TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025042928
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-28
出願番号
2023150136
出願日
2023-09-15
発明の名称
ディスク装置
出願人
株式会社東芝
,
東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G11B
21/21 20060101AFI20250321BHJP(情報記憶)
要約
【課題】スライダの共振の特性が悪化してしまうことを抑制できるディスク装置を提供する。
【解決手段】一つの実施形態に係るディスク装置は、スライダと、サスペンションと、前記スライダを前記サスペンションに取り付ける第1の接着剤と、を備える。前記サスペンションのフレキシャは、前記第1の接着剤が付着した金属板の外面と、前記外面に設けられて前記第1の接着剤を囲む絶縁体と、を有する。前記絶縁体は、キャリッジの回転軸に向かって互いに近づく二つの第1の壁と、前記第1の壁よりも前記回転軸から離間した位置で延びるとともに前記第1の壁から離間した第2の壁と、前記周方向における前記絶縁体の中央に位置し且つ前記第1の壁と前記第2の壁との間に位置するとともに前記周方向において前記第2の壁よりも短い、第3の壁と、を有する。前記第2の壁と前記第3の壁との間の距離は、前記第1の壁と前記第3の壁との間の距離よりも短い。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
磁気ディスクと、
前記磁気ディスクに対して情報を読み書きするよう構成されたスライダと、
回転軸まわりに回転するよう構成されたキャリッジと、
前記キャリッジに取り付けられたサスペンションと、
前記スライダを前記サスペンションに取り付ける第1の接着剤と、
を具備し、
前記サスペンションは、前記キャリッジに取り付けられたベースプレートと、前記ベースプレートに取り付けられたロードビームと、前記ロードビームに取り付けられたフレキシャと、を有し、
前記フレキシャは、金属板と、前記第1の接着剤が付着した前記金属板の外面と、前記外面に設けられて前記第1の接着剤の少なくとも一部を囲む絶縁体と、を有し、
前記絶縁体は、前記回転軸に向かって互いに近づくように延びた二つの第1の壁と、前記二つの第1の壁よりも前記回転軸から離間した位置で前記回転軸まわりの周方向における前記絶縁体の中央を横断して延びるとともに前記二つの第1の壁から離間した第2の壁と、少なくとも部分的に前記周方向における前記絶縁体の中央に位置し且つ前記二つの第1の壁と前記第2の壁との間に位置するとともに前記周方向において前記第2の壁よりも短い、第3の壁と、を有し、
前記第2の壁と前記第3の壁との間の距離は、前記二つの第1の壁のそれぞれと前記第3の壁との間の距離よりも短い、
ディスク装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記絶縁体は、前記二つの第1の壁、前記第2の壁、及び前記第3の壁から離間するとともに互いに離間した複数の第4の壁と、前記二つの第1の壁及び前記複数の第4の壁の間の間隔で接着剤の通過を制限するよう構成されたラビリンスシールと、を有する、
請求項1のディスク装置。
【請求項3】
前記二つの第1の壁のそれぞれは、互いに離間した複数の第5の壁を有し、
前記ラビリンスシールは、前記二つの第1の壁、前記複数の第4の壁、及び前記複数の第5の壁の間の間隔で接着剤の通過を制限するよう構成された、
請求項2のディスク装置。
【請求項4】
前記フレキシャは、前記スライダに接合された複数のパッドを有し、
前記第2の壁は、前記第1の接着剤と前記複数のパッドとの間に位置する、
請求項1のディスク装置。
【請求項5】
前記第3の壁は、前記第1の接着剤と前記複数のパッドとの間に位置する、
請求項4のディスク装置。
【請求項6】
前記第1の接着剤は、前記二つの第1の壁の間に位置する第1の部分と、前記第1の部分から突出するとともに前記二つの第1の壁のうち一方と前記第3の壁との間に位置する第2の部分と、前記第1の部分から突出するとともに前記二つの第1の壁のうち他方と前記第3の壁との間に位置する第3の部分と、を有し、
前記第3の壁は、前記第2の部分と前記第3の部分との間に位置する、
請求項1のディスク装置。
【請求項7】
前記第1の接着剤及び前記絶縁体から離間し、前記第1の接着剤及び前記絶縁体よりも前記回転軸に近く、前記スライダを前記サスペンションに取り付ける、第2の接着剤、
をさらに具備する請求項1のディスク装置。
【請求項8】
前記第1の接着剤の体積は、前記第2の接着剤の体積よりも大きい、
請求項7のディスク装置。
【請求項9】
前記絶縁体は、前記二つの第1の壁の間で前記外面から突出する複数の突起を有する、
請求項1のディスク装置。
【請求項10】
前記複数の突起のそれぞれは、十字型である、
請求項9のディスク装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、ディスク装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
