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公開番号
2025044406
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023151959
出願日
2023-09-20
発明の名称
磁気ディスク装置
出願人
株式会社東芝
,
東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G11B
25/04 20060101AFI20250326BHJP(情報記憶)
要約
【課題】本発明が解決しようとする課題は、気流によるアームが受ける力や振動を抑えつつ、パーティクルのディスク付着量を低減させることが可能な磁気ディスクを提供することである。
【解決手段】実施形態の磁気ディスク装置は、ディスク、シュラウド及びガイドベーンを備える。ディスクは、回転方向に回転可能である。シュラウドは、ディスクの外縁との間隔を空けてディスクの外縁に沿うようにディスクの少なくとも一部を囲う。ガイドベーンは、ディスクの回転方向に発生する気流の下流側の前記シュラウドに接続され、ガイドベーンとディスクとの間の気流を減速させる構造を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
回転方向に回転可能なディスクと、
前記ディスクの外縁との間隔を空けて前記ディスクの外縁に沿うように前記ディスクの少なくとも一部を囲うシュラウドと、
前記回転方向に発生する気流の下流側の前記シュラウドに接続されるガイドベーンと、
を備え、
前記ガイドベーンは、前記ガイドベーンと前記ディスクとの間の気流を減速させる構造を備える、
磁気ディスク装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記ガイドベーンと前記ディスクとの距離は、前記シュラウドと前記ディスクとの距離よりも大きい、
請求項1に記載の磁気ディスク装置。
【請求項3】
前記ガイドベーンは、
前記シュラウドと接続しているガイドベーン接続部と、
前記流れの下流側の先端部分であるガイドベーン先端部と、
前記ガイドベーン接続部と前記ガイドベーン先端部との間にあるガイドベーン中央部と、
を含み、
前記ガイドベーン接続部と前記ディスクとの距離よりも前記ガイドベーン中央部と前記ディスクとの距離が大きい、
請求項1に記載の磁気ディスク装置。
【請求項4】
前記ガイドベーンは、
前記シュラウドと接続しているガイドベーン接続部と、
前記流れの下流側の先端部分であるガイドベーン先端部と、
前記ガイドベーン接続部と前記ガイドベーン先端部との間にあるガイドベーン中央部と、
を含み、
前記ガイドベーン接続部と前記ディスクとの距離よりも前記ガイドベーン中央部と前記ディスクとの距離が大きく、前記ガイドベーン中央部と前記ディスクとの距離よりも前記ガイドベーン先端部と前記ディスクとの距離が大きい、
請求項1に記載の磁気ディスク装置。
【請求項5】
前記ガイドベーンは、
前記シュラウドと接続しているガイドベーン接続部と、
前記流れの下流側の先端部分であるガイドベーン先端部と、
前記ガイドベーン接続部と前記ガイドベーン先端部との間に位置するガイドベーン中央部と、
前記ガイドベーン先端部のさらに前記流れの下流側に位置する気流誘導部と、
を含み、
前記ガイドベーン接続部と前記ディスクとの距離よりも前記ガイドベーン中央部と前記ディスクとの距離が大きく、前記気流誘導部と前記ディスクとの距離は前記ガイドベーン先端部と前記ディスクとの距離の最大値よりも小さい、
請求項1に記載の磁気ディスク装置。
【請求項6】
前記ガイドベーンは、表面に凹凸、溝、又は突起を有する、
請求項1に記載の磁気ディスク装置。
【請求項7】
回転軸により回転駆動可能に設けられたディスクと、
前記ディスクの外縁との間隔を空けて前記ディスクの外縁に沿うように前記ディスクの一部を囲うシュラウドと、
一端が前記シュラウドの端部に接続されるガイドベーンと、
を備え、
前記ガイドベーンと前記ディスクとの距離は、前記シュラウドと前記ディスクとの距離よりも大きい、
磁気ディスク装置。
【請求項8】
前記ディスクに記録されたデータの読み取り及び前記ディスクへのデータの書き込みを行う磁気ヘッドと、
先端に前記磁気ヘッドを有するアームと、
前記ヘッドの位置制御を行うアクチュエータと、
を備え、
前記ケーシングは、前記回転軸、前記ディスク、前記シュラウド、前記ガイドベーン、前記磁気ヘッド、前記アーム及び前記アクチュエータを内部に含む、
請求項1から7のいずれか一項に記載の磁気ディスク装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本実施形態は、磁気ディスク装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
磁気ディスク装置内において、塵などのパーティクルが高速で回転するディスク面に付着すると、ディスク面を傷つけてしまったり、データの読み書きエラーを引き起こしたりする。そこで、パーティクルのディスク付着量を低減させることが可能な磁気ディスクが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-10844号公報
国際公開第2012/169048号
特開2007-323788号公報
特開2010-135002号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、パーティクルのディスク付着量を低減させることが可能な磁気ディスクを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の磁気ディスク装置は、ディスク、シュラウド及びガイドベーンを備える。ディスクは、回転方向に回転可能である。シュラウドは、ディスクの外縁との間隔を空けてディスクの外縁に沿うようにディスクの少なくとも一部を囲う。ガイドベーンは、ディスクの回転方向に発生する気流の下流側の前記シュラウドに接続され、ガイドベーンとディスクとの間の気流を減速させる構造を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1の実施形態における磁気ディスク装置の概略図の一例である。
図1のX―Yにおける断面図である。
ディスク停止時の磁気ディスク装置の概略図の一例である。
第1の実施形態における磁気ディスク装置のガイドベーン付近の拡大図である。
第1の実施形態における機器側領域付近の拡大図に流れの向きを記入した概略図である。
第2の実施形態における機器側領域付近の拡大図に流れの向きを記入した概略図である。
ディスク面のパーティクル付着量を比較したグラフである。
第3の実施形態におけるガイドベーンの拡大図の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態や変形例の構成や制御を含む技術的特徴、ならびに当該構成や制御によってもたらされる作用、結果及び効果は一例である。また、以下に例示される複数の実施形態には、同様の構成要素が含まれている。以下、同様の構成要素には共通の符号が付与され、重複する説明が省略される。
【0008】
なお、本明細書において、複数のディスク11が積層する方向を高さ方向とし、図1において紙面手前に向かう向きを上向き、紙面奥に向かう向きを下向きとして説明することがある。
【0009】
(第1の実施形態)
図1は本実施形態における磁気ディスク装置の内部の概略図の一例である。磁気ディスク装置1は複数のディスク11、シュラウド10、磁気ヘッド13、アーム14、ガイドベーン15、アクチュエータ等の機器類、ケーシング21を含む。ケーシング21内は、ディスク11や回転軸12等が収容されているディスク側領域2と、磁気ヘッド13やアーム14、アクチュエータ等の機器類が収容されている機器側領域3とに分けられる。図1は、ディスク11が回転軸12を中心として反時計まわりに回転し、磁気ヘッド13がディスク11の面上に位置してデータの読み書きを行っているときの状態を例示している。
【0010】
ケーシング21内には、空気やヘリウムなどの媒体ガスが充填されており、ケーシング21は媒体ガスを封止可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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