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公開番号2025006670
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023107607
出願日2023-06-29
発明の名称レコード盤のセンターラベル用プロテクタ及びレコード盤のセンターラベル保護方法
出願人有限会社芳美商事
代理人個人
主分類G11B 3/58 20060101AFI20250109BHJP(情報記憶)
要約【課題】 レコード針によるレコード盤のセンターラベルの損傷防止を図り、センターラベルの初期状態を保持可能または現状維持を可能とすること。
【解決手段】
樹脂又はゴムからなり、センターラベルの上面部を被覆するようにレコード盤に着脱自在に装着され、厚さが、0.5mm~1.5mmであり、上面部の面積が、上記センターラベルの上面部の面積より大きい、レコード盤のセンターラベル用プロテクタ。
【選択図】 図1


特許請求の範囲【請求項1】
樹脂又はゴムからなり、
センターラベルの上面部を被覆するようにレコード盤に着脱自在に装着され、
厚さが、0.5mm~1.5mmであり、
上面部の面積が、上記センターラベルの上面部の面積以上である、
レコード盤のセンターラベル用プロテクタ。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
平面視が円形状であり、中心部に孔部を有する、請求項1に記載のレコード盤のセンターラベル用プロテクタ。
【請求項3】
樹脂又はゴムからなり、厚さが0.5mm~1.5mmであり、上面部の面積がセンターラベルの上面部の面積以上であり、平面視が円形状のレコード盤のセンターラベル用プロテクタを、上記センターラベルの上面部を被覆するようにレコード盤に装着することにより、
上記レコード盤をレコードプレーヤで再生する際、上記レコード盤のセンターラベル用プロテクタが、上記レコードプレーヤに設けられるレコード針と上記センターラベルとの接触を防止する、レコード盤のセンターラベル保護方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レコードの中心部に設けられたセンターラベルを保護するためのレコード盤のセンターラベル用プロテクタ及びレコード盤のセンターラベル保護方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、アナログレコード盤の評価が高まってきている。
レコード盤の主たる素材は、ポリ塩化ビニルである。ポリ塩化ビニルは、マイナスに帯電し易いため、塵や埃が付着し易い。そのため、レコード盤をきれいに保存するためには、レコード盤を定期的に洗浄することが望ましい。
【0003】
ところで、レコード盤の中心部には、回転数、曲目、音楽家及びレコード会社名等の情報が記載された円形状のシールが貼付されている。このシールは、センターラベル(別称、ラベルまたはレーベル)とも呼ばれ、レコード盤を収容するジャケットのようにユニークなデザインが施されることが多い。
センターラベルは、紙製のものが多い。そのため、センターラベルは、レコード再生時の外部環境やレコード盤の洗浄時において、インクがにじむ、よれる、破損する虞がある。
【0004】
特許文献1には、レコードの中央部分に形成されたレーベル部分を覆うレコード洗浄具であって、レコード洗浄具はレーベル部分をレコードの両側から覆う一組のカバー部材と、カバー部材とレコードとの間をシールするシール材と、雄ねじ部材と、雄ねじ部材に螺合する雌ねじ部材とを備え、カバー部材は外周に沿ってシール材を装着しており、且つ中央にレコードの中央孔と一致する貫通孔を備え、レコードの中央孔とカバー部材の貫通孔とを一致させた位置でレコードの中央孔とカバー部材とに雄ねじ部材を挿通して雌ねじ部材を螺合することにより一組のカバー部材でレコードを狭着することを特徴とするレコード洗浄具が開示されている。
【0005】
非特許文献1には、レコード盤を水洗いする際に、レコード盤中心の紙製のラベル部分を水から保護するためのアクリル製のプロテクターが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2004-30711号公報
【非特許文献】
【0007】
http://www.nagaoka.co.jp/item/clp02.htm
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上述の通り、レコード盤のセンターラベルには、ユニークなデザインが施されることが多い。そして、所謂、アンティークとして価値の高いレコード盤は、レコード盤本体そのものの状態が良好であることのみならず、センターラベルの状態が良好であることも重要である。
【0009】
ところで、レコードの再生にあたっては、先端部にレコード針を有するトーンアームを備えたレコードプレーヤを用いることが多い。
手動・自動にかかわらず、レコードプレーヤのターンテーブル上で回転するレレコード盤にレコード針を下すことで、レコードの再生が行われる。ここで、一般的に、レコード針は、レコード盤の回転に従い、レコード盤の外側から内側に移動する。そして、レコード針がレコード盤の最内周(溝)に移動した際、レコードプレーヤ、レコード針、またはレコード盤の状態によっては、レコード針がセンターラベルにまで侵入し、センターラベルを損傷してしまう虞がある。
【0010】
特許文献1及び非特許文献1に開示されたものは、水洗いによりレコード盤の溝に付着した塵や汚れを取るためのものである。従って、水洗い時の水濡れ防止以外のセンターラベルの保護を意図したものではない。また、これらの文献には、レコード再生時のセンターラベルの損傷防止という発想・思想は開示されておらず、また、示唆もされていない。
(【0011】以降は省略されています)

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