ハードディスクドライブのようなディスク装置は、サスペンションのフレキシャと、当該フレキシャに実装されるスライダと、を有する。スライダは、例えば接着剤により、フレキシャに取り付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第5774305号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
スライダがサスペンションに取り付けられるとき、接着剤は、スライダとフレキシャとの間で押し潰されて広がる。接着剤の広がり方が、スライダの共振の特性に影響してしまうことがある。
【0005】
本発明が解決する課題の一例は、スライダの共振の特性が悪化してしまうことを抑制できるディスク装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一つの実施形態に係るディスク装置は、磁気ディスクと、スライダと、キャリッジと、サスペンションと、第1の接着剤と、を備える。前記スライダは、前記磁気ディスクに対して情報を読み書きするよう構成される。前記キャリッジは、回転軸まわりに回転するよう構成される。前記サスペンションは、前記キャリッジに取り付けられる。前記第1の接着剤は、前記スライダを前記サスペンションに取り付ける。前記サスペンションは、前記キャリッジに取り付けられたベースプレートと、前記ベースプレートに取り付けられたロードビームと、前記ロードビームに取り付けられたフレキシャと、を有する。前記フレキシャは、金属板と、前記第1の接着剤が付着した前記金属板の外面と、前記外面に設けられて前記第1の接着剤の少なくとも一部を囲む絶縁体と、を有する。前記絶縁体は、前記回転軸に向かって互いに近づくように延びた二つの第1の壁と、前記二つの第1の壁よりも前記回転軸から離間した位置で前記回転軸まわりの周方向における前記絶縁体の中央を横断して延びるとともに前記二つの第1の壁から離間した第2の壁と、少なくとも部分的に前記周方向における前記絶縁体の中央に位置し且つ前記二つの第1の壁と前記第2の壁との間に位置するとともに前記周方向において前記第2の壁よりも短い、第3の壁と、を有する。前記第2の壁と前記第3の壁との間の距離は、前記二つの第1の壁のそれぞれと前記第3の壁との間の距離よりも短い。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、一つの実施形態に係るHDDを分解して示す例示的な斜視図である。
図2は、上記実施形態の磁気ディスク及びHSAを示す例示的な平面図である。
図3は、上記実施形態のHGAの一部を示す例示的な平面図である。
図4は、上記実施形態の磁気ディスク及びHGAを部分的に示す例示的な断面図である。
図5は、上記実施形態のHGAの一部を示す例示的な断面図である。
図6は、上記実施形態のフレキシャの一部を示す例示的な平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、一つの実施形態について、図1乃至図6を参照して説明する。なお、本明細書において、実施形態に係る構成要素及び当該要素の説明が、複数の表現で記載されることがある。構成要素及びその説明は、一例であり、本明細書の表現によって限定されない。構成要素は、本明細書におけるものとは異なる名称でも特定され得る。また、構成要素は、本明細書の表現とは異なる表現によっても説明され得る。
【0009】
以下の説明において、「抑制する」は、例えば、事象、作用、若しくは影響の発生を防ぐこと、又は事象、作用、若しくは影響の度合いを低減させること、として定義される。また、以下の説明において、「制限する」は、例えば、移動若しくは回転を防ぐこと、又は移動若しくは回転を所定の範囲内で許容するとともに当該所定の範囲を超えた移動若しくは回転を防ぐこと、として定義される。
【0010】
図1は、本実施形態に係るハードディスクドライブ(HDD)10を分解して示す例示的な斜視図である。HDD10は、ディスク装置の一例であり、電子機器、記憶装置、外部記憶装置、又は磁気ディスク装置とも称され得る。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社東芝
発券機
1か月前
株式会社東芝
センサ
23日前
株式会社東芝
回転電機
15日前
株式会社東芝
回転電機
15日前
株式会社東芝
計算装置
1か月前
株式会社東芝
計算装置
1か月前
株式会社東芝
電解装置
16日前
株式会社東芝
回転電機
15日前
株式会社東芝
回転電機
21日前
株式会社東芝
測距装置
20日前
株式会社東芝
試験装置
1か月前
株式会社東芝
発振回路
13日前
株式会社東芝
受光装置
15日前
株式会社東芝
半導体装置
20日前
株式会社東芝
半導体装置
22日前
株式会社東芝
半導体装置
14日前
株式会社東芝
半導体装置
14日前
株式会社東芝
半導体装置
16日前
株式会社東芝
半導体装置
14日前
株式会社東芝
半導体装置
14日前
株式会社東芝
半導体装置
14日前
株式会社東芝
半導体装置
14日前
株式会社東芝
半導体装置
15日前
株式会社東芝
半導体装置
21日前
株式会社東芝
半導体装置
21日前
株式会社東芝
半導体装置
21日前
株式会社東芝
半導体装置
13日前
株式会社東芝
半導体装置
21日前
株式会社東芝
半導体装置
21日前
株式会社東芝
半導体装置
20日前
株式会社東芝
半導体装置
20日前
株式会社東芝
半導体装置
20日前
株式会社東芝
半導体装置
20日前
株式会社東芝
半導体装置
20日前
株式会社東芝
半導体装置
16日前
株式会社東芝
半導体装置
16日前
続きを見る
他の特許を見る