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公開番号
2024135844
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023046727
出願日
2023-03-23
発明の名称
記憶装置
出願人
キオクシア株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G11C
11/16 20060101AFI20240927BHJP(情報記憶)
要約
【課題】短時間でデータを書き込む記憶装置を提供する。
【解決手段】記憶装置は、第1方向に延びるワード線WLと、第1方向と交差する第2方向に延びるビット線BLと、メモリセルMCと、グローバルワード線GWLと電気的に接続された電圧回路CV4及び電流回路CI2と、グローバルビット線GBLと電気的に接続された電圧回路CV3及び電流回路CI1と、を含む。メモリセルは、交差する位置において、グローバルワード線及びグローバルビット線との間に接続され、第1可変抵抗素子及び第1可変抵抗素子と接続された第1スイッチング素子を含む。電圧回路CV4は、グローバルワード線に第1電圧が印加された後にグローバルワード線に第1電圧より高い第2電圧を印加し、電流回路CI2は、グローバルワード線に電圧回路によって第2電圧が印加されている間にグローバルワード線に電流を供給する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向に延びる第1導電体と、
前記第1方向と交差する第2方向に延びる第2導電体と、
前記交差する位置において、前記第1導電体及び前記第2導電体との間に接続され、第1可変抵抗素子及び前記第1可変抵抗素子と接続された第1スイッチング素子を含む第1メモリセルと、
前記第1導電体と電気的に接続された電圧回路と、
前記第1導電体と電気的に接続された電流回路と、
を備え、
前記電圧回路は、前記第1導電体に第1電圧が印加された後に前記第1導電体に前記第1電圧より高い第2電圧を印加し、
前記電流回路は、前記第1導電体に前記電圧回路によって前記第2電圧が印加されている間に前記第1導電体に電流を供給する、
記憶装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
シンク回路をさらに備え、
前記シンク回路は、前記第2導電体に前記第1電圧が印加された後で前記第1導電体に前記電流回路によって前記電流が供給されている間に、前記第2導電体に前記第1電圧より低い第3電圧を印加する、
請求項1に記載の記憶装置。
【請求項3】
前記第1スイッチング素子は、第4電圧を受けると、オンし、
前記第2電圧と第3電圧の差が、前記第4電圧より低い、
請求項1に記載の記憶装置。
【請求項4】
前記第1スイッチング素子は、第4電圧を受けると、オンし、
前記第2電圧と第3電圧の差が、前記第4電圧より高い、
請求項1に記載の記憶装置。
【請求項5】
第3導電体と、
第4導電体と、
前記第3導電体及び前記第4導電体と接続され、第2可変抵抗素子及び前記第2可変抵抗素子と接続された第2スイッチング素子を含む第2メモリセルと、
前記第3導電体と電気的に接続された第2電圧回路と、
をさらに備え、
前記第2電圧回路は、前記第3導電体に前記第1電圧が印加された後に前記第3導電体に前記第2電圧より高い第5電圧を印加し、
前記電流回路は、前記第3導電体に前記第2電圧回路によって前記第5電圧が印加されている間に前記第3導電体に電流を供給する、
請求項1に記載の記憶装置。
【請求項6】
第1導電体と、
第2導電体と、
前記第1導電体及び前記第2導電体と接続され、第1可変抵抗素子及び前記第1可変抵抗素子と接続された第1スイッチング素子を含む第1メモリセルと、
前記第1導電体と電気的に接続された電流回路と、
前記第2導電体と電気的に接続されたシンク回路と、
を備え、
前記第1導電体及び前記第2導電体に第1電圧が印加され、
前記電流回路は、前記第1電圧が前記第1導電体に印加された後の第1時刻から前記第1導電体に電流を供給し、
前記シンク回路は、前記第1電圧が前記第2導電体に印加された後かつ前記第1時刻より後の第2時刻から前記第2導電体に前記第1電圧より低い第2電圧を印加する、
記憶装置。
【請求項7】
第3導電体と、
第4導電体と、
前記第3導電体及び前記第4導電体と接続され、第2可変抵抗素子及び前記第2可変抵抗素子と接続された第2スイッチング素子を含む第2メモリセルと、
をさらに備え、
前記電流回路は、前記第3導電体と電気的に接続されており、
前記シンク回路は、前記第4導電体と電気的に接続されており、
前記第3導電体及び前記第4導電体に前記第1電圧が印加され、
前記電流回路は、前記第1電圧が前記第3導電体に印加された後の第3時刻から前記第3導電体に電流を供給し、
前記シンク回路は、前記第1電圧が前記第4導電体に印加された後かつ前記第3時刻より後の第4時刻から前記第4導電体に前記第1電圧より低い第2電圧を印加し、
前記第3時刻と前記第4時刻の間隔は、前記第1時刻と前記第2時刻の間隔より長い、
請求項6に記載の記憶装置。
【請求項8】
前記第2導電体と電気的に接続された第1トランジスタと、
前記第4導電体と電気的に接続された第2トランジスタと、
をさらに備え、
前記第1トランジスタから前記第1メモリセルまでの電流経路の距離は、前記第2トランジスタから前記第2メモリセルまでの電流経路の距離より短い、
請求項7に記載の記憶装置。
【請求項9】
前記第1導電体及び前記第3導電体は、第1方向に並ぶ、
請求項8に記載の記憶装置。
【請求項10】
前記第1導電体とトランジスタを介して電気的に接続され、かつ前記第3導電体とトランジスタを介して電気的に接続された第5導電体をさらに備え、
