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公開番号2025042491
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-27
出願番号2023149545
出願日2023-09-14
発明の名称情報処理装置、磁気記録再生装置及び磁気記録再生システム
出願人株式会社東芝
代理人弁理士法人iX
主分類G11B 20/10 20060101AFI20250319BHJP(情報記憶)
要約【課題】処理精度の向上が可能な情報処理装置、磁気記録再生装置及び磁気記録再生システムを提供する。
【解決手段】実施形態によれば、情報処理装置は、取得部及び処理部を含む。前記取得部は、磁気記録媒体から得られる信号に基づく再生信号を取得可能である。前記再生信号は、第1入力データと、第2入力データと、第3入力データと、を含む。前記処理部は、第1処理及び第2処理を実施可能である。前記第1処理において、前記処理部は、前記第1入力データに基づく第1特徴量と、前記第2入力データに基づく第2特徴量と、の第1内積から第1導出特徴量を導出する。前記第2処理において、前記処理部は、前記第3入力データに基づく第3特徴量と、前記第1導出特徴量と、の第2内積から第2導出特徴量を導出する。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
取得部と、
処理部と、
を備え、
前記取得部は、磁気記録媒体から得られる信号に基づく再生信号を取得可能であり、
前記再生信号は、第1入力データと、第2入力データと、第3入力データと、を含み、
前記処理部は、第1処理及び第2処理を実施可能であり、
前記第1処理において、前記処理部は、前記第1入力データに基づく第1特徴量と、前記第2入力データに基づく第2特徴量と、の第1内積から第1導出特徴量を導出し、
前記第2処理において、前記処理部は、前記第3入力データに基づく第3特徴量と、前記第1導出特徴量と、の第2内積から第2導出特徴量を導出する、情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記処理部は、第3処理をさらに実施可能であり、
前記第1入力データは、デコード対象ビットに関するデータを含み、
前記処理部は、前記第3処理において、前記第2導出特徴量の少なくとも一部に基づいて、前記デコード対象ビットに関するビットデコード結果を出力する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記処理部は、ニューラルネットワーク処理を実施可能であり、
前記処理部は、アテンション層と、分類層と、を含み、
前記アテンション層は、前記第1処理及び前記第2処理を実施可能であり、
前記分類層は、前記第3処理を実施可能である、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記処理部は、前記第1入力データ、前記第2入力データ及び前記第3入力データを埋め込み処理可能であり、
前記処理部は、前記第1処理を前記埋め込み処理の後に実施する、請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記アテンション層は、前記第1入力データ、前記第2入力データ及び前記第3入力データの少なくともいずれかを複数のベクトルに分け、
前記アテンション層は、前記複数のベクトルの少なくとも2つに関する処理を並列に実施可能である、請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
取得部と、
処理部と、
を備え、
前記取得部は、磁気記録媒体から得られる信号に基づく再生信号を取得可能であり、
前記再生信号は、第1入力データを含み、
前記処理部は、第1処理及び第2処理を実施可能であり、
前記第1処理において、前記処理部は、前記第1入力データに基づく第1特徴量と、前記第1入力データに基づく第2特徴量と、の第1内積から第1導出特徴量を導出し、
前記第2処理において、前記処理部は、前記第1入力データに基づく第3特徴量と、前記第1導出特徴量と、の第2内積から第2導出特徴量を導出する、情報処理装置。
【請求項7】
前記処理部は、第3処理をさらに実施可能であり、
前記第1入力データは、デコード対象ビットと、他のビットと、に関するデータを含み、
前記処理部は、前記第3処理において、前記第2導出特徴量の少なくとも一部に基づいて、前記デコード対象ビットに関するビットデコード結果を出力する、請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記処理部は、ニューラルネットワーク処理を実施可能であり、
前記処理部は、アテンション層と、分類層と、を含み、
前記アテンション層は、前記第1処理及び前記第2処理を実施可能であり、
前記分類層は、前記第3処理を実施可能である、請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか1つに記載の情報処理装置と、
前記磁気記録媒体と、
前記磁気記録媒体に記録された情報に対応する前記信号を再生可能な再生部と、
を備えた磁気記録再生装置。
【請求項10】
請求項1~8のいずれか1つに記載の情報処理装置を備えた磁気記録再生システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、情報処理装置、磁気記録再生装置及び磁気記録再生システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、磁気記録媒体に記録された情報が情報処理装置により再生される。例えば、情報処理装置の処理精度を向上することで、磁気記録密度が向上できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2020/0389188号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、処理精度の向上が可能な情報処理装置、磁気記録再生装置及び磁気記録再生システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態によれば、情報処理装置は、取得部及び処理部を含む。前記取得部は、磁気記録媒体から得られる信号に基づく再生信号を取得可能である。前記再生信号は、第1入力データと、第2入力データと、第3入力データと、を含む。前記処理部は、第1処理及び第2処理を実施可能である。前記第1処理において、前記処理部は、前記第1入力データに基づく第1特徴量と、前記第2入力データに基づく第2特徴量と、の第1内積から第1導出特徴量を導出する。前記第2処理において、前記処理部は、前記第3入力データに基づく第3特徴量と、前記第1導出特徴量と、の第2内積から第2導出特徴量を導出する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1実施形態に係る情報処理装置及び情報記録再生装置を例示する模式図である。
図2は、第1実施形態に係る情報処理装置の一部を例示する模式図である。
図3は、第1実施形態に係る情報処理装置の一部を例示する模式図である。
図4は、第2実施形態に係る情報処理装置及び情報記録再生装置を例示する模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る情報処理装置及び情報記録再生装置を例示する模式図である。
図1に示すように、実施形態に係る磁気記録再生装置210は、情報処理装置70、磁気記録媒体80及び再生部80Rを含む。磁気記録媒体80及び再生部80Rは、記録部80Dに含まれて良い、記録部80Dは、例えば、磁気ディスク(HDD:Hard Disk Drive)などに含まれて良い。磁気記録再生装置210は、例えばSSD(Solid State Drive)などをさらに含んでも良い。
【0009】
再生部80Rは、磁気記録媒体80に記録された情報に対応する信号80Sを再生可能である。再生部80Rは、例えば、磁気ヘッド80Hを含む。再生部80Rから、再生された情報に応じた信号80Sが出力される。信号80Sは、電気信号である。磁気ヘッド80Hにより、磁気記録媒体80に情報が記録されても良い。
【0010】
情報処理装置70は、取得部70i及び処理部70pを含む。取得部70iは、磁気記録媒体80から得られる信号80Sに基づく再生信号RSを取得可能である。再生信号RSは、信号80Sが増幅された信号に基づいて良い。再生信号RSは、信号80SがAD(Analog to Digital)変換されて得られるデジタル信号で良い。取得部70iは、例えば、インタフェースで良い。
(【0011】以降は省略されています)

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