TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025012006
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114515
出願日
2023-07-12
発明の名称
ディスク状部材の取出装置
出願人
Verbatim Japan株式会社
代理人
弁理士法人朝日特許事務所
主分類
G11B
17/08 20060101AFI20250117BHJP(情報記憶)
要約
【課題】積層された複数枚のディスク状部材からディスク状部材を一枚ずつ取り出す確度を高める。
【解決手段】ディスク取出装置は、厚み方向に積層された複数枚のディスクから、ディスクを一枚ずつ取り出すチャック111及び112と、毛状部材121が取り出される対象のディスク15Aと下から二番目のディスク15Bとの間に挿入されることにより、対象のディスク15Aと隣接するディスク15Bとの吸着を除去するブラシ12A及び12Bとを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
厚み方向に積層された複数枚のディスク状部材から、ディスク状部材を一枚ずつ取り出す取出部と、
前記取り出し対象のディスク状部材と当該対象のディスク状部材に隣接するディスク状部材との間に挿入されることにより、前記対象のディスク状部材と前記隣接するディスク状部材との吸着を除去する吸着除去部と
を備えることを特徴とするディスク状部材の取出装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記吸着除去部は、複数の毛状部材を有するブラシであり、
前記複数の毛状部材の少なくとも一部が、前記対象のディスク状部材と前記隣接するディスク状部材との間に挿入される
ことを特徴とする請求項1に記載のディスク状部材の取出装置。
【請求項3】
前記吸着除去部を駆動し、前記吸着除去部が前記対象のディスク状部材及び前記隣接するディスク状部材に接触しない待機位置と、前記吸着除去部が前記対象のディスク状部材と前記隣接するディスク状部材との間に挿入される接触位置との間で直線移動させる駆動部をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載のディスク状部材の取出装置。
【請求項4】
前記吸着除去部を駆動し、前記吸着除去部が前記対象のディスク状部材及び前記隣接するディスク状部材に接触しない待機位置と、前記吸着除去部が前記対象のディスク状部材と前記隣接するディスク状部材との間に挿入される接触位置との間で、前記厚み方向に沿った平面内で回転移動させる駆動部をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載のディスク状部材の取出装置。
【請求項5】
前記吸着除去部を駆動し、前記吸着除去部が前記対象のディスク状部材及び前記隣接するディスク状部材に接触しない待機位置と、前記吸着除去部が前記対象のディスク状部材と前記隣接するディスク状部材との間に挿入される接触位置との間で、前記ディスク状部材の半径方向に沿った平面内で回転移動させる駆動部をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載のディスク状部材の取出装置。
【請求項6】
前記取出部は、前記複数枚のディスク状部材の鉛直方向の下側から前記対象のディスク状部材を取り出し、
前記吸着除去部は、前記隣接するディスク状部材に前記鉛直方向の下側から前記ディスク状部材の半径方向に対して斜めに接触する
ことを特徴とする請求項1に記載のディスク状部材の取出装置。
【請求項7】
前記複数枚のディスク状部材の中心孔に挿入される中心軸をさらに備え、
前記取出部は、前記中心軸に設けられ、前記複数枚のディスク状部材の最下部にある前記対象のディスク状部材を保持する保持位置と保持しない非保持位置との間を移動する第1爪部と、前記最下部にある前記対象のディスク状部材と隣接するディスク状部材を保持する保持位置と保持しない非保持位置との間を移動する第2爪部とを有し、
前記取出部は、前記第1爪部が前記非保持位置に移動し、前記第2爪部が前記保持位置に移動することにより、前記対象のディスク状部材の自重落下により前記対象のディスク状部材を取り出す
ことを特徴とする請求項1に記載のディスク状部材の取出装置。
【請求項8】
前記第1爪部が前記非保持位置に移動し、前記第2爪部が前記保持位置に移動した状態において、前記吸着除去部を駆動して、前記対象のディスク状部材と前記隣接するディスク状部材との間に前記吸着除去部を挿入する駆動部をさらに備える
ことを特徴とする請求項7記載のディスク状部材の取出装置。
【請求項9】
前記ディスク状部材は、表と裏の両面に記録層を有する
ことを特徴とする請求項1に記載のディスク状部材の取出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ディスク状部材を取り出す技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
積層された複数枚のディスクから任意の一枚の光ディスクを取り出す技術が知られている(例えば特許文献1、2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
中国特許出願公開第104091605号明細書
