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公開番号
2025001926
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023101715
出願日
2023-06-21
発明の名称
メモリシステム
出願人
キオクシア株式会社
代理人
弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類
G11C
11/16 20060101AFI20241226BHJP(情報記憶)
要約
【課題】 メモリユニットを的確に制御することが可能なコントローラを含むメモリシステムを提供する。
【解決手段】 実施形態に係るメモリシステムは、複数のメモリセルを含み且つ複数のメモリセルブロックに分割されたメモリセルアレイ120a(120b)と、複数のメモリセルを駆動する駆動回路とを含むメモリユニット100と、メモリユニットを制御するコントローラ200とを備える。複数のメモリセルのそれぞれは、抵抗変化記憶素子と、抵抗変化記憶素子に対して直列に接続されたスイッチング素子とを含む。コントローラは、複数のメモリセルブロックのそれぞれに対する所定アクセスの回数が駆動回路から複数のメモリセルブロックのそれぞれまでの距離にしたがって増加又は減少するように、メモリユニットを制御するように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のメモリセルを含み且つ複数のメモリセルブロックに分割されたメモリセルアレイと、前記複数のメモリセルを駆動する駆動回路とを含むメモリユニットと、
前記メモリユニットを制御するコントローラと、
を備えるメモリシステムであって、
前記複数のメモリセルのそれぞれは、抵抗変化記憶素子と、前記抵抗変化記憶素子に対して直列に接続されたスイッチング素子とを含み、
前記コントローラは、前記複数のメモリセルブロックのそれぞれに対する所定アクセスの回数が前記駆動回路から前記複数のメモリセルブロックのそれぞれまでの距離にしたがって増加又は減少するように、前記メモリユニットを制御するように構成されている
ことを特徴とするメモリシステム。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記コントローラは、
前記複数のメモリセルブロックのそれぞれについて、前記複数のメモリセルブロックのそれぞれに対して行われた前記所定アクセスの回数に基づく第1の値を記憶し、
前記複数のメモリセルブロックのそれぞれについて、前記複数のメモリセルブロックのそれぞれに対する前記所定アクセスの許容された回数に基づく第2の値を記憶し、
前記複数のメモリセルブロックのそれぞれについて記憶された前記第1の値及び前記第2の値に基づいて、前記複数のメモリセルブロックの中から書き込みを行うべきメモリセルブロックを判定するように構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のメモリシステム。
【請求項3】
前記複数のメモリセルブロックのそれぞれに対する前記所定アクセスの許容された回数は、前記駆動回路からの距離にしたがって増加又は減少する
ことを特徴とする請求項2に記載のメモリシステム。
【請求項4】
前記メモリセルアレイに含まれる前記複数のメモリセルは、第1の方向及び前記第1の方向と交差する第2の方向に配列され、
前記駆動回路は、前記メモリセルアレイの前記第1の方向の端部に沿って設けられた第1の駆動回路と、前記メモリセルアレイの前記第2の方向の端部に沿って設けられた第2の駆動回路とを含む
ことを特徴とする請求項1に記載のメモリシステム。
【請求項5】
前記駆動回路からの距離は、前記第1の駆動回路からの第1の距離と前記第2の駆動回路からの第2の距離との合計に対応する
ことを特徴とする請求項4に記載のメモリシステム。
【請求項6】
前記駆動回路からの距離は、前記第1の駆動回路からの第1の距離及び前記第2の駆動回路からの第2の距離のうち短い方の距離に対応する
ことを特徴とする請求項4に記載のメモリシステム。
【請求項7】
前記メモリシステムは、前記メモリセルアレイの周囲の温度を検出する温度検出器をさらに含む
ことを特徴とする請求項1に記載のメモリシステム。
【請求項8】
前記コントローラは、前記メモリセルアレイの周囲の温度に応じて、前記所定アクセスの回数が前記駆動回路からの距離にしたがって増加又は減少する度合いを変更するように構成されている
ことを特徴とする請求項7に記載のメモリシステム。
【請求項9】
それぞれが複数のメモリセルを含む1以上のメモリセルアレイを含むメモリユニットであって、前記1以上のメモリセルアレイのそれぞれが複数のメモリセルブロックに分割されたメモリユニットと、
前記メモリユニットを制御するコントローラと、
を備えるメモリシステムであって、
前記複数のメモリセルのそれぞれは、抵抗変化記憶素子と、前記抵抗変化記憶素子に対して直列に接続されたスイッチング素子とを含み、
前記コントローラは、
前記1以上のメモリセルアレイのそれぞれの前記複数のメモリセルブロックのそれぞれについて、前記複数のメモリセルブロックのそれぞれに対して行われた所定アクセスの回数に基づく第1の値を記憶し、
