハブは、
前記シャフトの上端部に挿通された軸開口部を有する第1部分と、
前記第1部分の最下面外周部から、前記磁気ディスクから前記底壁に向かう第1方向に向かって延在した第2部分と、
前記第2部分の最下面から、前記第1方向と直交する第2方向に向かって延在し、前記底壁と対面し厚さが第1の厚さである第3部分と、
を有し、
前記第3部分は、前記第2の厚さを第1の厚さで除した値が1.89以上である磁気ディスク装置。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記第2の厚さを第1の厚さで除した値が2.28以上である請求項1に記載の磁気ディスク装置。
【請求項3】
前記第1の厚さ、及び前記第2の厚さは、前記第1方向における厚さであり、
前記第1方向において、前記第3部分は前記底壁と前記磁気ディスクとの間に設けられている請求項1又は2に記載の磁気ディスク装置。
【請求項4】
前記第1の厚さは、1.89mm以上である請求項1又は2に記載の磁気ディスク装置。
【請求項5】
前記側壁に固定されたトップカバーを更に有し、
前記底壁の最下面から前記トップカバーの最上面までの高さを26.2mm以下であることを特徴とした、請求項1又は2に記載の磁気ディスク装置。
【請求項6】
前記ベースは、第2の孔を更に備え、
前記スリーブは、前記第2の孔に固定された請求項1又は2に記載の磁気ディスク装置。
【請求項7】
前記第2の孔には前記第1方向に延在する円筒部を更に備え、前記円筒部の外周には固定子に設けられたコイルが固定された請求項6に記載の磁気ディスク装置。
【請求項8】
前記第2部分と前記コイルの間に設けられたマグネットと、
前記マグネットと前記第2部分の間に設けられたヨークと、
を更に備えた請求項7に記載の磁気ディスク装置。
【請求項9】
前記ハブの上面にはクランプを更に備え、
前記磁気ディスクは、前記第3部分と前記クランプとの間にスペーサを介して設けられている請求項1又は2に記載の磁気ディスク装置。
【請求項10】
底壁と、前記底壁の周縁部に沿って立設された側壁と、を有するベースと、
前記側壁に固定されたトップカバーと、
前記ベース内に設けられた5枚以上の磁気ディスクと、
磁気ヘッドを有し、前記磁気ヘッドを移動自在に支持するヘッドアクチュエータと、
前記磁気ディスクを回転自在に支持した、軸回転方式のスピンドルモータと、を備える磁気ディスク装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、磁気ディスク装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ハードディスクドライブ(HDD)は、データを記録・保存するための装置であり、磁気ディスク、データの読み書きに必要なヘッドアッセンブリ、磁気ディスクを高速で回転させるスピンドルモータなどから構成される。
【0003】
外部衝撃に強いHDDを得るために、振動特性に考慮しながらベース厚は厚く設計される。近年のHDDの大容量化により、従来の軸回転方式のスピンドルモータでは高さ寸法における設計制約上、外部衝撃に強いディスク装置を得るのが困難であるとの問題が生じていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第8848312号明細書
米国特許第5479304号明細書
特開2004-166439号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、磁気ディスクを5枚以上搭載した、外部衝撃に強い磁気ディスク装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の磁気ディスク装置は、ベースと、磁気ディスクと、ヘッドアクチュエータと、スピンドルモータを備える。ベースは、第2の厚さを有した底壁と、前記底壁の周縁部に沿って立設された側壁を有する。磁気ディスクは、ベース内に5枚以上設けられ、ヘッドアクチュエータは、移動自在に支持された磁気ヘッドを有している。
【0007】
スピンドルモータは、底壁に固定され、第1の孔を有するスリーブと、第1の孔に回転自在な状態で挿通されたシャフトと、シャフトと一体となって回転自在なハブを有する。ハブは、シャフトの上端部に挿通された軸開口部を有する第1部分と、第1部分の最下面外周部から、前記磁気ディスクから前記底壁に向かう第1方向に向かって延在した第2部分からなる。また、第2部分の最下面から、前記第1方向と直交する第2方向に向かって延在し、底壁と対面した第3部分を更に有する。第3部分は第1の厚さを有し、第2の厚さを第1の厚さで除した値は1.89以上である磁気ディスク装置。
【0008】
さらに、実施形態の磁気ディスク装置は、底壁と、底壁の周縁部に沿って立設された側壁とを有するベースと、側壁に固定されたトップカバーとを有し、ベース内に設けられた5枚以上の磁気ディスクを有する磁気ディスク装置を与える。この磁気ディスク装置は、磁気ヘッドを有し、前記磁気ヘッドを移動自在に支持するヘッドアクチュエータと、磁気ディスクを回転自在に支持した軸回転方式のスピンドルモータとを備える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態に係るHDDの斜視図。
図1に示すA-A’線によるHDDの断面図を示す図。
h2/h1と衝撃耐力の関係を示す図。
振動特性のシミュレーション結果を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する符号を付す。また、図面の寸法比率は、図示の比率に限定されるものではない。なお、本実施形態は、本発明を限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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