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公開番号2024088290
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022203384
出願日2022-12-20
発明の名称記憶装置
出願人キオクシア株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類G11C 11/4091 20060101AFI20240625BHJP(情報記憶)
要約【課題】 誤動作を抑制された記憶装置を提供する。
【解決手段】 第1インバータ回路は、第1及び第2ノード間に接続され、第3ノードで接続された第2及び第3トランジスタを含む。第2インバータ回路は、第1及び第2ノード間に接続され、第4ノードで接続された第4及び第5トランジスタを含む。第8トランジスタは、第3トランジスタのゲートと第3ノードの間に接続される。第9トランジスタは、第5トランジスタのゲートと第4ノードの間に接続される。第1時刻に第1ノードに第1電圧が印加されるとともに第2ノードに第1電圧より低い第2電圧が印加される状態が形成される。第2時刻に第1ノードに第2及び第1電圧間の第3電圧が印加される。第3時刻に第2ノードに第2及び第1電圧間の第4電圧が印加される。第4時刻に第2ノードに第2電圧が印加される。第5時刻に第1ノードに第1電圧が印加される。
【選択図】 図3


特許請求の範囲【請求項1】
キャパシタと、
第1端において前記キャパシタと接続された第1トランジスタと、
第1ノードと第2ノードとの間に接続され、第3ノードにおいて直列に接続されたp型の第2トランジスタとn型の第3トランジスタとを含んだ第1インバータ回路と、
前記第1ノードと前記第2ノードとの間に接続され、第4ノードにおいて直列に接続されたp型の第4トランジスタとn型の第5トランジスタとを含み、前記第5トランジスタのゲートは前記第1トランジスタの第2端と接続されている第2インバータ回路と、
前記第5トランジスタの前記ゲートと前記第3ノードとの間に接続された第6トランジスタと、
前記第3トランジスタのゲートと前記第4ノードとの間に接続された第7トランジスタと、
前記第3トランジスタの前記ゲートと前記第3ノードとの間に接続された第8トランジスタと、
前記第5トランジスタの前記ゲートと前記第4ノードとの間に接続された第9トランジスタと、
を備え、
第1時刻において前記第1ノードに第1電圧が印加されるとともに前記第2ノードに前記第1電圧より低い第2電圧が印加される状態が形成され、前記第1時刻の後の第2時刻において前記第1ノードに前記第2電圧と前記第1電圧との間の第3電圧が印加され、前記第2時刻の後の第3時刻において前記第2ノードに前記第2電圧と前記第1電圧との間の第4電圧が印加され、前記第3時刻の後の第4時刻において前記第2ノードに前記第2電圧が印加され、前記第4時刻の後の第5時刻において前記第1ノードに前記第1電圧が印加される、
記憶装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記第1ノードに前記第1電圧が印加されている間かつ前記第2ノードに前記第2電圧が印加されている間、前記第8トランジスタのゲート及び前記第9トランジスタのゲートに前記第2電圧より高い第5電圧が印加され続ける、
請求項1に記載の記憶装置。
【請求項3】
前記第3時刻の後で前記第1トランジスタのゲートに前記第2電圧より高い第6電圧が印加される時刻の前に、前記第8トランジスタの前記ゲート及び前記第9トランジスタの前記ゲートに前記第2電圧が印加される、
請求項2に記載の記憶装置。
【請求項4】
前記第4時刻から前記第5時刻まで前記第6トランジスタのゲート及び前記第7トランジスタのゲートに前記第2電圧が印加される、
請求項1に記載の記憶装置。
【請求項5】
前記第5時刻の後に前記第6トランジスタの前記ゲート及び前記第7トランジスタの前記ゲートに前記第2電圧が印加され続ける、
請求項4に記載の記憶装置。
【請求項6】
前記第1ノードに前記第1電圧が印加されている間かつ前記第2ノードに前記第2電圧が印加されている間、前記第8トランジスタのゲート及び前記第9トランジスタのゲートに前記第2電圧より高い第5電圧が印加され続ける、
請求項5に記載の記憶装置。
【請求項7】
前記第3時刻の後で前記第1トランジスタのゲートに前記第2電圧より高い第6電圧が印加される時刻の前に、前記第8トランジスタの前記ゲート及び前記第9トランジスタの前記ゲートに前記第2電圧が印加される、
請求項6に記載の記憶装置。
【請求項8】
前記第3時刻の後で前記第4時刻の前の時刻から前記第5時刻まで前記第8トランジスタの前記ゲート及び前記第9トランジスタの前記ゲートに前記第2電圧が印加され続ける、
請求項6に記載の記憶装置。
【請求項9】
キャパシタと、
第1端において前記キャパシタと接続された第1トランジスタと、
第1ノードと第2ノードとの間に接続され、第3ノードにおいて直列に接続されたp型の第2トランジスタとn型の第3トランジスタとを含んだ第1インバータ回路と、
前記第1ノードと前記第2ノードとの間に接続され、第4ノードにおいて直列に接続されたp型の第4トランジスタとn型の第5トランジスタとを含み、前記第5トランジスタのゲートは前記第1トランジスタの第2端と接続されている第2インバータ回路と、
前記第5トランジスタの前記ゲートと前記第3ノードとの間に接続された第6トランジスタと、
前記第3トランジスタのゲートと前記第4ノードとの間に接続された第7トランジスタと、
前記第3トランジスタの前記ゲートと前記第3ノードとの間に接続された第8トランジスタと、
前記第5トランジスタの前記ゲートと前記第4ノードとの間に接続された第9トランジスタと、
第1電位のノードと前記第1ノードとの間の第10トランジスタと、
前記第2ノードと前記第1電位より低い第2電位のノードとの間の第11トランジスタと、