前記1以上のメモリセルアレイのそれぞれの前記複数のメモリセルブロックのそれぞれについて、前記複数のメモリセルブロックのそれぞれに対する前記所定アクセスの許容された回数に基づく第2の値を記憶し、
前記1以上のメモリセルアレイのそれぞれの前記複数のメモリセルブロックのそれぞれについて記憶された前記第1の値及び前記第2の値に基づいて、前記1以上のメモリセルアレイの中の1つに含まれる前記複数のメモリセルブロックの中から書き込みを行うべきメモリセルブロックを判定するように構成されている
ことを特徴とするメモリシステム。
【請求項10】
前記コントローラは、前記所定アクセスの回数が前記所定アクセスの許容された回数よりも少ないメモリセルブロックを、前記書き込みを行うべきメモリセルブロックとして判定する
ことを特徴とする請求項9に記載のメモリシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、メモリシステムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
メモリセルアレイを含むメモリユニットと、メモリユニットを制御するコントローラとを含むメモリシステムが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-006539号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
メモリユニットを的確に制御することが可能なコントローラを含むメモリシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係るメモリシステムは、複数のメモリセルを含み且つ複数のメモリセルブロックに分割されたメモリセルアレイと、前記複数のメモリセルを駆動する駆動回路とを含むメモリユニットと、前記メモリユニットを制御するコントローラと、を備えるメモリシステムであって、前記複数のメモリセルのそれぞれは、抵抗変化記憶素子と、前記抵抗変化記憶素子に対して直列に接続されたスイッチング素子とを含み、前記コントローラは、前記複数のメモリセルブロックのそれぞれに対する所定アクセスの回数が前記駆動回路から前記複数のメモリセルブロックのそれぞれまでの距離にしたがって増加又は減少するように、前記メモリユニットを制御するように構成されている。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1の実施形態に係るメモリシステムの基本的な構成を示したブロック図である。
第1の実施形態に係り、メモリセルアレイが設けられている領域の全体的な構成を模式的に示した図である。
第1の実施形態に係り、メモリセルアレイが設けられている領域の部分的な構成を模式的に示した斜視図である。
第1の実施形態に係り、磁気抵抗効果素子の構成を模式的に示した断面図である。
第1の実施形態に係り、セレクタの構成を模式的に示した断面図である。
第1の実施形態に係り、セレクタの電流-電圧特性を模式的に示した図である。
第1の実施形態に係り、サブメモリユニットの構成を模式的に示した図である。
第1の実施形態に係り、コントローラの機能的な構成を示した機能ブロック図である。
第1の実施形態に係るメモリシステムの動作を示したフローチャートである。
第1の実施形態の第1の変形例に係り、サブメモリユニットの構成を模式的に示した図である。
第1の実施形態の第2の変形例に係り、サブメモリユニットの構成を模式的に示した図である。
第2の実施形態に係るメモリシステムの基本的な構成を示したブロック図である。
第2の実施形態に係り、コントローラの機能的な構成を示した機能ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
【0008】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るメモリシステムの基本的な構成を示したブロック図である。
【0009】
図1に示したメモリシステムは、メモリユニット100及びコントローラ200を含んでおり、コントローラ200にはホスト(ホスト装置)300が接続できるようになっている。メモリユニット100とコントローラ200とは、同一のパッケージ内に設けられていてもよいし、別々のパッケージ内に設けられていてもよい。
【0010】
メモリユニット100は、1以上のサブメモリユニットを含んでいる。図1に示した例では、メモリユニット100は、サブメモリユニット110a及びサブメモリユニット110bを含んでいる。サブメモリユニット110a及び110bの基本的な構成は同じであり、サブメモリユニット110a及び110bはそれぞれ、メモリセルアレイ120a及び120bと、制御回路130a及び130bとを含んでいる。サブメモリユニット110aとサブメモリユニット110bとは、同一のパッケージ内に設けられていてもよいし、別々のパッケージ内に設けられていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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