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公開番号2024100558
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2023004648
出願日2023-01-16
発明の名称磁気記録装置及び磁気記録システム
出願人株式会社東芝
代理人弁理士法人iX
主分類G11B 5/09 20060101AFI20240719BHJP(情報記憶)
要約【課題】安定した記録動作が可能な磁気記録装置を提供する。
【解決手段】磁気記録装置150は、磁気記録媒体群20及び磁気ヘッド群30を含む。磁気記録媒体群は、第1磁気記録媒体21と、複数の第2磁気記録媒体22と、複数の第3磁気記録媒体23と、を含む。磁気ヘッド群は、第1磁気ヘッド31と、複数の第2磁気ヘッド32と、複数の第3磁気ヘッド33と、を含む。第1磁気ヘッドは、第1磁気記録媒体に第1方法でデータを記録可能である。複数の第2磁気ヘッドは、複数の第2磁気記録媒体に第2方法でデータを記録可能である。複数の第3磁気ヘッドは、複数の第3磁気記録媒体に第2方法でデータを記録可能である。第1磁気記録媒体は、第1方向D1において複数の第2磁気記録媒体と複数の第3磁気記録媒体との間に設けられる。第1方法でデータが記録される他の磁気記録媒体は、第1方向において磁気記録媒体群と重ならない。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
第１磁気記録媒体と、
複数の第２磁気記録媒体と、
複数の第３磁気記録媒体と、
を含む磁気記録媒体群と、
第１磁気ヘッドと、
複数の第２磁気ヘッドと、
複数の第３磁気ヘッドと、
を含む磁気ヘッド群と、
を備え、
前記第１磁気ヘッドは、前記第１磁気記録媒体に第１方法でデータを記録可能であり、
前記複数の第２磁気ヘッドの１つは、前記複数の第２磁気記録媒体の１つに前記第１方法と異なる第２方法でデータを記録可能であり、
前記複数の第３磁気ヘッドの１つは、前記複数の第３磁気記録媒体の１つに前記第２方法でデータを記録可能であり、
前記第１磁気記録媒体は、第１方向において、前記複数の第２磁気記録媒体と、前記複数の第３磁気記録媒体と、の間に設けられ、
前記第１方法でデータが記録される他の磁気記録媒体は、前記第１方向において、前記磁気記録媒体群と重ならない、磁気記録装置。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記磁気記録媒体群は、複数の前記第１磁気記録媒体を含み、
前記磁気ヘッド群は、複数の前記第１磁気ヘッドを含み、
前記複数の第１磁気ヘッドの１つは、前記複数の第１磁気記録媒体の１つに前記第１方法でデータを記録可能であり、
前記第２方法でデータが記録される他の磁気記録媒体は、前記複数の第１磁気記録媒体の間に設けられない、請求項１に記載の磁気記録装置。
【請求項３】
前記複数の第２磁気記録媒体の数と、前記複数の第３磁気記録媒体の数と、の差の絶対値は、２以下である、請求項１に記載の磁気記録装置。
【請求項４】
前記第１方法は、熱アシスト磁気記録を含む、請求項１に記載の磁気記録装置。
【請求項５】
前記第２方法は、磁化制御アシスト磁気記録、電流アシスト磁気記録、及び、高周波アシスト磁気記録のいずれかの方法を含む、請求項４に記載の磁気記録装置。
【請求項６】
前記磁気記録媒体群及び前記磁気ヘッド群を制御可能な制御部をさらに備え、
前記制御部は、第１動作を実施可能であり、
前記制御部は、前記第１動作において、前記複数の第２磁気記録媒体及び前記複数の第３磁気記録媒体の少なくともいずれかに記録された記録データを前記第１磁気記録媒体に記録する、請求項１～５のいずれか１つに記載の磁気記録装置。
【請求項７】
前記制御部は、前記複数の第２磁気記録媒体及び前記複数の第３磁気記録媒体の前記少なくともいずれかに記録された前記記録データへのアクセス頻度が第１値以下の場合に、前記第１動作を実施可能である、請求項６に記載の磁気記録装置。
【請求項８】
前記制御部は、前記第１動作の前に第２動作を実施可能であり、
前記制御部は、前記第２動作において、前記複数の第２磁気記録媒体及び前記複数の第３磁気記録媒体の少なくともいずれかに前記記録データを記録する、請求項７に記載の磁気記録装置。
【請求項９】
