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公開番号2025043959
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023151581
出願日2023-09-19
発明の名称半導体記憶装置
出願人キオクシア株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類G11C 16/08 20060101AFI20250325BHJP(情報記憶)
要約【課題】処理能力を向上する。
【解決手段】実施形態によれば、半導体記憶装置は、第1選択トランジスタST1、第1メモリセルMC7、及び第2メモリセルMC6を含むメモリストリングNSと、ビット線BLと、第1ワード線WL7と、第2ワード線WL6と、プログラム動作及びプログラムベリファイ動作を含む書き込み動作を実行するように構成された制御回路14とを含む。制御回路は、第1メモリセルのプログラムベリファイ動作を実行する場合、第1条件に基づいて、第2ワード線の電圧を第1電圧VREADまで上昇させ、第2メモリセルのプログラムベリファイ動作を実行する場合、第1条件と異なる第2条件に基づいて、第1ワード線の電圧を第1電圧まで上昇させる。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
直列に接続された第1選択トランジスタ、第1メモリセル、及び第2メモリセルを含むメモリストリングと、
前記第1選択トランジスタに接続されたビット線と、
前記第1メモリセルに接続された第1ワード線と、
前記第2メモリセルに接続された第2ワード線と、
プログラム動作及びプログラムベリファイ動作を含む書き込み動作を実行するように構成された制御回路と
を備え、
前記制御回路は、前記第1メモリセルの前記プログラムベリファイ動作を実行する場合、第1条件に基づいて、前記第2ワード線の電圧を第1電圧まで上昇させ、前記第2メモリセルの前記プログラムベリファイ動作を実行する場合、前記第1条件と異なる第2条件に基づいて、前記第1ワード線の電圧を前記第1電圧まで上昇させる、
半導体記憶装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御回路は、前記第1メモリセルの前記書き込み動作の後に、前記第2メモリセルの前記書き込み動作を実行する、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記第1条件が実行される第1期間の長さは、前記第2条件が実行される第2期間の長さよりも長い、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
前記第2条件は、最初に実行される第1ステップ及び前記第1ステップの次に実行される第2ステップを含み、
前記第1ステップにおける前記第1電圧の第1上昇率は、前記第1条件における前記第1電圧の第2上昇率よりも大きい、
請求項3に記載の半導体記憶装置。
【請求項5】
前記第2ステップにおける前記第1電圧の第3上昇率は、前記第2上昇率と等しい、
請求項4に記載の半導体記憶装置。
【請求項6】
前記メモリストリングは、前記第2メモリセルと電気的に接続された第3メモリセル及び前記第3メモリセルと直列に接続された第2選択トランジスタを更に含み、
前記第2選択トランジスタに接続されたソース線と、
前記第3メモリセルに接続された第3ワード線と
を更に備え
前記制御回路は、前記第3メモリセルの前記プログラムベリファイ動作を実行する場合、前記第1条件及び前記第2条件と異なる第3条件に基づいて、前記第1ワード線及び前記第2ワード線の電圧を前記第1電圧まで上昇させる、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項7】
前記制御回路は、前記第2メモリセルの前記書き込み動作の後に、前記第3メモリセルの前記書き込み動作を実行する、
請求項6に記載の半導体記憶装置。
【請求項8】
前記第3条件が実行される第3期間の長さは、前記第2条件が実行される第2期間の長さよりも短い、
請求項6に記載の半導体記憶装置。
【請求項9】
前記第2条件は、最初に実行される第1ステップ及び前記第1ステップの次に実行される第2ステップを含み、
前記第3条件は、最初に実行される第3ステップ及び前記第3ステップの次に実行される第4ステップを含み、
前記第1ステップにおける前記第1電圧の第1上昇率は、前記第3ステップにおける前記第1電圧の第4上昇率よりも小さい、
請求項6に記載の半導体記憶装置。
【請求項10】
前記第4ステップにおける前記第1電圧の第5上昇率は、前記第1条件における前記第1電圧の第2上昇率と等しい、
請求項9に記載の半導体記憶装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体記憶装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