書込み回路は、前記第5導電体の第1部分に電気的に接続されている、
請求項7に記載の記憶装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
実施形態は、概して記憶装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
動的に可変な抵抗を有する素子を用いてデータを記憶する記憶装置が知られている。記憶装置は、短時間でデータを書き込むことを求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第8120948号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
短時間でデータを書き込む記憶装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態による記憶装置は、第1方向に延びる第1導電体と、上記第1方向と交差する第2方向に延びる第2導電体と、第1メモリセルと、上記第1導電体と電気的に接続された電圧回路と、上記第1導電体と電気的に接続された電流回路と、を含む。上記電圧回路は、上記第1導電体に第1電圧が印加された後に上記第1導電体に上記第1電圧より高い第2電圧を印加する。上記電流回路は、上記第1導電体に上記電圧回路によって上記第2電圧が印加されている間に上記第1導電体に電流を供給する。上記第1メモリセルは、前記交差する位置において、上記第1導電体及び上記第2導電体との間に接続され、第1可変抵抗素子及び上記第1可変抵抗素子と接続された第1スイッチング素子を含む。上記電圧回路は、上記第1導電体に第1電圧が印加された後に上記第1導電体に上記第1電圧より高い第2電圧を印加する。上記電流回路は、上記第1導電体に上記電圧回路によって上記第2電圧が印加されている間に上記第1導電体に電流を供給する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1実施形態の記憶装置の機能ブロックを示す図。
図2は、第1実施形態のメモリセルアレイの回路図。
図3は、第1実施形態のメモリセルアレイの一部の斜視図。
図4は、第1実施形態のメモリセルMCの構造の例の断面を示す。
図5は、第1実施形態の記憶装置の一部の機能ブロック及び回路を示す。
図6は、第1実施形態の記憶装置の書込み回路の構成要素及び構成要素の接続を示す。
図7は、第1実施形態の記憶装置の幾つかの要素の電位及び電流を時間に沿って示す。
図8は、参考用の記憶装置の幾つかの要素の電位及び電流を時間に沿って示す。
図9は、第2実施形態の記憶装置の書込み回路の構成要素及び構成要素の接続を示す。
図10は、第2実施形態の記憶装置の幾つかの要素の電位及び電流を時間に沿って示す。
図11は、第3実施形態の記憶装置の一部の構成要素のxy面に沿うレイアウトを示す。
図12は、第3実施形態の記憶装置による動作において使用されるメモリセルのグループ分けの例を示す。
図13は、第3実施形態の記憶装置の書込み回路の構成要素及び構成要素の接続を示す。
図14は、第3実施形態の記憶装置の幾つかの要素の電位を時間に沿って示す。
図15は、第3実施形態の記憶装置の幾つかの要素の電位及び電流の変化の例を時間に沿って示す。
図16は、第4実施形態の記憶装置の書込み回路の構成要素及び構成要素の接続を示す。
図17は、第4実施形態の記憶装置の幾つかの要素の電位及び電流を時間に沿って示す。
図18は、第5実施形態の記憶装置の書込み回路の構成要素及び構成要素の接続を示す。
図19は、第5実施形態の記憶装置の幾つかの要素の電位及び電流を時間に沿って示す。
図20は、参考用の記憶装置の幾つかの要素の電位及び電流を時間に沿って示す。
図21は、第6実施形態の記憶装置の幾つかの要素の電位及び電流を時間に沿って示す。
図22は、第6実施形態の記憶装置の幾つかの要素の電位及び電流を時間に沿って示す。
図23は、第6実施形態及び参考用の記憶装置の幾つかの要素の電位及び電流を時間に沿って示す。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に実施形態が図面を参照して記述される。或る実施形態又は相違する実施形態での略同一の機能及び構成を有する複数の構成要素は、互いに区別されるために、参照符号の末尾にさらなる数字又は文字が付加される場合がある。或る記述済みの実施形態に後続する実施形態では、記述済みの実施形態と異なる点が主に記述される。或る実施形態についての記述は全て、明示的に又は自明的に排除されない限り、別の実施形態の記述としても当てはまる。
【0008】
図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なり得る。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
【0009】
本明細書及び特許請求の範囲において、或る第1要素が別の第2要素に「接続されている」又は「電気的に接続されている」とは、第1要素が直接的又は常時或いは選択的に導電性となる要素を介して第2要素に接続されていることを含む。
【0010】
1.第1実施形態
1.1.構成(構造)
1.1.1.全体の構成
図1は、第1実施形態の磁気記憶装置の機能ブロックを示す。記憶装置1は、データを記憶する装置である。記憶装置1は、可変な抵抗を示す磁性体の積層体を用いてデータを記憶する。図1に示されるように、記憶装置1は、メモリセルアレイ11、入出力回路12、制御回路13、ロウ選択回路14、カラム選択回路15、書込み回路16、及び読出し回路17を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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