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公開番号
2025044635
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023152329
出願日
2023-09-20
発明の名称
半導体記憶装置
出願人
キオクシア株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G11C
11/16 20060101AFI20250326BHJP(情報記憶)
要約
【課題】メモリセルに書き込まれたデータの信頼性を向上させる。
【解決手段】実施形態の半導体記憶装置は、メモリセルと、制御回路とを含む。制御回路は、読み出し動作において、第1読み出しを実行して第1データに対応する第1電圧を生成し、メモリセルに第2データを書き込み、第2読み出しを実行して第2データに対応する第2電圧を生成し、第1電圧と第2電圧とに基づいて第1データを判定する。制御回路は、第1データと第2データとが異なる場合に、第1データを書き込む第2書き込みと、ベリファイ読み出しとを含む第1動作を実行する。制御回路は、ベリファイ読み出しにより第3データに対応する第3電圧を生成し、第3電圧と、第1電圧又は第2電圧とに基づいて第3データを判定し、第1データと第3データとが同じである場合に読み出し動作を終了し、第1データと第3データとが異なる場合に再度第1動作を実行する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
スイッチング素子及び抵抗変化素子を含むメモリセルと、
読み出し動作において、前記メモリセルに対して第1読み出しを実行して第1データに対応する第1電圧を生成し、前記第1読み出しの後に第1書き込みを実行して前記メモリセルに第2データを書き込み、前記第1書き込みの後に前記メモリセルに対して第2読み出しを実行して前記第2データに対応する第2電圧を生成し、前記第1電圧と前記第2電圧とに基づいて前記第1データを判定するように構成された制御回路と、
を備え、
前記読み出し動作において、前記制御回路は、
前記第1データと前記第2データとが異なる場合に、前記メモリセルに前記第1データを書き込む第2書き込みと、前記メモリセルに対するベリファイ読み出しとを含む第1動作を実行し、
前記ベリファイ読み出しにより第3データに対応する第3電圧を生成し、前記第3電圧と、前記第1電圧又は前記第2電圧とに基づいて前記第3データを判定し、
前記第1データと前記第3データとが同じである場合に前記読み出し動作を終了し、前記第1データと前記第3データとが異なる場合に再度前記第1動作を実行する、
半導体記憶装置。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記制御回路は、前記第1動作が実行された回数に応じて、前記第2書き込みにおいて前記メモリセルに印加するプログラム電圧を変化させるように構成される、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記制御回路は、前記第1動作が実行された回数に応じて、前記第2書き込みにおいて前記メモリセルに流す電流量を変化させるように構成される、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
前記制御回路は、前記第1動作が実行された回数に応じて、前記第2書き込みにおいて前記メモリセルに印加するプログラム電圧のパルス幅を変化させるように構成される、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項5】
前記制御回路は、n回目(nは1以上の整数)の前記第1動作の前記ベリファイ読み出しと、(n+1)回目の前記第1動作の前記第2書き込みとを連続で実行するように構成される、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項6】
前記制御回路は、前記第2読み出しと、1回目の前記第1動作の前記第2書き込みとを連続で実行するように構成される、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項7】
前記スイッチング素子は、スナップバック型のセレクタである、
請求項5又は請求項6に記載の半導体記憶装置。
【請求項8】
前記制御回路が前記第1読み出し、前記第2読み出し、及び前記ベリファイ読み出しのそれぞれにおいて前記メモリセルに電圧を印加する方向は、前記制御回路が前記第1書き込みにおいて前記メモリセルに電圧を印加する方向の逆方向である、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項9】
前記制御回路は、m回目(mは2以上の整数)の前記第1動作を実行したことに基づいて、前記読み出し動作を終了するように構成される、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項10】
前記抵抗変化素子は、第1強磁性層と、第2強磁性層と、前記第1強磁性層と前記第2強磁性層の間の絶縁層とを含む、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
実施形態は、半導体記憶装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
抵抗変化素子を記憶素子として用いた半導体記憶装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-47950号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