を備え、
第1信号及び第2信号を受け取り、
前記第2信号が遅延された第3信号を出力する遅延回路を含み、
前記第1信号、前記第2信号、及び前記第3信号に基づくレベルの第4信号を前記第11トランジスタのゲートに印加し、
前記第1信号及び前記第2信号に基づくレベルの第5信号を前記第10トランジスタのゲートに印加する、
制御回路、
を備える記憶装置。
【請求項10】
前記第5信号は、前記第1信号に基づかない、
請求項9に記載の記憶装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
実施形態は、概して記憶装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
記憶装置として、DRAM(Dynamic Random Access Memory)が知られている。DRAMのメモリセルは、キャパシタとトランジスタを含む。メモリセルは、キャパシタに蓄積されている電荷に基づいて、データを保持する。データ読出しの対象のメモリセルのデータに基づく電圧がセンスアンプによって増幅され、これによって、記憶されているデータが判別される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第9202531号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
誤動作を抑制された記憶装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態による記憶装置は、キャパシタと、第1トランジスタと、第1インバータ回路と、第2インバータ回路と、第6トランジスタと、第7トランジスタと、第8トランジスタと、第9トランジスタと、を含む。
【0006】
上記第1トランジスタは、第1端において上記キャパシタと接続されている。上記第1インバータ回路は、第1ノードと第2ノードとの間に接続され、第3ノードにおいて直列に接続されたp型の第2トランジスタとn型の第3トランジスタとを含む。上記第2インバータ回路は、上記第1ノードと上記第2ノードとの間に接続され、第4ノードにおいて直列に接続されたp型の第4トランジスタとn型の第5トランジスタとを含む。上記第5トランジスタのゲートは上記第1トランジスタの第2端と接続されている。上記第6トランジスタは、上記第5トランジスタの上記ゲートと上記第3ノードとの間に接続されている。上記第7トランジスタは、上記第3トランジスタのゲートと上記第4ノードとの間に接続されている。上記第8トランジスタは、上記第3トランジスタの上記ゲートと上記第3ノードとの間に接続されている。上記第9トランジスタは、上記第5トランジスタの上記ゲートと上記第4ノードとの間に接続されている。第1時刻において上記第1ノードに第1電圧が印加されるとともに上記第2ノードに上記第1電圧より低い第2電圧が印加される状態が形成される。上記第1時刻の後の第2時刻において上記第1ノードに上記第2電圧と上記第1電圧との間の第3電圧が印加される。上記第2時刻の後の第3時刻において上記第2ノードに第2電圧と上記第1電圧との間の第4電圧が印加される。上記第3時刻の後の第4時刻において上記第2ノードに上記第2電圧が印加される。上記第4時刻の後の第5時刻において上記第1ノードに上記第1電圧が印加される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態の記憶装置の機能ブロック及び関連する構成要素を示す図。
第1実施形態のメモリセルの構成要素及び構成要素の接続を示す図。
第1実施形態のセンスアンプの一部の構成要素及び構成要素の接続を示す図。
第1実施形態の記憶装置の読出し回路の構成要素及び構成要素の接続を示す図。
第1実施形態の記憶装置のセンスアンプ制御回路の構成要素及び構成要素の接続を示す図。
第1実施形態の記憶装置のセンスアンプ制御回路中の信号の波形を時間に沿って示す図。
第1実施形態の記憶装置のいくつかの要素のデータ読出しの間の電位を時間に沿って模式的に示す図。
第1実施形態の記憶装置のセンスアンプ回路の構成要素のイコライズの間の接続を模式的に示す図。
第1実施形態の記憶装置のセンスアンプ回路の構成要素のオフセットキャンセルの間の接続を模式的に示す図。
第1実施形態の記憶装置のセンスアンプ回路の構成要素のチャージシェア及びプリセンスの間の接続を模式的に示す図。
第1実施形態の記憶装置のセンスアンプ回路の構成要素のセンスの間の接続を模式的に示す図。
参考用の記憶装置のいくつかの要素のデータ読出しの間の電位を時間に沿って模式的に示す図。
第1実施形態の記憶装置のいくつかの要素のデータ読出しの間の電位を時間に沿って模式的に示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に実施形態が図面を参照して記述される。或る実施形態又は相違する実施形態での略同一の機能及び構成を有する複数の構成要素は、互いに区別されるために、参照符号の末尾にさらなる数字又は文字が付加される場合がある。
【0009】
本明細書及び特許請求の範囲において、或る第1要素が別の第2要素に「接続されている」とは、第1要素が直接的又は常時或いは選択的に導電性となる要素を介して第2要素に接続されていることを含む。
【0010】
1.第1実施形態
1.1.構造(構成)
図1は、第1実施形態の記憶装置の機能ブロックを示す。記憶装置1は、データを記憶する装置である。記憶装置1は、メモリセルアレイ11、入出力回路12、制御回路13、電圧生成回路14、ロウ選択回路15、カラム選択回路16、書込み回路17、読出し回路18、及びセンスアンプ19を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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