半導体記憶装置として、NAND型フラッシュメモリが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-032169号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の一実施形態では、処理能力を向上した半導体記憶装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る半導体記憶装置は、直列に接続された第1選択トランジスタ、第1メモリセル、及び第2メモリセルを含むメモリストリングと、第1選択トランジスタに接続されたビット線と、第1メモリセルに接続された第1ワード線と、第2メモリセルに接続された第2ワード線と、プログラム動作及びプログラムベリファイ動作を含む書き込み動作を実行するように構成された制御回路とを含む。制御回路は、第1メモリセルのプログラムベリファイ動作を実行する場合、第1条件に基づいて、第2ワード線の電圧を第1電圧まで上昇させ、第2メモリセルのプログラムベリファイ動作を実行する場合、第1条件と異なる第2条件に基づいて、第1ワード線の電圧を第1電圧まで上昇させる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る半導体記憶装置の全体構成を示すブロック図。
第1実施形態に係る半導体記憶装置に含まれるメモリセルアレイの回路図。
第1実施形態に係る半導体記憶装置に含まれるメモリセルアレイの断面図。
第1実施形態に係る半導体記憶装置に含まれるメモリセルトランジスタが3ビット(8値)のデータを記憶可能なTLC(Triple Level Cell)である場合の閾値電圧分布とデータの割り付けとを示す図。
第1実施形態に係る半導体記憶装置に含まれるNANDストリングにおけるデータの書き込み順序を示す図。
第1実施形態に係る半導体記憶装置において、ワード線グループWG0選択時のメモリセルトランジスタMCの書き込み状態を示す図。
第1実施形態に係る半導体記憶装置において、ワード線グループWG1選択時のメモリセルトランジスタMCの書き込み状態を示す図。
第1実施形態に係る半導体記憶装置において、ワード線グループWG2選択時のメモリセルトランジスタMCの書き込み状態を示す図。
第1実施形態に係る半導体記憶装置において、プログラム動作及びプログラムベリファイ動作における各配線の電圧を示すタイミングチャート。
プログラムベリファイ動作時における非選択ワード線の電圧及び電流のタイミングチャート並びにNANDストリングの状態の比較例を示す図。
プログラムベリファイ動作時における非選択ワード線の電圧及び電流のタイミングチャート並びにNANDストリングの状態の比較例を示す図。
第1実施形態に係る半導体記憶装置において、ワード線グループWG0が選択された場合における図9を用いて説明した時刻t5~t6の期間の非選択ワード線の電圧及び電流を示す図。
第1実施形態に係る半導体記憶装置において、ワード線グループWG1が選択された場合における図9を用いて説明した時刻t5~t6の期間の非選択ワード線の電圧及び電流を示す図。
第1実施形態に係る半導体記憶装置において、ワード線グループWG2が選択された場合における図9を用いて説明した時刻t5~t6の期間の非選択ワード線の電圧及び電流を示す図。
第2実施形態に係る半導体記憶装置において、ワード線グループWG0が選択された場合における図9を用いて説明した時刻t5~t6の期間の非選択ワード線の電圧及び電流を示す図。
第2実施形態に係る半導体記憶装置において、ワード線グループWG1が選択された場合における図9を用いて説明した時刻t5~t6の期間の非選択ワード線の電圧及び電流を示す図。
第2実施形態に係る半導体記憶装置において、ワード線グループWG2が選択された場合における図9を用いて説明した時刻t5~t6の期間の非選択ワード線の電圧及び電流を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して実施形態について説明する。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する構成要素については、共通する参照符号を付す。また、共通する参照符号を有する複数の構成要素を区別する場合、当該共通する参照符号に添え字を付して区別する。なお、複数の構成要素について特に区別を要さない場合、当該複数の構成要素には、共通する参照符号のみが付され、添え字は付さない。ここで、添え字は、下付き文字や上付き文字に限らず、例えば、参照符号の末尾に添加される小文字のアルファベット、及び配列を意味するインデックス等を含む。
【0008】
1.第1実施形態
第1実施形態に係る半導体記憶装置1について説明する。半導体記憶装置1は、データを不揮発に記憶することが可能なNAND型フラッシュメモリである。なお、半導体記憶装置1は、NAND型フラッシュメモリに限定されない。半導体記憶装置1は、他の不揮発性メモリであってもよい。
【0009】
1.1 構成
1.1.1 半導体記憶装置の全体構成
まず、半導体記憶装置1の全体構成の一例について、図1を用いて説明する。図1は、半導体記憶装置1の全体構成を示すブロック図である。なお、図1では、各構成要素の接続の一部を矢印線により示しているが、構成要素間の接続はこれに限定されない。
【0010】
図1に示すように、半導体記憶装置1は、外部のメモリコントローラ2によって制御可能に構成される。例えば、半導体記憶装置1は、メモリコントローラ2と、信号DQ並びにタイミング信号DQS及びDQSnの送受信を行う。信号DQは、例えばデータDAT、アドレスADD、またはコマンドCMDである。タイミング信号DQS及びDQSnは、データDATの入出力の際に用いられるタイミング信号である。タイミング信号DQSnは、タイミング信号DQSの反転信号である。
(【0011】以降は省略されています)

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