TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024070050
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-22
出願番号2022180407
出願日2022-11-10
発明の名称センスアンプ、および不揮発性メモリ装置
出願人ローム株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類G11C 16/26 20060101AFI20240515BHJP(情報記憶)
要約【課題】データ読出しを高速化することが可能となるセンスアンプを提供する。
【解決手段】センスアンプ(1)は、ダイオード接続される第1入力側トランジスタ(11A)と、第1出力側トランジスタ(11B)と、を有する第1カレントミラー(11)と、前記第1入力側トランジスタとメモリセル(3)との間に接続されるビットライン(BL)と、前記第1出力側トランジスタと基準電流生成回路(2)との間に接続される基準ライン(RL)と、前記基準ラインに接続され、前記基準ラインの電圧(VRL)に基づいて読み出し信号を出力するように構成される出力段(16)と、前記ビットラインと前記基準ラインとの間に接続される第1スイッチ(15)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ダイオード接続される第1入力側トランジスタと、第1出力側トランジスタと、を有する第1カレントミラーと、
前記第1入力側トランジスタとメモリセルとの間に接続されるビットラインと、
前記第1出力側トランジスタと基準電流生成回路との間に接続される基準ラインと、
前記基準ラインに接続され、前記基準ラインの電圧に基づいて読み出し信号を出力するように構成される出力段と、
前記ビットラインと前記基準ラインとの間に接続される第1スイッチと、
を備える、センスアンプ。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記ビットラインに接続される放電アシスト回路を備え、
前記放電アシスト回路は、ダイオード接続されるトランジスタと、前記第1スイッチと同期してオンオフ制御される第2スイッチと、を有する、請求項1に記載のセンスアンプ。
【請求項3】
前記出力段は、前記基準ラインの電圧を受信するように構成されるインバータと、前記インバータの出力端に接続されるラッチ回路と、を有する、請求項1に記載のセンスアンプ。
【請求項4】
前記基準電流生成回路に含まれて基準電流が流れるPMOSトランジスタと、
前記第1カレントミラーと接地端との間に接続されるNMOSスイッチと、
を備える、請求項1に記載のセンスアンプ。
【請求項5】
前記PMOSトランジスタのゲートと電源電圧の印加端との間に接続される第1キャパシタを備える、請求項4に記載のセンスアンプ。
【請求項6】
前記PMOSトランジスタのゲートと、前記NMOSスイッチのゲートとの間に接続される第2キャパシタと、を備える、請求項4に記載のセンスアンプ。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のセンスアンプと、基準電流生成回路と、メモリセルと、を備える、不揮発性メモリ装置。
【請求項8】
前記基準電流生成回路は、前記メモリセルと同じプロセスにより製造される疑似メモリセルを有する、請求項7に記載の不揮発性メモリ装置。
【請求項9】
前記基準電流生成回路は、前記疑似メモリセルに接続される第2入力側トランジスタを含む第2カレントミラーを有する、請求項8に記載の不揮発性メモリ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、センスアンプに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、メモリセルを有する不揮発性メモリ装置が知られている。メモリセルは、トランジスタにより構成される。メモリセルには、フローティングゲートを有し、上記フローティングゲートに対して電子の注入・引き抜きを行い、消去(イレース)・書き込み(プログラム)を行うものがある(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-174485号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
センスアンプは、メモリセルからデータを読み出す回路である。センスアンプにおいては、データを読み出すのに要する時間に改善の余地があった。
【0005】
上記状況に鑑み、本開示は、データ読出しを高速化することが可能となるセンスアンプを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
例えば、本開示に係るセンスアンプは、
ダイオード接続される第1入力側トランジスタと、第1出力側トランジスタと、を有する第1カレントミラーと、
前記第1入力側トランジスタとメモリセルとの間に接続されるビットラインと、
前記第1出力側トランジスタと基準電流生成回路との間に接続される基準ラインと、
前記基準ラインに接続され、前記基準ラインの電圧に基づいて読み出し信号を出力するように構成される出力段と、
前記ビットラインと前記基準ラインとの間に接続される第1スイッチと、を備える構成としている。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係るセンスアンプによれば、データ読出しを高速化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の実施形態に係る不揮発性メモリ装置の構成を示す図である。
図2は、本開示の実施形態に係るセンスアンプによる読み出し動作の一例を示すタイミングチャートである。
図3は、比較例に係る不揮発性メモリ装置の構成を示す図である。
図4は、比較例に係るセンスアンプによる読み出し動作の一例を示すタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本開示の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。
【0010】
<1.比較例>
本開示の実施形態について説明する前に、対比のための比較例について説明する。比較例を説明することで、課題がより明らかになる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ローム株式会社
半導体装置
5日前
ローム株式会社
電圧生成回路
3日前
ローム株式会社
逐次比較型AD変換回路
3日前
ローム株式会社
半導体装置、電子機器、車両
3日前
ローム株式会社
オシレータ回路、タイマー回路
9日前
ローム株式会社
半導体装置、電子機器、及び車両
6日前
ローム株式会社
半導体装置および半導体モジュール
3日前
ローム株式会社
信号処理装置および信号処理システム
9日前
ローム株式会社
窒化物半導体装置および窒化物半導体装置の製造方法
3日前
ローム株式会社
抵抗器
11日前
東レ株式会社
芳香族ポリアミドフィルム
1か月前
三菱ケミカル株式会社
光学素子の製造方法
23日前
ルネサスエレクトロニクス株式会社
DRAM回路
11日前
ルネサスエレクトロニクス株式会社
半導体チップ
17日前
ローム株式会社
メモリ装置
1か月前
旺宏電子股ふん有限公司
メモリデバイス
18日前
旺宏電子股ふん有限公司
メモリデバイス
18日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
1か月前
キオクシア株式会社
記憶装置
1か月前
セイコーエプソン株式会社
回路装置及び発振器
1か月前
キオクシア株式会社
半導体装置及び半導体記憶装置
2か月前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
1か月前
東芝情報システム株式会社
NANDフラッシュメモリ
3日前
個人
迷光低減方法および、それを用いた光ディスクおよび光ディスク付属品
9日前
ローム株式会社
RAM及び短絡検出システム
2か月前
株式会社東芝
磁気センサ、磁気ヘッド、及び、磁気記録装置
1か月前
株式会社東芝
磁気センサ、磁気ヘッド、及び、磁気記録装置
1か月前
株式会社日立製作所
ドライブボックス
1か月前
旺宏電子股ふん有限公司
半導体装置内における信号転送の管理
26日前
日本放送協会
ライトワンス型磁性細線メモリ
18日前
花王株式会社
磁気ディスク基板用研磨液組成物
27日前
ローム株式会社
センスアンプ、および不揮発性メモリ装置
25日前
ニデック株式会社
ベースプレートおよびディスク駆動装置
17日前
サンディスク テクノロジーズ エルエルシー
メモリデバイスにおける高性能検証技術
2か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
1か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
2か月前
続きを見る