中国特許出願公開第105459144号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1及び2に記載の技術のように、チャックと呼ばれる爪部だけを用いて自重落下によりディスクを取り出す構成では、ファンデルワールス力、静電気力、ディスク表面のべたつき等の影響により隣接するディスク同士が吸着すると、ディスクを一枚ずつ取り出すことができない場合がある。
【0005】
本発明は、積層された複数枚のディスク状部材からディスク状部材を一枚ずつ取り出す確度を高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、厚み方向に積層された複数枚のディスク状部材から、ディスク状部材を一枚ずつ取り出す取出部と、前記吸着除去部が前記取り出し対象のディスク状部材と当該対象のディスク状部材に隣接するディスク状部材との間に挿入されることにより、前記対象のディスク状部材と前記隣接するディスク状部材との吸着を除去する吸着除去部とを備えることを特徴とするディスク状部材の取出装置を提供する。
【0007】
前記吸着除去部は、複数の毛状部材を有するブラシであり、前記複数の毛状部材の少なくとも一部が、前記対象のディスク状部材と前記隣接するディスク状部材との間に挿入されてもよい。
【0008】
ディスク状部材の取出装置は、前記吸着除去部を駆動し、前記吸着除去部が前記対象のディスク状部材及び前記隣接するディスク状部材に接触しない待機位置と、前記吸着除去部が前記対象のディスク状部材と前記隣接するディスク状部材との間に挿入される接触位置との間で直線移動させる駆動部をさらに備えてもよい。
【0009】
ディスク状部材の取出装置は、前記吸着除去部を駆動し、前記吸着除去部が前記対象のディスク状部材及び前記隣接するディスク状部材に接触しない待機位置と、前記吸着除去部が前記対象のディスク状部材と前記隣接するディスク状部材との間に挿入される接触位置との間で、前記厚み方向に沿った平面内で回転移動させる駆動部をさらに備えてもよい。
【0010】
ディスク状部材の取出装置は、前記吸着除去部を駆動し、前記吸着除去部が前記対象のディスク状部材及び前記隣接するディスク状部材に接触しない待機位置と、前記吸着除去部が前記対象のディスク状部材と前記隣接するディスク状部材との間に挿入される接触位置との間で、前記ディスク状部材の半径方向に沿った平面内で回転移動させる駆動部をさらに備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社半導体エネルギー研究所
記憶装置
1か月前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
1か月前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
1か月前
ローム株式会社
半導体装置
1か月前
ローム株式会社
SRAM回路
1か月前
株式会社東芝
磁気ヘッド、及び、磁気記録装置
1か月前
ローム株式会社
不揮発性メモリ装置
2か月前
キオクシア株式会社
メモリデバイス
1か月前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
2か月前
キオクシア株式会社
メモリシステム
1か月前
キオクシア株式会社
記憶装置
1か月前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
1か月前
株式会社デンソー
NANDストレージデバイス
2か月前
株式会社東芝
磁気記録装置
1か月前
キオクシア株式会社
半導体装置及びカウント方法
1か月前
日本板硝子株式会社
情報記録媒体用ガラス板
1か月前
キオクシア株式会社
磁気メモリ及びメモリシステム
1か月前
株式会社東芝
磁気再生処理装置、磁気記録再生装置及び磁気再生方法
1か月前
株式会社ミツトヨ
メモリモジュールおよび形状測定機
2か月前
日本放送協会
磁性細線メモリ装置及び磁区駆動方法
1か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
2か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
2か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
11日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置、及び、データ消去方法
1か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
25日前
Verbatim Japan株式会社
ディスク状部材の取出装置
1か月前
株式会社東芝
ディスク装置
1か月前
株式会社東芝
ディスク装置
1か月前
株式会社東芝
ディスク装置
1か月前
株式会社東芝
ディスク装置
24日前
ルネサスエレクトロニクス株式会社
不揮発性メモリシステム及び不揮発性メモリの書換制御方法
1か月前
有限会社芳美商事
レコード盤のセンターラベル用プロテクタ及びレコード盤のセンターラベル保護方法
1か月前
富士フイルム株式会社
磁気テープ、磁気テープカートリッジおよび磁気テープ装置
1か月前
富士フイルム株式会社
磁気テープ、磁気テープカートリッジおよび磁気テープ装置
1か月前
富士フイルム株式会社
磁気テープ、磁気テープカートリッジおよび磁気テープ装置
1か月前
富士フイルム株式会社
磁気テープ、磁気テープカートリッジおよび磁気テープ装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る