TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025029882
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023134761
出願日2023-08-22
発明の名称半導体装置
出願人株式会社東芝,東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人弁理士法人iX
主分類H10D 30/66 20250101AFI20250228BHJP()
要約【課題】破壊の発生を抑制できる半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置は、第1電極31の上に設けられた第1導電形の第1半導体領域11、第1半導体領域の上に設けられた第2導電形の第2半導体領域12及び第2半導体領域の上に設けられた第1導電形の第3半導体領域を含む。第2電極32は、第2半導体領域及び第3半導体領域の上に設けられている。ゲート電極20は、ゲート絶縁層25を介して第45半導体領域14と対面する。ゲート電極は、第1部分21と、第2部分22と、第3部分23と、を含む。第1部分は、第2電極32と対面する。第2部分は、ゲート電極の端部に位置する。第3部分は、第1部分と第2部分との間に位置する。第2部分の不純物濃度は、第3部分の不純物濃度よりも低い。第3電極は、第3部分の上に設けられた配線部33aを含み、ゲート電極と電気的に接続されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
第1電極と、
前記第1電極の上に設けられた第1導電形の第1半導体領域、前記第1半導体領域の上に設けられた第2導電形の第2半導体領域、及び前記第2半導体領域の上に設けられた第1導電形の第3半導体領域を含み、炭化シリコンを含有する半導体層と、
前記第2半導体領域及び前記第3半導体領域の上に設けられた第2電極と、
前記第1電極から前記第1半導体領域に向かう第1方向に垂直な第2方向において、ゲート絶縁層を介して前記第2半導体領域と対面するゲート電極であって、
前記第3半導体領域とさらに対面する第1部分と、
前記第1方向及び前記第2方向に垂直な第3方向における前記ゲート電極の端部に位置する第2部分と、
前記第3方向において前記第1部分と前記第2部分との間に位置する第3部分と、
を含み、前記第2部分の不純物濃度が前記第3部分の不純物濃度よりも低い、前記ゲート電極と、
前記第3部分の上に設けられた配線部を含み、前記ゲート電極と電気的に接続され、前記第2電極から離れた第3電極と、
を備えた半導体装置。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記半導体層は、前記第1半導体領域と前記ゲート電極との間に設けられた第2導電形の第4半導体領域をさらに含み、
前記第4半導体領域は、前記第2半導体領域と接続されている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第4半導体領域の一部は、前記第2方向又は前記第3方向において、前記ゲート絶縁層を介して前記第3部分と対面している、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第2部分の不純物濃度は、前記第3部分の不純物濃度の0.5倍未満である、請求項1~3のいずれか1つに記載の半導体装置。
【請求項5】
前記ゲート電極は、前記第2方向において複数設けられ、
前記配線部は、複数の前記第3部分の上に位置する、請求項1~3のいずれか1つに記載の半導体装置。
【請求項6】
前記ゲート絶縁層は、前記第2方向において前記ゲート電極と前記半導体層との間に設けられた第1絶縁領域と、前記第3方向において前記ゲート電極と前記半導体層との間に設けられた第2絶縁領域と、を含み、
前記第2絶縁領域の厚さは、前記第1絶縁領域の厚さよりも大きい、請求項1~3のいずれか1つに記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第3部分の前記第1方向における長さは、前記第1部分の前記第2方向における長さよりも長く、前記第2部分の前記第2方向における長さよりも長い、請求項1~3のいずれか1つに記載の半導体装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
炭化シリコンを用いた半導体装置がある。半導体装置について、破壊の発生を抑制できる技術が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7176206号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、破壊の発生を抑制できる半導体装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る半導体装置は、第1電極と、半導体層と、第2電極と、ゲート電極と、第3電極と、を備える。前記半導体層は、前記第1電極の上に設けられた第1導電形の第1半導体領域、前記第1半導体領域の上に設けられた第2導電形の第2半導体領域、及び前記第2半導体領域の上に設けられた第1導電形の第3半導体領域を含む。前記半導体層は、炭化シリコンを含有する。前記第2電極は、前記第2半導体領域及び前記第3半導体領域の上に設けられている。前記ゲート電極は、前記第1電極から前記第1半導体領域に向かう第1方向に垂直な第2方向において、ゲート絶縁層を介して前記第2半導体領域と対面する。前記ゲート電極は、第1部分と、第2部分と、第3部分と、を含む。前記第1部分は、前記第3半導体領域とさらに対面する。前記第2部分は、前記第1方向及び前記第2方向に垂直な第3方向における前記ゲート電極の端部に位置する。前記第3部分は、前記第3方向において前記第1部分と前記第2部分との間に位置する。前記第2部分の不純物濃度は、前記第3部分の不純物濃度よりも低い。前記第3電極は、前記第3部分の上に設けられた配線部を含む。前記第3電極は、前記ゲート電極と電気的に接続され、前記第2電極から離れている。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、実施形態に半導体装置を示す平面図である。
図2は、図1の部分IIの拡大平面図である。
図3は、図2のIII-III断面図である。
図4は、図2のIV-IV断面図である。
図5は、図2のV-V断面図である。
図6(a)及び図6(b)は、実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図7(a)及び図7(b)は、実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図8(a)及び図8(b)は、実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図9(a)及び図9(b)は、実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図10(a)及び図10(b)は、ゲート電極の第2部分を示す平面図である。
図11は、実施形態の第1変形例に係る半導体装置の一部を示す平面図である。
図12は、図11のXII-XII断面図である。
図13は、実施形態の第2変形例に係る半導体装置の一部を示す平面図である。
図14は、図13のXIV-XIV断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施形態について図面を参照しつつ説明する。図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。本願明細書と各図において、既に説明したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
以下の説明において、n