メモリセルに書き込まれたデータの信頼性を向上させる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の半導体記憶装置は、メモリセルと、制御回路とを含む。メモリセルは、スイッチング素子及び抵抗変化素子を含む。制御回路は、読み出し動作において、メモリセルに対して第1読み出しを実行して第1データに対応する第1電圧を生成し、第1読み出しの後に第1書き込みを実行してメモリセルに第2データを書き込み、第1書き込みの後にメモリセルに対して第2読み出しを実行して第2データに対応する第2電圧を生成し、第1電圧と第2電圧とに基づいて第1データを判定するように構成される。読み出し動作において、制御回路は、第1データと第2データとが異なる場合に、メモリセルに第1データを書き込む第2書き込みと、メモリセルに対するベリファイ読み出しとを含む第1動作を実行する。制御回路は、ベリファイ読み出しにより第3データに対応する第3電圧を生成し、第3電圧と、第1電圧又は第2電圧とに基づいて第3データを判定し、第1データと第3データとが同じである場合に読み出し動作を終了し、第1データと第3データとが異なる場合に再度第1動作を実行する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る半導体記憶装置を備えるメモリシステムの全体構成の一例を示すブロック図。
第1実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの回路構成の一例を示す回路図。
第1実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの構造の一例を示す斜視図。
第1実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイに含まれたメモリセルの断面構造の一例を示す断面図。
第1実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイに含まれたメモリセルの特性の一例を示すグラフ。
第1実施形態に係る半導体記憶装置が備える読み出し回路の構成の一例を示すブロック図。
第1実施形態に係る半導体記憶装置が備える読み出し回路に含まれたプリアンプの回路構成の一例を示す回路図。
第1実施形態に係る半導体記憶装置が備える読み出し回路に含まれたセンスアンプの回路構成の一例を示す回路図。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の読み出し動作のシーケンスの一例を示すフローチャート。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の読み出し動作におけるデータの判定方法の概要を示す概略図。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の読み出し動作においてメモリセルに印加される電圧の変化の一例を示す模式図。
比較例における読み出し動作で書き戻しが発生した場合においてメモリセルに印加される電圧の変化の一例を示す模式図。
第1変形例における読み出し動作で書き戻しが発生した場合においてメモリセルに印加される電圧の変化の一例を示す模式図。
第2変形例における読み出し動作で書き戻しが発生した場合においてメモリセルに印加される電圧の変化の一例を示す模式図。
第3変形例における読み出し動作で書き戻しが発生した場合においてメモリセルに印加される電圧の変化の一例を示す模式図。
第4変形例における読み出し動作で書き戻しが発生した場合においてメモリセルに印加される電圧の変化の一例を示す模式図。
第5変形例における読み出し動作で書き戻しが発生した場合においてメモリセルに印加される電圧の変化の一例を示す模式図。
第6変形例における読み出し動作で書き戻しが発生した場合においてメモリセルに印加される電圧の変化の一例を示す模式図。
第2実施形態に係る半導体記憶装置の読み出し動作のシーケンスの一例を示すフローチャート。
第2実施形態に係る半導体記憶装置における書き込み電流と書き込みエラー率との関係性の一例を示すグラフ。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、各実施形態について図面を参照して説明する。以下で参照される図面は、模式的又は概念的なものである。各図面の寸法及び比率等は、必ずしも現実のものと同一とは限らない。以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一の符号が付されている。参照符号を構成する文字の後の数字等は、同じ文字を含んだ参照符号によって参照され、且つ同様の構成を有する要素同士を区別するために使用される。同じ文字を含んだ参照符号で示される要素を相互に区別する必要がない場合、これらの要素は文字のみを含んだ参照符号により参照される。
【0008】
なお、本明細書において“接続”とは、電気的に接続されている事を示し、間に別の素子を介することを除外しない。オン状態になったトランジスタやスイッチ回路は、一端及び他端間で導通状態になる。トランジスタやスイッチ回路のオフ状態は、リーク電流のような微少な電流が流れることを除外しない。“H”レベルは、ゲート端に当該電圧が印加されたN型のトランジスタがオン状態になり、ゲート端に当該電圧が印加されたP型のトランジスタがオフ状態になる電圧レベルである。“L”レベルは、ゲート端に当該電圧が印加されたN型のトランジスタがオフ状態になり、ゲート端に当該電圧が印加されたP型のトランジスタがオン状態になる電圧レベルである。
【0009】
<1>第1実施形態
第1実施形態は、自己参照方式の読み出し動作を実行する半導体記憶装置1に関する。第1実施形態に係る半導体記憶装置1は、自己参照方式の読み出し動作において、書き戻し書き込み後にベリファイ読み出しを実行する。以下に、第1実施形態に係る半導体記憶装置1の詳細について説明する。
【0010】
<1-1>構成
まず、第1実施形態に係る半導体記憶装置1の構成について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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