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公開番号2024077555
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-07
出願番号2022199811
出願日2022-11-28
発明の名称迷光低減方法および、それを用いた光ディスクおよび光ディスク付属品
出願人個人
代理人
主分類G11B 7/24 20130101AFI20240531BHJP(情報記憶)
要約【課題】迷光対策を備えた光ディスクおよび光ディスク付属品を提供する。
【解決手段】本発明の特徴は、新たに迷光拡散機能を加えた点にある。本発明に係る迷光低減方法は、迷光拡散層5と迷光吸収層6からなる双層吸収体を備える。迷光拡散層5には、迷光を透過拡散する部材を用い、迷光吸収層6には、迷光を透過吸収する部材を用いる。本発明に係る光ディスクは、双層吸収体を内蔵する。本発明に係る光ディスク付属品は、双層吸収体を光ディスクに密着または粘着または固着させる形態である。本発明に係る光ディスクおよび光ディスク付属品は、内蔵した双層吸収体が、ディスク基板1内に生じる迷光を効率的に吸収し、音質を向上させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光ディスク装置において生じる迷光の低減方法であって、光透過拡散性素材からなる部材、迷光と同色の半透明体、黒色の半透明体、迷光に対する補色の半透明体のうちいずれか一つ以上を具備した方法。
続きを表示(約 83 文字)【請求項2】
請求項1に記載の迷光低減方法を用いた光ディスク。
【請求項3】
請求項1に記載の迷光低減方法を用いた光ディスク付属品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、迷光対策を備えた光ディスクおよび光ディスク付属品に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
現在、光ディスクの迷光対策として(対策1)内外エッジ面の緑色化(対策2)外エッジ面の粗面化・変形化(対策3)外エッジ面を斜めに切削し黒色化、が知られている。関連の製品としては、専用の緑色塗料と対策3を実施する装置がある。一方、音楽制作会社と音響メーカーが行う迷光対策としては(対策4)CD・SACDのラベル面の緑色化(対策5)CD挟持装置(別名:クランパー)の一部緑色化が知られている。
【0003】
総じて、従来技術は、迷光を緑色面または黒色面に吸収させるか、粗面等により、不規則な方向に反射させるかの2種類に集約できる。しかしながら、この後、新たな迷光対策は、久しく考案されていないのが現状であり、手詰まり状態と言える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-020687号公報
特開2006-323977号公報
特開平11-185300号公報
特開平10-199037号公報
特開平07-262616号公報
特開平03-019151号公報
【非特許文献】
【0005】
「音質アップグレード100」,誠文堂新光社,1996年,28頁
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明者の主観的評価では、従来の迷光対策は効果が不十分であり、音質にこだわる音楽愛好家の満足には至っていないと考える。対処すべき重要な課題を以下に述べる。(課題1)極小の吸収作用面積:迷光は直進性が極めて強く、反射を繰り返しても1μmの極小直径は変わらない。つまり、迷光が持つ大きなエネルギーに対し、吸収作用面積が小さ過ぎるのである。(課題2)平面(緑色面または黒色面)による吸収作用の限界
【0007】
本発明の目的は、上記の課題を解決し、CDの登場以来久しく指摘されてきた音質上の難点を払拭した、光ディスクおよび光ディスク付属品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の特徴は、新たに迷光拡散機能を加えた点にある。本発明に係る迷光低減方法は、迷光拡散層5・迷光吸収層6(以下、前層・後層という)を連結固着させた双層吸収体を備える。前層には、迷光を透過拡散する性質がある、光透過拡散性素材(照明用途の素材以下、素材aという)からなる部材、迷光と同色の半透明体、素材aからなる迷光と同色の半透明体のうちいずれかを用いる。後層には、迷光を透過吸収する性質がある、黒色の半透明体、迷光に対する補色の半透明体、素材aからなる黒色の半透明体、素材aからなる迷光に対する補色の半透明体のうちいずれかを用いる。前層・後層それぞれの厚みおよび色合いの濃淡は、実際の試聴により微調整する。双層吸収体は、前層により多くの迷光が衝突するよう配置する。
【0009】
本発明に係る光ディスクは、双層吸収体を内蔵する。本発明に係る光ディスク付属品は、双層吸収体を光ディスクに密着または粘着または固着させる形態である。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る迷光低減方法は、従来の対策よりも迷光吸収効果が高い。まず前層において、衝突する迷光を透過しつつ、立体的に拡散する。(課題1解決)次に後層では、拡散し希薄化した迷光を透過しつつ、立体的に吸収する。(課題2解決)その結果、双層の相乗効果により、合理的かつ効率的な迷光吸収作用が可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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