、n
--
及びp

、p、p

の表記は、各導電形における不純物濃度の相対的な高低を表す。すなわち、「+」が付されている表記の不純物濃度は、「+」及び「-」のいずれも付されていない表記の不純物濃度よりも高いことを示す。「-」が付されている表記の不純物濃度は、「+」及び「-」のいずれも付されていない表記の不純物濃度よりも低いことを示す。「--」が付されている表記の不純物濃度は、「-」が付されている表記の不純物濃度よりも低いことを示す。以下で説明する各実施形態について、各半導体領域のp形とn形を反転させて各実施形態を実施してもよい。
【0008】
図1は、実施形態に半導体装置を示す平面図である。図2は、図1の部分IIの拡大平面図である。図3~図5は、それぞれ、図2のIII-III断面図、IV-IV断面図、及びV-V断面図である。
実施形態に半導体装置は、Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor(MOSFET)である。図1~図5に示すように、実施形態に半導体装置1は、半導体層10、ゲート電極20、第1電極31、第2電極32、第3電極33、及び絶縁層35を備える。
【0009】
実施形態の説明では、XYZ直交座標系を用いる。第1部分21から半導体層10に向かう方向をZ方向(第1方向)とする。Z方向に対して垂直であり、相互に直交する二方向をX方向(第3方向)及びY方向(第2方向)とする。また、説明のために、第1部分21から半導体層10に向かう方向を「上」と言い、その反対方向を「下」と言う。これらの方向は、第1部分21と半導体層10との相対的な位置関係に基づき、重力の方向とは無関係である。
【0010】
図1に示すように、半導体装置1の上面には、第2電極32及び第3電極33が設けられている。第2電極32と第3電極33は、互いに離れ、電気的に分離されている。第3電極33は、一方向に沿って延びる配線部33aと、X-Y面に沿って広がるパッド部33bと、を含む。配線部33aは、パッド部33bと電気的に接続されている。パッド部33bには、ボンディングワイヤなどが接続される。半導体装置1の外周は、絶縁層35によって覆われている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社東芝
センサ
19日前
株式会社東芝
発券機
27日前
株式会社東芝
受光装置
11日前
株式会社東芝
回転電機
17日前
株式会社東芝
回転電機
11日前
株式会社東芝
発振回路
9日前
株式会社東芝
回転電機
11日前
株式会社東芝
回転電機
11日前
株式会社東芝
測距装置
16日前
株式会社東芝
試験装置
26日前
株式会社東芝
計算装置
1か月前
株式会社東芝
計算装置
1か月前
株式会社東芝
電解装置
12日前
株式会社東芝
半導体装置
12日前
株式会社東芝
半導体装置
10日前
株式会社東芝
半導体装置
12日前
株式会社東芝
半導体装置
10日前
株式会社東芝
半導体装置
10日前
株式会社東芝
半導体装置
10日前
株式会社東芝
半導体装置
12日前
株式会社東芝
半導体装置
10日前
株式会社東芝
半導体装置
10日前
株式会社東芝
半導体装置
17日前
株式会社東芝
半導体装置
17日前
株式会社東芝
半導体装置
17日前
株式会社東芝
半導体装置
17日前
株式会社東芝
半導体装置
12日前
株式会社東芝
半導体装置
12日前
株式会社東芝
半導体装置
11日前
株式会社東芝
半導体装置
18日前
株式会社東芝
半導体装置
17日前
株式会社東芝
半導体装置
16日前
株式会社東芝
半導体装置
16日前
株式会社東芝
半導体装置
12日前
株式会社東芝
半導体装置
16日前
株式会社東芝
半導体装置
16日前
続きを見る