前記制御部は、第３動作を実施可能であり、
前記制御部は、前記第３動作において、前記複数の第２磁気記録媒体及び前記複数の第３磁気記録媒体の前記少なくともいずれかの、前記記録データが記録されていた位置に、別のデータを記録する、請求項７に記載の磁気記録装置。
【請求項１０】
請求項１に記載の磁気記録装置と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記磁気記録媒体群及び前記磁気ヘッド群を制御可能であり、
前記制御部は、第１動作を実施可能であり、
前記制御部は、前記第１動作において、前記複数の第２磁気記録媒体及び前記複数の第３磁気記録媒体の少なくともいずれかに記録された記録データを前記第１磁気記録媒体に記録する、磁気記録システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明の実施形態は、磁気記録装置及び磁気記録システムに関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
磁気ヘッドを用いて、ＨＤＤ（Hard Disk Drive）などの磁気記録媒体に情報が記録される。磁気記録装置において、安定した記録動作が望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－６２５２５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明の実施形態は、安定した記録動作が可能な磁気記録装置及び磁気記録システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
実施形態によれば、磁気記録装置は、磁気記録媒体群及び磁気ヘッド群を含む。前記磁気記録媒体群は、第１磁気記録媒体と、複数の第２磁気記録媒体と、複数の第３磁気記録媒体と、を含む。前記磁気ヘッド群は、第１磁気ヘッドと、複数の第２磁気ヘッドと、複数の第３磁気ヘッドと、を含む。前記第１磁気ヘッドは、前記第１磁気記録媒体に第１方法でデータを記録可能である。前記複数の第２磁気ヘッドの１つは、前記複数の第２磁気記録媒体の１つに前記第１方法と異なる第２方法でデータを記録可能である。前記複数の第３磁気ヘッドの１つは、前記複数の第３磁気記録媒体の１つに前記第２方法でデータを記録可能である。前記第１磁気記録媒体は、第１方向において、前記複数の第２磁気記録媒体と、前記複数の第３磁気記録媒体と、の間に設けられる。前記第１方法でデータが記録される他の磁気記録媒体は、前記第１方向において、前記磁気記録媒体群と重ならない。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
図１は、第１実施形態に係る磁気記録装置を例示する模式的断面図である。
図２は、第１実施形態に係る磁気記録装置における動作を例示するフローチャートである。
図３は、第１実施形態に係る磁気記録装置における動作を例示するフローチャートである。
図４は、第１実施形態に係る磁気記録装置を例示する模式的断面図である。
図５は、実施形態に係る磁気記録装置を例示する模式的斜視図である。
図６は、実施形態に係る磁気記録装置の一部を例示する模式的斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【０００７】
（第１実施形態）
図１は、第１実施形態に係る磁気記録装置を例示する模式的断面図である。
図１に示すように、実施形態に係る磁気記録装置１５０は、磁気記録媒体群２０、及び、磁気ヘッド群３０を含む。
【０００８】
磁気記録媒体群２０は、第１磁気記録媒体２１、複数の第２磁気記録媒体２２、及び、複数の第３磁気記録媒体２３を含む。第１磁気記録媒体２１の数は、１または複数で良い。
【０００９】
第１磁気記録媒体２１は、第１方向Ｄ１において、複数の第２磁気記録媒体２２と、複数の第３磁気記録媒体２３と、の間に設けられる。第１方向Ｄ１をＺ軸方向とする。Ｚ軸方向に対して垂直な１つの方向をＸ軸方向とする。Ｚ軸方向及びＸ軸方向に対して垂直な方向をＹ軸方向とする。
【００１０】
磁気記録媒体は、Ｘ－Ｙ平面に沿って広がる層状である。磁気記録媒体は、円板状である。
（【００１１】以降は省略されています）

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